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 僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

アルゼンチン頑張れ!

2014年07月10日 | スポーツの話題

 

          

 

これは誰でしょう? (わかるわけ、ないがな)


実はアルゼンチンのブエノスアイレスに住む甥・ヒロユキのお嫁さんであるソルちゃんの、お姉さんの子供さんです。甥が贈ったというアルゼンチン代表のユニフォームを着て応援しています。


その甲斐あってか、今朝の準決勝オランダ戦は、ハラハラする展開でPK戦にもつれ込みましたが、キーパーの好セーブで決勝に進むことになりました。


いよいよ大一番です。14日午前4時からの決勝戦。


ドイツは強敵ですが、この小さなサポーターの声援に、ぜひ応えてほしいです。


 

 

 

 

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まさかのブラジル 7点も…

2014年07月09日 | スポーツの話題

あぁ…
ブラジルがドイツになんと7対1の大差で敗れてしまった。
まさかなぁ、こんな結果になるとは、誰が予想しただろう。
サッカーの試合で7点も取られるって、普通考えられない。
しかも「世界の王者」ブラジルが7点も取られたのである。


やっぱり、ネイマールとキャプテンの2人が欠けたのがその原因?
特に、ネイマールがいたら、勝っていたかどうかはわからないけど、
前半立て続けに5点を取られるような壊滅状態にはならなかった?
たぶん、多くの人たちがそう思っていることでしょうね。


ネイマールに背後から「飛び膝蹴り」をしたコロンビアの選手は、
もう自国に帰っているようだけど、ブラジルマフィアが彼の命を狙う…
…なんていう怖ろしい情報もあるくらいで、それだけ衝撃の敗戦だった。


64年前にブラジルで開催されたW杯では、ウルグアイに敗戦を喫し、
「マラカナンの悲劇」と今では伝説化している出来事があったけれど、
今日の試合を実況していたNHKのアナウンサーは、この試合を称して、


マラカナンの惨劇 と呼んでいた。
「悲劇」を通り越してしまっているのだ。


明日は、僕が応援しているアルゼンチンとオランダが対戦する。
今日の試合結果を見て、南米勢絶対有利の神話が崩れた。
少し心配になってきたぞ。


明日はがんばってやぁ、アルゼンチン!


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アルゼンチンとブラジル

2014年07月07日 | スポーツの話題

サッカーW杯もいよいよ残り4ヵ国が準決勝に挑む。ブラジル、ドイツ、アルゼンチン、オランダ…と、気がつけばやはり伝統のあるチームばかりだ。


僕はブラジルとアルゼンチンの優勝戦が見たい。開幕の時からそう願い、このブログにも書いた。開催国ブラジルと隣国アルゼンチンの夢の対決だ。


オランダも大好きな国だけれど、準決勝ではアルゼンチンが相手なので、これはもう、断然アルゼンチンを応援しなければならない。


なにしろ、甥のヒロユキが長年アルゼンチンの首都・ブエノスアイレスに住み、5年前にはヒロユキに会いに現地へ旅行にも行った。そして4年前から毎年ヒロユキと彼女のソルちゃん、そしてこの3月はソルちゃんのママまでニッポンの大阪に来て、一緒にカラオケを歌って踊ったりして楽しんだ。


僕はブラジルには行ったことがないが、見たことはある。えっ?「見たこと」ってどういう意味?…かと言えば、アルゼンチン旅行の時にイグアスの滝へ日帰りツアーをした。そのイグアスの滝はブラジルとアルゼンチンの国境にあり、僕らはアルゼンチン側から、無数に広がる大きな滝の群れを見た。その時のことだ。


地図を示すとこうなります。

   

 

この地図のアルゼンチンの右端のところに赤く塗ったのがブエノスアイレスです。ウルグアイが目と鼻の先にあります。そしてブラジルの右のほうの海岸にある青く塗ったところが次のオリンピックが開かれるリオ・デ・ジャネイロです。で、その真ん中ぐらいに黄色く塗ったのが、イグアスの滝です。アルゼンチンとブラジルのちょうど真ん中にこの滝があります。


イグアスの滝の中でも最大のスポットが「悪魔の喉笛」と称される滝です。展望台へ行くと猛烈なしぶきが目の前まで舞い上がってきて、滝つぼもゼンゼン見えませんが、その迫力には圧倒されてしまいます。

 http://www.youtube.com/watch?v=WMH8zwgDUI0
 


僕らはもちろんアルゼンチン側から見たのですが、そのすぐ対岸がブラジルで、そこから滝を見ている人々の姿が目に入りました。悪魔の喉笛を見ながらも、僕は対岸の建物と人々も興味深く眺めました。あぁ、あれがブラジルなんだなぁ…と。ここまで来たら、ちょっとブラジルにも行ってみたかったなぁ、と今でも思っています。


