僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

良いお年を!

2013年12月31日 | 日常のいろいろなこと

クリスマスの25日は、大〇前病院で耳鳴りのTRT療法へ行ったついでに、耳鼻咽喉科で喉と鼻の奥の痛みを診てもらった。鼻孔から喉にかけて細い棒のようなものを突っ込む検査には思わず「フンギャ~」と絶叫。痛みとクシャミをこらえるのにどれだけ苦労したことやら。そして、喉は大した腫れではありませんね、と女医さんが優しく告げてくれた。若い女医さんだったからよかったものの、コワいおっちゃん医だったら、もう二度と受けたくない検査でしたわ。


その日の夜は、怪しげな小屋で怪しげなメンバー6人が集まって鶏鍋を囲み、酒を飲んだ。家でのクリスマスパーティはその前々日に終えていたので、この日はモミィの許可を頂戴し、夕方から一人いそいそと出かけたのである。北海道へスキーに行っていたというメンバー唯一の見目麗しきAちゃんが、お土産に買ってきてくれた地酒とイカの塩辛も絶品であった。例によってどうして帰ったのかわからないくらい飲んだけれど、翌日Aちゃんから「声はしゃがれていましたけど、帰りはわりにシャキッとしてはりました」…とメールをいただき、何となく嬉しい思いをした僕でした。


27日から2泊3日で神戸に遊びに行きました。「冬休みはどこか旅行へ行こう」というモミィの要望に応えたものですが、あまり遠いところはしんどいし、本当は京都あたりに連れて行ってやりたいのだけれど、まだ歴史や神社仏閣には関心が持てないモミィは、「お船に乗ったり、ロープウェイに乗ったりしたい」と言う。それには神戸がちょうどいい。さらに、今年の夏に行った「キッザニア甲子園」にまた行きたいというので、これも大阪・神戸の間にあるので、結局また神戸めぐりということになった。


初日はポートアイランドにあるポートピアホテルを予約していた。朝の9時半に家を出て、神戸三宮に着いたのが11時半。サンチカの暖簾街にある「北ノ浜」という食堂でお昼ご飯を食べた。(僕は和定食とビール)。朝から天気はイマイチだったが、食事を終えて外に出ると冷たい雨が降っていた。ま、この日は予定がなかったので、駅前の百貨店に入り、大きな紀伊国屋書店があったので、モミィがECCで2月8日に受ける「児童英検」のCD付きテキストを買った。百貨店や地下街を歩いたりしているうちに2時を過ぎ、もうホテルへ行こうということになって、三宮駅前の神戸ミントというところから出ているホテルへのシャトルバスに乗って、ポートピアホテルへ行った。部屋の窓から神戸港と六甲山が見渡せる景色を眺め、途中で買った缶ビールをあけ、それをチビチビ飲みながら、知り合いの人にメールをしたり、買ったばかりの児童英検のテキストを出して、「では問題です」と、モミィにテキストの試験問題を読んで答えさせたりしているうちに、夕食バイキングの時間がやってきた。


 

  
  ポートピアホテルの窓から神戸港、神戸の街、六甲など。
  外は雨でしたけど…

 


翌日は9時35分ホテル発のシャトルバスに乗ってJR神戸に行き、まずその駅近くにある2泊目のホテルへ行って荷物を預けた後、身軽になって神戸港まで歩いた。そして「ロイヤルプリンセス」という遊覧船に乗って、神戸港のクルージングを楽しんだ。モミィも一度大阪城公園から道頓堀まで行く小さな水上バスには乗ったことがあるが、大きな船に乗るのは初めてで、大喜びしていた。天候もよくて海や港湾、六甲山などがキラキラと目に飛び込んできた。

http://www.feel-kobe.jp/sightseeing/spot/?sid=159

 

 
  「ロイヤルプリンセス」で神戸港クルージング。

 

  

 
 灯台に文字を書くのは原則的に禁止されているとのことだが、
 これは日本でただ一つ、文字が書かれている灯台だそうだ。



約40分間の遊覧を終えて、次は布引ハーブ園のロープウェイへ。


港からロープウェイまで、どう行けばいいのか、遊覧船のチケット売り場のおじさんに聞くと、地下鉄を乗り継いでもいいんだけど…と言いながら、あ、そうだ、あれに乗ってください! と、すぐそばのバス乗り場を教えてくれた。

http://www.kctp.co.jp/outline/car/cityloop/33/


この地図で言えば、僕たちは ① のポートタワー前・中突堤から、神戸市内の観光地をめぐるループバス乗った。これで地図 ⑪ の布引ハーブ園のロープウェイに行けるということだった。さっそくバス停で待っていると、緑色のループバスがやって来た。何となく、数年前に乗った仙台市内のループバスが頭に浮かんだが、昔々、妻と2人で北野異人館へ行った時、たしかこの神戸ループバスに乗ったことがあったことも思い出した。


