2007/8/13(月)
★一昨年にいたしました≪ドビュッシーのアナリーゼ≫
~美しいメロディーを背後で支えているものは~の再講座を、
9月27日にすることになりました。
◆時間:午前10時20分から午後12時30分まで、
◆場所:日本ベーゼンドルファー・東京ショールームです。
◆参加費用:3000円です。
講座に参加できなかった方から、再講座のご要望がたくさん寄せられていました。
★6月にブラームスの再講座もいたしましたが、いつも満員の本講座とちがい、
少人数でしたので、参加された方との楽しい会話もあり、なごやかな良い会でした。
★ドビュッシーは、「印象派」というイメージが強く、
感性やひらめきで作曲したかのように、思われがちです。
しかし、実際は、対極的です。
バッハをはじめとする古典音楽の形式を土台にして、
一音一音を、緻密に構築、彫琢して作曲しています。
★個性的なドビュッシーの旋律を、読み解く鍵は、音階にあります。
長調、短調のほかに、ヨーロッパ古典音楽でほとんど使われていなかった
五音音階(私たちアジアの国々の音階です)や、
全音音階、教会旋法を散りばめて作曲しています。
それらが果たしている役割を掘り下げ、
また、それらの音階によって作られる和音についても、
分かりやすくお話いたします。
資料もご用意いたします。
★美しく単純に聴こえるドビュッシーのメロディーの後ろに、
なにが隠されているか、ご一緒に探りましょう。
★講座で取上げる楽曲
●アラベスク第一番
●ベルガマスク組曲より「メヌエット」「月の光」
●前奏曲集第一巻より「亜麻色の髪の乙女」「沈める寺」
●ピアノのために より「プレリュード」
●子供の領分 より「雪は踊っている」
★10月14日(日)に、第11回アナリーゼ講座「ドビュッシー その2」を開催します。
テーマは、「ドビュッシーと異国との関係」です。
曲目や詳細は、後日お知らせいたします。
▼▲▽△▼▲▽△無断での転載、引用は固くお断りいたします▽△▼▲▽△▼▲
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■■ “ブラームスのアナリーゼ”再講座のお知らせ ■■ 傑作(0)
2007/6/19(火) 午前 10:58アナリーゼ(楽曲分析)講座その他教育 Yahoo!ブックマークに登録 ★日本ベーゼンドルファー東京ショールームで、6月22日(金)午前10時30分から2時間、
ブラームスのアナリーゼを再講座をいたします。
これは、ことし1月の「ブラームス・アナリーゼ講座」が満席となり、
再講座のご希望が多かったためです。
お聴き逃しの方は、是非、お出かけください。
★ブラームス(1833~1897)は、ロマン派の作曲家のなかで、
保守的な作風とよく言われます。
しかし、果たしてそうでしょうか?
彼は、古典を極めたがゆえに、ロマン派を突き抜け、
最も革新的な世界に到達しました。
そして、それを引き継いだシェーンベルクが
20世紀音楽の扉を開くことになるのです。
シェーンベルクに最も影響を与えた作曲家は、
≪ブラームス≫といえるかもしれません。
★「ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ」Op24は、
バッハ「ゴールドベルク変奏曲」にも匹敵する曲です。
ここで「変奏」の極致を体得したブラームスは、
中期の「2つのラプソディー」Op79で、彼独自のソナタ形式も創造し、
後期のOp116~119の小品集で、変奏と対位法の技法を集大成し、
これ以上ない精緻な作品に昇華させます。
★ブラームスのピアノ作品は、ほんの数小節を聴いただけで「ああ、ブラームス」と分かります。
その≪ブラームス・トーン≫の正体とは何でしょうか?
