僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

涙…そして笑顔

2014年02月22日 | スポーツの話題

浅田真央ちゃんがショートプログラムで16位に沈んだとき、ほとんどの人は次も失敗したらどうしよう…と、恐る恐る…ドキドキハラハラ…しながらテレビでのフリーの演技を見守っておられたことだろうと思います。僕ならさしずめ両手で顔を覆い、指の隙間からそろ~っとテレビをのぞいていたでしょうね。でも僕は生中継を見ませんでした。前日のショートの失敗もあり、フリーでまた同じように辛いシーンを見るかも知れない。それに夜中の1時~2時に起きているというのは、僕の生活習慣上で最もニガ手で、しかも最近体調が不良気味で、それやこれやで見るのを諦めて、寝ていました(いいところを見られず残念!)。


そして最近習慣となった3時過ぎに目を覚まし、枕元のスマホで速報を見たら、「浅田、フリー自己最高点に涙」とあった。「やったぁ~」。起きてリビングに行き、テレビをつけたら最終組の6人が練習をしているところだった。本来なら真央ちゃんもこの場にいるはずなのになぁ…と思いながら6人の演技を見た。地元ソトニコワは一部ミスらしきものもあったが高得点を出してトップに躍り出た。最後のキム・ヨナはいつものごとくミスのない落ち着いた演技で締めくくったが、金メダルはソトニコワが獲得した。


…で、フリーの得点をみれば、ソトニコワが1位、キム・ヨナが2位、浅田真央が3位ということだった。なんで…? 浅田はトリプルアクセルを決め、しかも五輪の女子史上初の6種類のトリプルジャンプを跳ぶ快挙を成し遂げたということだったのに。なのにねぇ、なぜ3位なのか…疑問が残る。


ソトニコワは一度だけだがミスをし、キム・ヨナにはスピード感がなかった。もし浅田が最終組でこの演技をしていれば、2人よりいい得点になっていた可能性がある…というのが大方の専門家の意見であった。フィギュアに限らないが、採点競技は本当に複雑で難しく、いろんな憶測が飛びますね。


でも、日本中のファンの人たちから、ショートプログラムを失敗した後も、「真央ちゃん、メダルよりも笑顔を持って帰ってきてほしい」という声があがっていました。それが真央ちゃんファンの偽りのない心境だったのでしょう。選手を応援する時は、選手が成功した時より、むしろ失意に沈んだ時にこそ、より大きな声援や励ましを送るのが本当のファンというものでしょうね。(その点、生中継を見ずに寝てしまった僕はファン失格ですわ。トホホ)


フリーを終えて、真央ちゃんはファンの人たちの願いどおり「涙…そして笑顔」という結果を出してくれました。真央ちゃんの心からの笑顔を見ることができてひと安心です。最後の五輪の舞台で自分の最高の演技を披露した真央ちゃんには、心から「よかったね~」と言ってあげたいですね。


今回のソチ五輪は、僕たちにとっては、上村愛子さんの「涙…そして笑顔」から始まって、真央ちゃんの「涙…そして笑顔」で終わった大会…とも言えるかも知れません。あ、すみません。終わっていませんね。まだ競技は残っていました。
失礼しました!

 

 

 

 

 

コメント
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