僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

ソウル・ハロウィーン大惨事に絶句

2022年11月01日 | ニュース・時事

群衆雪崩!

ソウルの繁華街・梨泰院(イテウォン)で、ハロウィーンを控えて各地から集まった大勢の若い人たちが、路地でギュウギュウ詰めになり、折り重なって呼吸困難になったり内臓破裂を起こしたりして多数の死者を出すという凄惨な事故が起きた。中には立ったまま前後左右から圧迫されて「圧死」した人もかなりいたという。初めてそのニュースを速報で知った時、絶句した。

テレビでは、狭い路地で密集して苦しみもがいている人たちの映像が何度も映し出されたけれど、まことに驚くべき映像だった。

今日の夕刊記事では、亡くなられた方々は、日本人女性の方2名を含めて155人とのことです。
155人!
船が沈没したり、飛行機が墜落したりという事故でなく、人が集まったというだけでこれほど多数の犠牲者が出る事故があるんだから、本当に怖い。

これだけの密集度ともなると、満員電車などに使われる「すし詰め状態」のような言葉では言い表せない。ニュースでは「群衆雪崩(なだれ)」という表現が使われていた。そんな言葉を聞いたのは生まれて初めてです。

モミィの話では、毎日の通学で乗っている電車がいつも「超満員」で、時々何かの拍子に大勢の人に挟まれ、両足が浮いて宙ぶらりんになることもある、と言っていたが、今回のソウルでは、その密集度が極限にまで高まったのだろうと想像される。それでも、まさか155人もの人たちが亡くなるとは。やはり信じられない思いです。

ところで、
ソウルには、韓国語を勉強していた40歳前後の頃に一度だけ「ハングルの武者修行」と意気込んで、同じく韓国語を学んでいた友人と2人で訪れたことがある。その時に、ソウルの街をいろいろ歩いたけれど、一番賑やかな観光地は明洞(ミョンドン)というところだとガイドブックにあったので、そのあたりを歩き回ったことはよく覚えている。

ある時、その明洞(ミョンドン)を歩いていたら、いきなり店員が店から出てきて僕の腕を引っ張って強引に店の中に入れようとするのでビックリした。
また、靴磨きのおじさんが、歩いている僕の足をつかんで「靴、磨くよ」と言ったが、僕はコケそうになりながら「アニョ(いりません)」と言って足を振りほどいて逃げた。さらに
男が近寄ってきて耳元で「いい子、いるよ」とカタコトの日本語をつぶやき、どこかへ誘い込もうとするので、また「アニョ」と言って断ることも何度かあった。大阪で言えば難波か心斎橋のような感じの繁華街だったけれど、やはり日本とはだいぶ違うな、と思いながら散策したことを覚えています。

明洞(ミョンドン)だけでなく、いろいろと繁華街は歩いたけれど、今回の事故があった梨泰院(イテウォン)には、行ったのか行っていないのかよく覚えていません。観光より韓国語のほうに関心が向いていたので、その辺の記憶が曖昧だけど、たぶん明洞(ミョンドン)とよく似た街だろうなと見当はつきます。僕らは夜は出歩かなかったけれど、昼はソウルの街の繁華街は人が多く、とてもザワザワと賑やかだった。

日本でも、東京や大阪でのハロウィーンの光景が映し出されていましたが、警備体制が優秀なせいか、大きな事故はなかったようです。それでも、やっぱり大勢の若い人たちが集まって混雑していたのには、少し驚きました。

昔はハロウィーンというのは、日本ではほとんど知られていなかったように思いますが、今は大変な人出の「大行事」です。そして今回、お隣の韓国であんな大惨事が起きてしまいました。

ありきたりな言葉ですが、再発は絶対に防止しなければ。


 
  ものすごい人の数ですね。

 

 
 

 

 

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