昨日からずっと、テレビではどのチャンネルも亡くなった西城秀樹さんを特集しています。ファンならずとも、病魔と闘いながら歌と家族を愛し続けた姿が、多くの人々の共感を呼ぶのでしょうね。
かく言う僕も、歌手・西城秀樹の大ファンというほどでもなかったのですが、昨日のブログに書いたように、彼の病気に屈しない懸命な生き方に共感を覚えたからにほかならず、そういうことから彼に勇気づけられた人たちが日本中に沢山おられるんだろうなぁ、と、テレビを見ながら想像するんですよね。
西城秀樹といえば、一番印象に残っているのが、やはり「ハウス・バーモントカレー」のCMでした。
♪ハウス・バーモントカレー
リンゴと蜂蜜 とろ~り溶けてる
ハウス・バーモントカレー
という曲が流れた後「ヒデキ 感激~!」というフレーズ。
このCMはあまりにも有名ですよね。
1973年(昭和48年)から12年間続いたという人気CMでした。
そして彼が60歳になったとき、
「ヒデキ 還暦~!」
という、チョー面白いギャグを披露してくれました。
まさに40年以上の歳月をまたぐ壮大なギャグでした!
さて、西城秀樹の歌の中で、最も好きな歌を1曲選んでみよ、と言われたら僕は躊躇なくこの曲を挙げます。
「ブーメランストリート」
です。
まず、歌詞のここのところが面白い。
♪ カリッと音がするほど 小指をかんで
痛いでしょ 痛いでしょ~
忘れないでしょ~
カリっと音がするほど小指をかんだら痛いのに決まっとるがな。
「忘れない」に決まっとるがな。無茶するなぁ(笑)。
また、こんなのも ↓
♪ ポキッと音がするほど体を抱いて
熱いでしょう 熱いでしょ~
忘れないでしょ~
ポキッと音がするほど体を抱いたら、背骨が折れるで。
(日大アメフトの『悪質タックル』じゃあるまいし)
「忘れない」に決まっとるがな。無茶するなぁ(笑)。
と、思わず突っ込みたくなるところがありますが、まぁそれは冗談として、僕は西城秀樹の歌の中でもこの歌がダントツに好きなんです。
ウオークマンにもむろんこの曲を入れて、歩きに出た時にいつも聴いています。何度聴いてもいい歌ですね。胸が騒ぎます。
これは作詞・阿久悠、 作曲・三木たかしという「津軽海峡冬景色」など数々の名曲を生んだお二人によって作られた歌でした。さすが、偉大なるコンビです。
そんなことをあれこれ想いながら、西城秀樹さんを追悼するテレビの情報番組を見ています。