僕はもともと慢性の腰痛を抱えている身なのですが、
4月のある時期から、かなり強い腰痛が出るとともに、
左側のお尻から太腿、膝の裏にかけて痛みが出ました。
突っ張るような感じで、歩くとその部分が痛みました。
と言っても、歩くのがとてもつらい…というほどのものではなく、
歩くには歩けるのですが、でも左側の痛みは気になりました。
そのうち治るだろう…
…と、2ヶ月間、放っておきましたが、改善の兆しなく、
6月22日に、整形では定評のある隣接市のS病院へ行きました。
その時のことは、翌23日のブログに書きました。
そして、診察やX線検査の結果、深刻な症状ではなく、
ストレッチや体幹強化のリハビリを受けることになったのでした。
そのまま同病院のリハビリ科で最初のリハビリを受けました。
そこで、いろんなストレッチのやり方を教えてもらうのです。
たまたま、僕が当たった理学療法士さんは、若い女性の方でした。
彼女は、僕の腰や左側のお尻から膝裏まで、痛む部分を押さえたり、
足をかかえて曲げたり伸ばしたりしながら「ここはどうですか?」
と、痛みの部分について、詳しくチェックしてくれました。
そしてその都度、パソコンにデータを入力していきます。
そして、最初の日は…
太ももの前のストレッチ
太ももの裏のストレッチ
お尻上げ(仰向けの姿勢で両膝をくっつけ、お尻を上げる運動)
腹式呼吸
…の4つを教えてもらい、
それを自宅でやるよう、指導を受けました。
僕もそれはきちんと守り、家でストレッチに精を出しました。
スポーツジムに行った際はストレッチマットの上でやりました。
それから、毎週、S病院へ通い始めたのです。
そして次の週には、彼女は僕の今の状態を尋ね、
また同じように僕の足腰を「点検」し、
それに応じて、新しいストレッチを教えてもらい、
腰やお尻の筋肉をアップさせる方法も教えてもらいました。
…というような流れで、1回にかける時間は45分でした。
2回、3回と回数を重ねるとやはり馴染みになって、
雑談を交わしたりするのですが、彼女はよく笑う人で、
僕が何かを言うとすぐに「あっはっは~」
と大笑いをする人でした。
ストレッチは、その場で教えてもらってもすぐに忘れるので、
その都度、それぞれのポーズのイラストを描いてもらいました。
それがまた上手に描かれているので、
「ふ~む、いろんなことをしなければなりませんね~」
と、僕が感心して言うと、彼女も、
「そうなんです。これもかなり練習しましたヨ」
根がマジメな僕ですので(笑)家ではストレッチに励み、
毎日、夕食が終わったら3人で歩きに出るようにもしました。
日を追うごとに、左足の痛みはほぐれ、
最初に通院してから1ヶ月半経った今では、
まだ左足の突っ張り感は少しはあるものの、
歩行時の痛みはほぼなくなり、快適になりました。
腰のほうも、一時のきつい痛みはとれ、
以前のように、緩い違和感を覚える程度に戻りました。
徐々に改善してきたことを、リハビリへ行く度に報告したら、
担当の女性は「えぇ、そうなんですか。私も嬉しいです!」
と、笑顔で、自分のことのように喜んでもらえました。
そして7週目となる先週には、僕が、
「歩く時の痛みが、ほとんど取れたようです」
と告げると、担当女性は少し間を置いたあと、
「じゃぁ、一応来週で最後にしましょうか」
と言われました。
むろん僕に異存はありませんでしたが…
「なんだか別れ話を持ちかけられたような気分ですよね」
と、また、例によって不謹慎なジョークを飛ばす僕でした。
彼女はケタケタと笑っていましたけど…
そんな1ヵ月半のリハビリ経験でしたが、
ここへ通って、本当によかったと思っています。
これでまた、涼しくなれば長距離ウオーキングを楽しめそうです。
*その担当女性が描いてくれた絵の一部をご紹介します。
彼女が描いてくれたこれらの絵は、大事に保管して、
これからも、なるべく毎日欠かさずこの実践に励んで、
痛みの再発を防ぐと共に、体幹を鍛えなければ…と思っています。
ひょっとしたら、10年来の慢性腰痛も、
今後、わずかでも良くなるかも知れませんしね~
次回のリハビリは明後日です。
これが最後かと思うと、ちょっと寂しいですわ(笑)