昨日のブログを読み返し、また、いただいたコメントを拝見しながら気がついた。
う~ん。 知人のプライベートなことを書き過ぎてしまった。 反省。
書いているうちに歯止めが効かなくなるという、僕の悪い癖が出ました。 猛省。
こんなブログを公開したことを後悔しないようにと、いま、非公開にしました。
相も変わらず軽率で浅薄でノーテンキな僕です。 大反省。
そんなことで、コメントを下さったアナザービートルさん、コバヤシさん、
そしてyukari さんには、大変申し訳なく思っております。 ごめんなさ~い。
本文がなく、コメント欄にお名前だけが載るという形になってしまいました。
せっかく、このブログのために時間を費やしていただいたのに…。
本当に、すみませ~んでした。
もう二度としません (まるで酒井のりピーやがな)。
藤原伊織の 「テロリストのパラソル」 を、一気に半分以上読んだ。
yukari さんが先日再読されたというコメントをもらったのがきっかけだ。
団塊世代、大学闘争、1969年…
僕はまだ、この本を読んでいなかったので、昨日、文庫本を買って来た。
読み出すと、もう、やめられない。 止まらない。
昨晩から読み始め、今朝も4時から目覚めてベッドの中で読み続け…。
キリのいいところで本を置き、パソコンを開け、自分のブログを読み返し、
3人の方々からいただいたコメントを読ませてもらい、そして…
yukari さんの 「ええんですか?」 の言葉に、ハッとしたわけで。
ほんまや。 こんなこと、書いてええんか…? と自分でも思ったわけで。
あわてて非公開の処置をして、今、一段落をしたところです。
それにしても、「テロリストのパラソル」は、息もつかさぬ展開で、
読んでいると、どんどん数奇なストーリーの中に引きずり込まれていく。
しかし、まあ、主人公は朝から晩までウィスキーを飲んでいる。
こういうのが、いわゆるアル中というのですね。
職業は薄汚れた店のバーテンで、店のメニューはホットドックだけ。
寝起きにはガタガタ震える手が、ウイスキーを飲み重ねていくと正常に戻る…。
酒が体内に十分まわると、手も震えなくなる。 そういう男性である。
1969年に20歳だったから、僕と同年齢だ。
その頃の大学闘争の様子が克明に描かれている。
そして現在は、1990年代前半で、主人公は40歳代の中年男になっている。
中年男の、アル中のバーテン。
彼は午前中から公園で寝転がってウイスキーを飲む。 それが日課だ。
そこへ、「神様についてお話しませんか」 という男性が現れる。
主人公は 「申しわけないが、今仕事中なんでね」 と言う。
「仕事? なんの」 と、男性が尋ねると、主人公は、
「これだよ」 とウイスキーの瓶を見せて、
「プロの酔っ払いだよ」 と言うのである。
酔っ払いにも 「プロ」 があるんだ。
ふむふむ、僕など、まだ可愛いもんだ、とニタ~っとしてしまった。
(反省しているわりには、ニターっとしてどうする)