前回触れた話に関連してですが、
自転車旅行の時に、行く先々から妻に送った
下手くそな字での僕の何十通という手紙の束が、
結婚したとき、妻が持ってきたので、
今でもそのまま、わが家にあります。
滅多にしないことですけれど、たまに、
46年前の自分の手紙を読み返してみると、
顔が真っ赤になるほど恥ずかしいです。
クローゼットの奥の方に入れているのですが、
最近、いろいろ過去の物を整理しているので、
これもいつかシュレッダーにかけなければ…
…とは思っているものの、
なかなか踏ん切りがつきません。
でも、いずれは処分しなければねぇ。
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さて、話は変わりますが…
3月5日に、大阪に住んでおられる大川ミサヲさんという、
世界最高齢者としてギネス世界記録に認定されている女性が、
満117歳のお誕生日を迎えられたというニュースを見ました。
大川さんがおられる大阪市東住吉区は、
わが家からそう遠くないところです。
その大川さん。明治31年→1898年生まれだという。
まだ勝海舟も生きていた時代だというから、すごいっ!
1964年の東京オリンピックの時は66歳だった。
…というから、今の僕と同年齢だ。
51年前ですよ。51年前に、今の僕と同じ年齢なのです。
僕はその当時、15歳で高校1年生でした。
51年前に66歳だった人が、今も健在なのです。
本当に、驚くべきことですよね。
お誕生日を祝福してもらう大川さん。
TVで、その大川さんのインタビューを見た。
まだ、ちゃ~んとお話ができるのだ。
何かを召し上がられたあとだったので、
インタビュアーから「おいしかったですか?」と聞かれると、
「う~ん、(料理が)上手やねぇ」
「117歳ですね。ここまで長かったですか?」との質問には、
「…みじかかった」
そして「お婆ちゃん、長生きの秘訣は何でしょうか?」
と聞かれた時は、僕もどういう言葉が出てくるのか注目した。
すると、大川さんはしばらく間を置いてから、
「う~ん。…わからん」
…とおっしゃったにのは、思わず顔がほころんだ。
それこそが、最高の答えですよね。
僕など、あと何年生きられるのかわからないが、
運が良ければあと10年。運が悪ければ…あと20年。
…と思っている(なんや、そら?)
それにしても、117歳ですよ、117歳。
もし僕が117歳まで生きたとしたら…
今、9歳で小学3年生のモミィは、60歳になる。
モミィが60歳の還暦を迎えるのを、
僕は見ることになるのである(笑)。
どんなんやろね~?
あはは~と、テレビを見てそんなことを言いながら、
妻と笑い合っていると、そばでそれを見ていたモミィが、
「のんちゃん、あと100年生きてぇ~」
…と、マジメな顔をして言った。