僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

早く救命・救援を

2011年03月16日 | 日常のいろいろなこと

岩手県の宮古市、山田町、大槌町、釜石市、大船渡市、陸前高田市。
宮城県の気仙沼市、南三陸町、東松島市、女川町、石巻市、多賀城市、
そして仙台市、名取市、仙台空港。 
福島県の新地町、相馬市、南相馬市、福島第一・第二原発、いわき市。

テレビで次々と映し出される各被災地の惨状は、ただただ、痛ましいばかりだ。
津波の瞬間の陸前高田、気仙沼、釜石、南三陸等の映像も、恐ろしく、凄まじい。

   ………………………………………………………………

この東北関東大地震に関して、3月16日午前4時のNHKテレビ二ユースで、
死者・行方不明者合わせて1万人を超し、これは戦後初めてであると報じられた。

死者3千何百人というのは、警察が検視等で確認した数であろう。
あくまでもこれは公の数字で、実態はもっとひどい、ということは、
宮城県だけで1万人を超えると知事見解が出されていることでも想像がつく。

行方不明者の数に至っては、宮城県南三陸町だけでも約8千人が所在不明である。
行方不明と安否不明と所在不明は、何がどう違うのかよくわからないけれど、
実際には何人の人たちが行方不明なのか、まだ誰にもわからない状況だ。

加えて福島の原発で爆発が起こり、世界中を震撼させる緊急事態となった。
また、首都圏での停電騒動や交通マヒ、あるいは東京株式市場の大幅下落など、
地震の影響は、計り知れないほどの広い範囲に及んでいるが、それにしても、
詳しく知りたいのは、岩手、宮城、福島を中心とした被災地の状況である。
何がどうなっているのか…。 毎日同じ情報ばかりで、ほとんど進展がない。

数多い遺体が見つかったと言われているのに、なかなか収容されない。
1万人以上を救出した自衛隊などの作業ぶりは、あまり報じられない。
安否不明の人たちの情報が、何日たってもそれ以上明らかにならない。
孤立している人たちへの救助の対策はどうなっているのかもわからない。
避難所での飢え、渇き、トイレ、寒さ、病気などの悲惨な状況も改善しない。
地震発生から今日で6日目になるのに、救援物資が乏しすぎる。

亡くなられた方々は本当に気の毒だが、助かった人たちにも厳しい試練が続く。

いま、約2,400ヵ所で44万人余りの人たちが、寒冷地で避難生活を強いられている。
避難生活は免れた家庭でも、町にモノがなく、食料や生活必需品が調達できない。
電気、ガス、水道のライフラインがいつ復旧するかもわからない不安。

しかし、いくら嘆いても、僕自身もテレビを見ているだけで、何の役にも立てない。
できることと言えば、市役所へ、気持ちばかりの義捐金を託すことぐらいである。

宅配や郵政事業者は、東北6県を中心とする地域へ送る荷物の受付を中止している。
車で移動したくても、ガソリンがない。
たとえガソリンがあっても、特別の許可がなければ入れない地域が多い。
交通網は寸断され、罹災したひとたちは、ほとんどの自由を奪われている。

各地で孤立している人たちに、一刻も早い救助の手を差し伸べてほしい。

そして、助かった人々には、早く安心できる生活をさせてあげてほしい。

 

 

 

 

コメント (3)
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