ガラガラに空いていたバスだけど、三宮に着くとドッと人が乗り込んできてバスの中はギュウギュウ詰めになった。しかし北野異人館前に着くと、そのほとんどの人が降りてまたガラガラになった。その次の停留所が布引ハーブ園ロープウェイだった。山麓にある食堂街のうどん屋さんで昼食をとったが、朝のバイキングでまだお腹いっぱい状態だった僕は、ビールと枝豆だけ注文した。「のんちゃん、変やなぁ」と、それを見たモミィが、うどんをズルズル食べながら笑った。


ロープウエイは4人乗りぐらいの小さなもので、乗り場へ行くと、観覧車のように次々やって来て、お客が乗るときも止まらずに、ゆっくり動いている。僕たち3人も、係の人にサポートされながらひょいと飛び乗った。初めて乗るロープウェイに、モミィも大満足の様子。神戸港の船以上に興奮しているのがよくわかった。そりゃぁねぇ…。海に浮く船より、空中を浮遊するロープウェイのほうが、子供にとってはスリル満点ですものね~

 http://www.feel-kobe.jp/sightseeing/spot/?sid=342


ロープウェイの到着先のハーブ園は、寒くて寒くてとてもゆっくりしていられない。他のお客さんもみんな、土産物屋さんに入っている。僕らも、洒落たグッズが陳列されているその店で十分ぐらい過ごした。神戸港を眺める景色は抜群だったが、なにせ寒い。早々に下りのロープウェイに乗り込んだ。モミィはまた大喜びしていた。

 

  
   生まれて初めて乗ったロープウエイ。
   山上駅ではしゃぐモミィ。

 

  
   山上駅からロープウェイと神戸港を臨む。

 


三宮に戻り、そこから南京町まで歩くつもりだったが、道路に出ると雪交じりの雨が降っていた。さっきまで晴天だったのにね~。時計を見ると3時だった。じゃ~もうホテルへ行こう、疲れたなぁ…と言い合ってJRでホテルのある神戸駅まで行った。ちなみに、神戸は三宮駅が中心駅で、神戸駅もあるが、こちらはいささかローカルである。これが観光客には紛らわしいということで、「三宮」の名称を「神戸」に変えようという動きが最近あったけれど、地元の人たちの反対でそのままになった。確かに三宮があり、神戸があり、神戸元町があり…で、駅の名前を聞いているだけでは、どこが神戸の中心なのか、他所のものにはわかりにくいですけどね。ま、福岡にも「博多」があり、大阪にも「梅田」があり、地名には歴史があって、そう簡単に変えられないことは事実ですけどね。


さて、JR神戸駅周辺でお土産物を買ったりしながらうろついていると、ホテルに入った頃はもういい時間になっていた。もし三宮から南京町まで歩いていたら、クタクタに疲れていたのではないだろうか。まだ明日もあるし、今日はこれくらいでよかったなぁ、と妻とホテルの部屋でくつろいでいると、横でモミィが「ヒマやなぁ、バイキング、まだ始まらんの?」とぶつぶつ…。どうもこの子は、食い気一本なのである(笑)。


翌日は6時に起きて、7時からの朝食に一番に行き、支度を整え、ホテルを後にして阪神電車に乗り、キッザニア甲子園へ向かった。とにかく、未明から並んでいる家族も多いキッザニアである。なるべく早く行かなければ、人気の「お仕事」にありつけない。今年の夏、初めてここへ行って、モミィはとても楽しんだ様子だった。その時は隣の甲子園球場で高校野球の熱戦が行われていた。「またキッザニアに行きた~い」と、何度も言っていたので、この旅行でも、最後にそこへ行く予定を立てたのである。


今度は二度目だから要領もわかり、どういう「お仕事」をまわるか、妻とモミィがいろいろな作戦を立てていたようである。僕は今日は金魚の糞のように2人にくっついて行くだけだ。喉と鼻の痛みは少しマシになっていたが、体調は万全ではない。やれやれ…早く家に帰りたいな~と思いつつ、阪神甲子園駅に着き、クマのプーさんの絵が描いてある重いキャリーバッグをガラガラ引っ張りながら、早足で会場へ向かう2人の女をゼイゼイハアハアと追いかける僕なのでした。


キッザニアでのモミィは、ピザ作りをしたり、新生児をお風呂に入れる看護師さんをしたり、テレビ局のクイズ番組の司会者をしたり、俳優になって大勢の子供たちと「オズの魔法使い」を演じたり、ダンサーになって踊ったりと、いろんな「お仕事」を体験しました。それについてはまた改めて来年に詳しくご紹介したいと思います。



 
  キッザニアでテレビのクイズ番組の司会をするモミィ(左端)。


 ちなみに、前回のキッザニアの様子を書いたブログはこちらです。↓

http://blog.goo.ne.jp/non-ap/e/15f861f704b6fd811d8fedc97ff2040a


 

今年も今日が最後ですね。このブログをお読みくださっている皆さまには、言葉では言い尽くせないほど感謝しています。今年は、途中でブログをやめようと思ったことがありましたが、皆さまの温かいお励ましがあって、また続けることができました。本当に、ありがとうございました。


また来年も(もう明日ですけどね~)、よろしくお願い申し上げます。


新しい年が、皆さまにとりまして、良いお年でありますように!

 

 

 

 

コメント (5)
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