僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

ニッポン脱出ミステリー

2020年01月07日 | ニュース・時事

年末のお笑い番組で桂文珍の落語を見ました。
その中でこんな小噺がありました。

……………………………………………………

大晦日には除夜の鐘が鳴るんでございますね~
ゴーン ゴーン ゴーン
あれは108つ、鳴るんでございますね。
しかし今回は、
ゴーン ゴーン ゴーン と鳴り続けたあと、
107つまで鳴って、
そのあとピタリと鳴り止みました。
あれ、どないしたんや?
除夜の鐘は108つやろ?
なんで最後のひとつが鳴れへんねん。
なんで107つしか鳴れへんねん!

すると一人のおっちゃんが、
こう言ったそうです。

ゴーンがひとつ鳴らんかったんは、
外国へ逃げよったからや!

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すみません。
おあとがよろしいようで~

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それにしても、
カルロス・ゴーン被告の逃亡劇はまるで映画のストーリーのようですね。東京の住居から帽子にマスクの姿で1人で出て、六本木のホテルに立ち寄り、そこで米国籍の男2人と合流。この2人に付き添われて新幹線で大阪へ(車内では誰も気がつかなかった?)。そして関西空港へ。男2人が宿泊していた空港近くのホテルへ入り、そこでゴーン被告は

ホテルの部屋で箱の中に入り、箱のまま台車で運ばれて関空内に用意されていたプライベート機に乗り、まんまと日本を離れたという。

なぜ大阪の関空だったのかと言うと、事前に、驚くべき大勢の人間が、ひそかに長期間、日本中のあらゆる空港を調べた結果、関空のプライベート機乗り場が最もセキュリティが甘い、という結論に達した、と言われている。関空もなぁ。しっかりしいや!

関空を飛び立ったあとはトルコ経由でレバノンへ行った。ゴーン被告はフランス、レバノン、ブラジルの3つの国籍を持っているそうだ。しかしねぇ、関空側も少しぐらい箱の中を調べたらよかったのに。まぁ、言わばそんなセキュリティの甘さを事前に知られたから、そこに付け込まれたわけだけどね。

ある説明によると、プライベート機に乗るのは身内同士なのでテロリストなど怪しい者が乗る心配はない、ということで、つい荷物チェックが甘くなりがちなのだそうだ。でも一人の専門家はこんなことを言っていた。

「空中からサリンでも撒こうとする奴らがいるかも知れない。だからプライベート機でも何でも、飛行機に積む荷物はすべて厳しくチェックするべきです」

本当ですよね。

ご承知のとおり、15憶円の保釈金は没収ということだけど、ゴーン被告は4ケタの億、つまり何千憶円の金を持っているという話もあり、15憶円など痛くも痒くもないのでは、ということだった(ふぅ~。ためいき)。

お正月明けで、テレビ番組も通常のワイドショーが戻って来たけれど、このミステリアスな「国外逃亡」がいま最も注目を集めているところですね。

かくなる上は
「ルパン三世」に出てくる銭形警部に登場してもらい、世界中を駆け巡ってこの事件を解決してくれることを望むしかない!


さて最後に全然関係ない話ですが、昨日予定していた「今年最初の休肝日」が、やむを得ぬ事情により失敗に終わりました。で、「やむを得ぬ事情」というのは何か?

えぇ、まあ、それはね~。言い訳ですかな。

本当にやむを得なかったかどうかは、怪しいところですわ。

ゴーン ~~~~~~~~~~~~

 

 

 

 

 

 

コメント
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