僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

ラスベガスのカジノで 「ヘイ・カモーン」

2018年09月23日 | 旅行

ドラマ「半分、青い。」も、昨日(土曜日)は2011年3月11日、東日本大震災が発生したところで終わりました。そしていよいよ明日から最終週に入りますが、鈴愛の親友である裕子は、仙台市内の海の見える病院で看護師をしているということなので、彼女の身が案じられるところです。

ドラマといえば、どらさんへのコメントのお返事にも書きましたが、先週の日曜日に終わった「この世界の片隅に」も毎週楽しみに見ていました。戦時中から終戦後までの広島を舞台にした見応えのあるドラマでしたが、ヒロインの松本穂香さんのトロ~ンとした表情や、ホンワカした人柄が、とてもよかったように思います。

で、今日はそのドラマに少~しだけ関連する話です。
ま、ドラマのストーリーとは関係のない、たわいない話なんですけど。

先週日曜日のその最終回を見ていたら、こんなシーンがありました。

戦争が終わり、日本へやって来た米兵が、市場のようなところで子どもたちにチョコレートを渡していました。子どもたちも米兵に「ギブミー・チョコ」などと叫んでいます。そんなところへ、松本穂香さん演じるヒロインのすずが通りかかる。すずを見て、米兵が、「ヘイ・ガール」「カモーン」「ゴーアヘッド」「イッツ・チョコレート」などと大声を出す。すずは「はぁ?」という顔をしているが、米兵はすずにチョコレートを渡す。

帰ってそのことを家族に言ったら、義姉の尾野真千子が、「あんたは髪が短いから、子どもと間違えられたんじゃろ」と言う。米兵から見て、すずは髪型が子どものようだったので「へイ・ガール」「カモーン」と言いながら、チョコレートを渡したのだろうという。

このシーンを見て、僕は自分の海外旅行での経験を思い出したのです。

2004年に、妻とラスベガスへ旅行した時のこと。ラスベガスにはどのホテルにもカジノがあります。そして、食事をするのも、バフェと呼ばれるバイキング形式のレストランが必ずあるので、言葉がわからなくても気楽にいろんなものを食べることができます。さらに代金は最初からわかっているので、会計の時に戸惑うこともありませんしね~。本当に楽しくてエキサイティングな街で、すっかりファンになった僕たちは、その2年後にも再びラスベガスへ行ったほどです。

ちなみに、ラスベガスのカジノは24時間やっており、ホテルにはいっさい時計がありません。つまり時間なんかは、この街では全く関係ないんですね~(笑)。

僕たちは、カジノはほどほどに楽しみながら、あらゆるホテルを巡ったり、さまざまな建造物を見たり、いろんなバフェで食事をしたりして、街の雰囲気を満喫したのでした。

そんな時、あるホテルに入りました。ラスベガスはどのホテルも入口からず~っとカジノが広がっていて、そこを通り抜けた奥の方にフロントやバフェやコンビニやバーなどがあります。

そのホテルのバフェで食事をするため、カジノの中を通り抜けようとしたとき、こちらに向かって「ヘイ・カモーン」という声が飛んできました。「なに?」と思いながら、声のしたほうを見ると、そこは子どもたちの遊び場でした。

大人の歓楽街であるラスベガスにも子ども連れで来る客がいるので、カジノの隅の方に、遊具などが置いてある「子どもコーナー」があり、親はそこに子どもを預けて、自分はカジノを楽しむ、ということなんですが

その「子どもコーナー」から、ホテルのスタッフらしき男性が僕の方を見て、「ヘイ・カモーン」と呼んでいるのでした。なんやねん、それは?

僕はこの時、55歳でした。55歳のオヤジに向かって「お~い。子どもコーナーはこっちだから、おいでよ~」と言うようなことって、ありますか?

妻がクスッと笑った。僕も思わず笑ってしまった。そして、スタッフらしきその男性に視線を向け「そこには行かへん、行かへん」というポーズをして、そのまま通り過ぎたのでした。

いくら僕が小柄で童顔だと言っても、子どもと間違えることはないやろ! ホントにもう、わけのわからんスタッフじゃねぇ。

「この世界の片隅に」の最終回で、主人公のすずが米兵に子どもと間違われるシーンを見て、ラスベガスでのその一件を思い出した次第です。

それにしてもねぇ。
何が「ヘイ・カモーン」じゃ。
ぶつぶつ… ぶつぶつ

 

 

  
ラスベガス・ハードロックホテルの前で。
う~ん。これが子どもに見える

 

 

 

 

 

コメント (2)
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