さて、そのブラジル対アルゼンチンの対決が実現するためには、次の準決勝で両チームが勝たなければなりませんが、ブラジルはネイマールが怪我をし、DFの中心選手もイエローカード累積でドイツ戦には出られないとのことで、一抹の不安は残りますが、むしろ選手は奮起して良い結果に繋がるものと信じています。アルゼンチンはメッシが元気なのが何よりです。オランダのロッベン、スナイデルには要注意ですが、アルゼンチンはこれまでの5試合すべて1点差での勝利で、この勝負強さというか勝負運が必ずオランダ戦でも出るはず。勝利を信じています。この試合は日本時間、10日(木)の午前5時からです。ブラジル・ドイツ戦はその前日(9日)の午前5時から。今からワクワクしています。


 旅行の時に撮った写真です ↓

 

  

   展望台から悪魔の喉笛を眺める人々

 

   

  


 

  

   この滝の対岸に建物が見えます。
   これがブラジル側の展望所です。
   屋根の先のほうが白く見えています。
   肉眼では、人々の姿も見えていました。

 
   

 

 

 

 

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W杯は“人生劇場”

2014年07月01日 | スポーツの話題

サッカーW杯は決勝トーナメントに入り、試合内容も一段とスリリングで激しくなってきた。


中でも開催国であり「絶対に優勝を」と国民が期待するブラジルと、同じく南米のチリとの一戦は、背筋が寒くなるようなシーンの連続だった(僕はいちおうブラジルを応援していた)。


1対1のまま延長戦に入り、延長後半15分…試合終了直前に、チリのビニジャという選手が強烈なシュートを放った。うわっ、入った! と思った瞬間、ボールが跳ね返った。ゴール上のバーに当たって跳ね返ったのだ。ボールがあと数センチ低かったら…。ブラジルは命拾いをした。


120分で決着がつかないままPK戦に入り、まずブラジルの最初の選手がゴールを決めたあと、チリの1番手として出てきたのが、たった今、惜しいシュートを放ったビニジャ選手だった。そのビニジャが、なんとまぁ、PKを外してしまったのだ。そのあと、またチリの選手が外したり、逆にブラジルの選手も外したりして、双方4人ずつ終えて2対2の同点で最終場面を迎えた。最後の選手は、まずブラジルのエース、ネイマールが出てきて、これは見事にゴールを決めた。そして追い詰められたチリの選手が外してしまい、ブラジルは歓喜に乱舞した。


やはりPK戦では、最初に出てきた選手が外すと当然あとの選手にプレッシャーがかかり、この場合も、ビニジャ選手のいきなりの失敗が影響しただろうことは間違いない。ちょっと気の毒過ぎる結末になってしまった。もし試合終了間際のあのシュートが決まっていれば、地元ブラジルはベスト16で敗退という思いも寄らぬ結果となり、地元は言うまでもなく、世界中が騒然となっただろう。ビニジャ選手は祖国チリの英雄だけでなく、W杯の歴史に名を残すことになり、その人生は大きく変わっていたはずである。それが…シュートは惜しくも外れ、おまけにPK戦ではトップに出て失敗するという「敗因」を作ってしまったのだ。まさに「天国と地獄」は紙一重。W杯は人生劇場そのものだと、改めて思った。


ついでに、韓国のことだが、ここも日本同様、2敗1分けでグループ最下位となり、昨日、選手たちは帰国した。空港で、選手たちが記念撮影のために並んだとき、バラバラっと沢山の飴が投げつけられた。飴を投げるというのは、韓国では「飴でも舐めておきな」と、相手を侮辱するときに使われる手法だそうである。また、「韓国のサッカーは死んだ」という横断幕も広げられていた。1勝もできなかったチームに、韓国サポーターの怒りが爆発した、という感じである。


その点、日本では、空港に着いたとき、固い表情で歩いて行く選手たちを、ファンが拍手で出迎えていた。98年のフランス大会で3戦全敗で帰国したときは、FWの城選手が水をかけられたことがあったけれど、今回は温かい拍手の出迎えである。まぁ、日本人は外国人に比べて温厚だから、これはこれでいいのかなぁ、と思わなければ仕方がありませんわね(その代わりサッカーは強くならないけど)。