アナリーゼ講座では、そのトーンについても、分かりやすく分析いたします。
★ちなみに、ブラームスの作曲の師は≪シューマン≫です。
ブラームスの作品を詳細に検討していきますと、
シューマンの大きな影が、彼の一生を覆っています。
(文学的に語られることの多い私生活は、関係ありません)
≪ブラームス・トーン≫の形成過程を見るとき、
シューマンなくしては語れません。
その関わりについても、お話したい、と思います。
★これにより、今まで気付かなかったブラームスの新たな世界が浮かび上がります。
ブラームスを自分で弾いたり聴くことが、より楽しくなります。
★《 講座で取り上げる主な曲 》
● 「ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ」Op24(1861年)より一部
● 「2つのラプソディー」Op79(1879年)の第2番
● 「7つの幻想曲」Op116(1892年)より第5番インテルメッツォ
● 「3つのインテルメッツォ」Op117(1892年)の第2番、第3番
● 「4つの小曲」Op119(1892年)の第4番ラプソディー
※ 資料もご用意いたします。
▼▲▽△▼▲▽△無断での転載、引用は固くお断りいたします▽△▼▲▽△▼▲
★一昨年にいたしました≪ドビュッシーのアナリーゼ≫
~美しいメロディーを背後で支えているものは~の再講座を、
9月27日にすることになりました。
◆時間:午前10時20分から午後12時30分まで、
◆場所:日本ベーゼンドルファー・東京ショールームです。
◆参加費用:3000円です。
講座に参加できなかった方から、再講座のご要望がたくさん寄せられていました。
★6月にブラームスの再講座もいたしましたが、いつも満員の本講座とちがい、
少人数でしたので、参加された方との楽しい会話もあり、なごやかな良い会でした。
★ドビュッシーは、「印象派」というイメージが強く、
感性やひらめきで作曲したかのように、思われがちです。
しかし、実際は、対極的です。
バッハをはじめとする古典音楽の形式を土台にして、
一音一音を、緻密に構築、彫琢して作曲しています。
★個性的なドビュッシーの旋律を、読み解く鍵は、音階にあります。
長調、短調のほかに、ヨーロッパ古典音楽でほとんど使われていなかった
五音音階(私たちアジアの国々の音階です)や、
全音音階、教会旋法を散りばめて作曲しています。
それらが果たしている役割を掘り下げ、
また、それらの音階によって作られる和音についても、
分かりやすくお話いたします。
資料もご用意いたします。
★美しく単純に聴こえるドビュッシーのメロディーの後ろに、
なにが隠されているか、ご一緒に探りましょう。
★講座で取上げる楽曲
●アラベスク第一番
●ベルガマスク組曲より「メヌエット」「月の光」
●前奏曲集第一巻より「亜麻色の髪の乙女」「沈める寺」
●ピアノのために より「プレリュード」
●子供の領分 より「雪は踊っている」
★10月14日(日)に、第11回アナリーゼ講座「ドビュッシー その2」を開催します。
テーマは、「ドビュッシーと異国との関係」です。
曲目や詳細は、後日お知らせいたします。
▼▲▽△▼▲▽△無断での転載、引用は固くお断りいたします▽△▼▲▽△▼▲
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2007/6/19(火) 午前 10:58アナリーゼ(楽曲分析)講座その他教育 Yahoo!ブックマークに登録 ★日本ベーゼンドルファー東京ショールームで、6月22日(金)午前10時30分から2時間、
ブラームスのアナリーゼを再講座をいたします。
これは、ことし1月の「ブラームス・アナリーゼ講座」が満席となり、
再講座のご希望が多かったためです。
お聴き逃しの方は、是非、お出かけください。
★ブラームス(1833~1897)は、ロマン派の作曲家のなかで、
保守的な作風とよく言われます。
しかし、果たしてそうでしょうか?
彼は、古典を極めたがゆえに、ロマン派を突き抜け、
最も革新的な世界に到達しました。
そして、それを引き継いだシェーンベルクが
20世紀音楽の扉を開くことになるのです。
シェーンベルクに最も影響を与えた作曲家は、
≪ブラームス≫といえるかもしれません。
★「ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ」Op24は、
バッハ「ゴールドベルク変奏曲」にも匹敵する曲です。
ここで「変奏」の極致を体得したブラームスは、
中期の「2つのラプソディー」Op79で、彼独自のソナタ形式も創造し、
後期のOp116~119の小品集で、変奏と対位法の技法を集大成し、
これ以上ない精緻な作品に昇華させます。
★ブラームスのピアノ作品は、ほんの数小節を聴いただけで「ああ、ブラームス」と分かります。
その≪ブラームス・トーン≫の正体とは何でしょうか?
アナリーゼ講座では、そのトーンについても、分かりやすく分析いたします。
★ちなみに、ブラームスの作曲の師は≪シューマン≫です。
ブラームスの作品を詳細に検討していきますと、
シューマンの大きな影が、彼の一生を覆っています。
(文学的に語られることの多い私生活は、関係ありません)
≪ブラームス・トーン≫の形成過程を見るとき、
シューマンなくしては語れません。
その関わりについても、お話したい、と思います。
★これにより、今まで気付かなかったブラームスの新たな世界が浮かび上がります。
ブラームスを自分で弾いたり聴くことが、より楽しくなります。
★《 講座で取り上げる主な曲 》
● 「ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ」Op24(1861年)より一部
● 「2つのラプソディー」Op79(1879年)の第2番
● 「7つの幻想曲」Op116(1892年)より第5番インテルメッツォ
● 「3つのインテルメッツォ」Op117(1892年)の第2番、第3番
● 「4つの小曲」Op119(1892年)の第4番ラプソディー
※ 資料もご用意いたします。
▼▲▽△▼▲▽△無断での転載、引用は固くお断りいたします▽△▼▲▽△▼▲