■ドイツで、私のチェロアンサンブル作品が初演されました■
08.8.16 中村洋子
★ベッチャー先生から、お便りがありました。
この夏、ヴァデュース(リヒテンシュタイン)、オヴィエド(スペイン)、
バーデンバーデン(ドイツ)で、チェロのマスタークラスを
教えられていたベッチャー先生が、ベルリンに戻られたそうです。
★バーデンバーデンでは、アルメニアの作曲家、
ティグラン・マンスリアンTigran Mansurian(1939年生)の
第2チェロ協奏曲を演奏され、大成功だったと、
現地の新聞記事を、ファクスしてくださいました。
★先生は、演奏される曲目を、いつも教えてくださるのですが、
日本で演奏会に載せられる曲とは、随分と異なったレパートリーです。
新しい作品だけではなく、古い作品、例えば、
ジォルジュ・オンスローGeorges Onslow(1784~1853)の
弦楽五重奏を、よく取り上げられています。
★ヨーロッパでのコンサートのレパートリーと、
日本のそれとを比較いたしますと、失礼な喩えなのですが、
来日したオーケストラが、東京では意欲的なプログラムを組み、
地方では、有名でポピュラーな曲だけに絞るのと、
似ている気がします。
★スペインでは、先生へのインタビュー記事が、
新聞に大きく掲載されていました。
記事の中で、先生は、交流している現代作曲家として、
私の名前を挙げてくださいました。
★ご報告が遅れましたが、5月25日にドイツのハイデという都市での
≪Brahms-Wochen 2008“Ich denke nur Musik≫
(私は音楽だけ考える 2008年ブラームス週間)で、
Zwolf Berliner Cellisten(ベルリンの12人のチェリスト)によって、
私の「A Transient Night In Summer
(Schnell verflogene Sommernacht)~for Violncello ensemble」が、
初演されました。
★昨年、先生のご依頼で書きました4声部の、
チェロアンサンブルの曲です。
今回は、各声部を3人が担当して、12人で演奏しました。
★前日の5月24日は、別のブランデンブルグ州のダムスドルフで、
公開リハーサルがあり、超満員のお客様に大好評だったそうです。
★また、6月22日には、ベルリン近くの『テーゲル城』で、
私の「無伴奏チェロ組曲第1番」を、
また、先生が演奏してくださいました。
『The concert in Schloss Tegel was again a success
for your music, I got many very positive reactions.』
というお便りもいただきました。
★16日に来日し、草津音楽祭に参加されるベッチャー先生は、
ボーグナーの伴奏によるベートーヴェン・チェロソナタや、
ボッケリーニのチェロ協奏曲を演奏されます。
楽しみです。
▼▲▽△無断での転載、引用は固くお断りいたします▽△▼▲
08.8.16 中村洋子
★ベッチャー先生から、お便りがありました。
この夏、ヴァデュース(リヒテンシュタイン)、オヴィエド(スペイン)、
バーデンバーデン(ドイツ)で、チェロのマスタークラスを
教えられていたベッチャー先生が、ベルリンに戻られたそうです。
★バーデンバーデンでは、アルメニアの作曲家、
ティグラン・マンスリアンTigran Mansurian(1939年生)の
第2チェロ協奏曲を演奏され、大成功だったと、
現地の新聞記事を、ファクスしてくださいました。
★先生は、演奏される曲目を、いつも教えてくださるのですが、
日本で演奏会に載せられる曲とは、随分と異なったレパートリーです。
新しい作品だけではなく、古い作品、例えば、
ジォルジュ・オンスローGeorges Onslow(1784~1853)の
弦楽五重奏を、よく取り上げられています。
★ヨーロッパでのコンサートのレパートリーと、
日本のそれとを比較いたしますと、失礼な喩えなのですが、
来日したオーケストラが、東京では意欲的なプログラムを組み、
地方では、有名でポピュラーな曲だけに絞るのと、
似ている気がします。
★スペインでは、先生へのインタビュー記事が、
新聞に大きく掲載されていました。
記事の中で、先生は、交流している現代作曲家として、
私の名前を挙げてくださいました。
★ご報告が遅れましたが、5月25日にドイツのハイデという都市での
≪Brahms-Wochen 2008“Ich denke nur Musik≫
(私は音楽だけ考える 2008年ブラームス週間)で、
Zwolf Berliner Cellisten(ベルリンの12人のチェリスト)によって、
私の「A Transient Night In Summer
(Schnell verflogene Sommernacht)~for Violncello ensemble」が、
初演されました。
★昨年、先生のご依頼で書きました4声部の、
チェロアンサンブルの曲です。
今回は、各声部を3人が担当して、12人で演奏しました。
★前日の5月24日は、別のブランデンブルグ州のダムスドルフで、
公開リハーサルがあり、超満員のお客様に大好評だったそうです。
★また、6月22日には、ベルリン近くの『テーゲル城』で、
私の「無伴奏チェロ組曲第1番」を、
また、先生が演奏してくださいました。
『The concert in Schloss Tegel was again a success
for your music, I got many very positive reactions.』
というお便りもいただきました。
★16日に来日し、草津音楽祭に参加されるベッチャー先生は、
ボーグナーの伴奏によるベートーヴェン・チェロソナタや、
ボッケリーニのチェロ協奏曲を演奏されます。
楽しみです。
▼▲▽△無断での転載、引用は固くお断りいたします▽△▼▲