僕はこの日本選手の出迎え風景をテレビで見ながら、水前寺清子の「どうどうどっこの歌」という昔のヒット曲を思い出した。

どんな歌かというと…


勝った負けたと騒ぐじゃないぜぇ
  あとの態度が 大事だよぉ
  すべる ころがる 立ち上る
  歩く 倒れる ま~た起きるぅ
  どうどうどっこの ひとり旅ぃ~


というものです。


こういうのが、昔からの日本人の心の原点なのかも知れません。
ただし、サッカーW杯では、勝った負けたと騒がなければ、
これはもう、まったくハナシになりませんわね~

 

 

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日本敗退。ぶつぶつ…

2014年06月26日 | スポーツの話題


昨日の早朝に行われたサッカーW杯・日本対コロンビアの試合では、改めて日本と世界の力の違いを見せつけられた。大会前はテレビ局も、どひゃ~んと盛り上げようと、日本代表が一次リーグ突破など当然のように言い、これまでの最高成績だったベスト16からさらに進んでベスト8、そしてベスト4も狙える…みたいな騒ぎ方をしているのが何となくイヤだった。それより「まず1勝を!」が先決だろ、と言いたかった。なんで日本のマスコミは日本代表への評価があんなに甘いのか不思議だ。えこひいきも、ある程度は仕方がないが、度が過ぎて、実態とどんどんかけ離れていくばかりだった。


先日、タレントの関根勤が「日本が負けたからって批判するのはおかしい。ワールドカップを見せてもらってありがとう…という気持が大事ですよね」と、したり顔で言っていたが、なんだかなぁ…。必死で応援すればするほど、負けたら死ぬほど悔しいし、笑ってなんかいられないのが当たり前だろう。「ワールドカップをありがとう」だけではねぇ。


初戦のコートジボアール戦で敗れた日に、東京渋谷で若い者がハイタッチをして大はしゃぎしていたそうだが、自国が負けてハイタッチをするようなサポーターが世界中のどこにいるのだろう。サッカーが好きなのではなく、単に騒ぐのが好きなだけなんだよね。日本の「サッカーファン」にはそういうのが多い。


つまり言いたいのは、サッカーW杯には他のスポーツ大会にはない「殺気」が漂っているということである。まさに生きるか死ぬかの気概を抱いて、選手もサポーターも、国を背負って勝利を目指しているように思える。


不適切な例かも知れないが、あえて書くことにするけれど、昨日の相手のコロンビアでは、かつてサッカーに関して大変な事件が起きている。1994年のW杯のアメリカ大会のことである。その大会は、日本も出場まであと一歩のところまで行きながら、いわゆる「ドーハの悲劇」で出場を逃した大会だった。コロンビアはそのアメリカ大会で、優勝も狙えるほどの強豪チームとして下馬評も高かった。ところが…


地元アメリカとの試合だった。コロンビアのDFのエスコバルが、自陣のゴール前でアメリカのクロスを跳ね返そうとして足に当てたのだが、それが不運にもアメリカのゴールへ入ってしまった。オウンゴールである。この1点が勝敗を決する分け目となり、コロンビアは2対1で敗れて大会から敗退となってしまった。


コロンビアは国を挙げて悔しがった。そしてそれだけでは済まず、失意のまま帰国したエスコバルは、暴漢に襲われ、銃で撃ち殺されてしまったのである。暴漢はエスコバルに、銃弾を放つ瞬間に「オウンゴールをありがとうよ」と言ったという。これを機に、何人かのコロンビア代表選手も辞めて行った。


これはむろんきわめて極端でかつ悪質な犯罪であり、起きてはならないことである。しかし、そんな信じられないことも実際に起きた…というほど、W杯に関しては選手のみならず、国民全体に殺気立つ気配が漂うのである。「W杯は戦争に等しい」と言われる所以である。


さて、日本代表は、昨日のコロンビア戦でも、本田が岡崎にクロスを上げて得点にからんだけれど、やはり、前回も書いたように、このエースはピリッとしなかった。W杯前から本田の人気と言うか注目度は異常なほどだったが、本田は大会前から調子が良くなかった。が、日本は「本田のチーム」の印象が強く、昨日も相手チームから本田が徹底的に狙われていた。それでも日本は、ひたすら本田へ本田へと、ボールを集めた。疲れた本田の動きは鈍く、後半10分の2点目と37分の3点目は、いずれも本田が球を奪われてそのままゴールに攻め込まれ失点したものだった。


もちろん選手1人の責任ではない。やはり監督の采配が大きく影響する。さらに監督、選手たち以外のことを言うなら、負けてもハイタッチするような「ファン」や、そしてお笑いタレントなんぞが出まくっていい加減な予想や情報を流して期待感ばかりあおるテレビ局なども、日本のサッカーの進歩を阻んでいると言える。セルジオ越後さんは「メディアもファンも、もっと批判しなければ日本は強くならない」とハッキリ言っている。


あぁ、それにしても…。これで日本のW杯も終わってしまった。もっと見たかったのにね~。「4年後こそ!」と言っているが、これも毎回そう言っているわけで、4年やそこらで急にチームは強くならない。ベスト4進出など50年早いし、優勝など100年経っても実現できるかどうか…


…とまあ、ぶつぶつ文句ばかり並べていても気持ちは暗くなるだけなので、せめて僕の好きな岡崎が前半のロスタイムでみごと技ありのヘディングシュートを決めてくれたシーンを思い出して、気休めにしているところです。

 

  
    あのシュートは岡崎らしくて、とてもよかったなぁ!
  (長男が父の日にプレゼントしてくれた“岡崎マフラー”)


こうなれば、あとはもう、甥のヒロユキが住んでいるアルゼンチンを応援するばかりである。決勝トーナメントで勝ち進むと、決勝戦でブラジルと当たる可能性が強い。ブラジル対アルゼンチンの夢の対決が実現することを願い、今から楽しみにしています。

 

 

 

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運命の一戦

2014年06月20日 | スポーツの話題

6月25日(金)午前3時半起床。イングランド・ウルグアイ戦を見る。見ごたえのある試合だった。まずウルグアイが先制した。初戦にイタリアに敗れて崖っぷちに立たされたイングランドはまた不利な状況に追い込まれた。暗雲が立ちこめかけたとき、これまでどうしてもW杯で得点を挙げられなかったエースのルーニーがついに歓喜の同点弾を叩き込んだ。しかし…後半も残りあと5分ちょっとになったとき、ウルグアイが追加点を挙げてそのまま試合終了となり、イングランドは2敗目を喫した。ウルグアイも初戦のコスタリカ戦を落としていたが、ここで勝ち点3を挙げ、最終のイタリア戦に臨むことになった。


ウルグアイは、アルゼンチンのブエノスアイレスからフェリーですぐに行ける国だ。5年前にブエノスアイレスに行った時、ウルグアイ行きフェリー乗り場の前を車で通った。今から思えばあの機会にウルグアイへ日帰り旅行しておけばよかったなぁ…な~んて思ったり。こういう国って、めったに行けないもんね。


それにしても、過去のW杯の長い歴史の中でも、南米で行われた大会でヨーロッパ勢が優勝したことはなく、ヨーロッパで行われた大会で南米勢が優勝した大会もない。昨日は前回王者のスペインがチリに敗れ、今日はイングランドがウルグアイに敗れた。やはり今回もブラジルかアルゼンチンか、南米のどこかの国が優勝することは、ほぼ間違いないでしょう。


今、時間は午前6時半少し前。あと30分少しで日本対ギリシャの運命の一戦が行われる。果たしてどんな結果になることやら…。あぁ、ドキドキしてきた。

 

  ……………………………………………………………………………………

 

今、9時半。
…ということで、0対0の引き分けに終わってしまいました。


ギリシャが前半に1人退場し、10人になったときは、よ~し、これで断然有利! …と思ったのにね~。1点も入れられないとは。


次は25日午前5時からのコロンビア戦だ。コロンビアは2連勝で予選リーグ突破が決まっている。日本がコロンビアに勝てば1勝1分け1敗で勝ち点4。そうなれば、同じ日、同じ時間に行われるコートジボワール対ギリシャ戦の結果次第となる。コートジボワールが勝つと勝ち点6で、日本は敗退。もしコートジボワールがギリシャと引き分けると勝ち点4でとなり、日本との得失点差で決まる。ギリシャが勝てば勝ち点4で、これも日本と得失点差で決まる。今日は実にもったいないドローだったけれど、でもまあ、最後のコロンビア戦まで望みが断たれなかったのは、まだマシと思わなければ。


それにしても、くどいようだが1人少ないチームに対して、1本のゴールも決められなかったのはなぁ~。やれやれ…。出るのはため息だけ。


「運命の一戦」は、25日のコロンビア戦に持ち越された。

 

 

 

 

 

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W杯 初戦は“完敗” 

2014年06月16日 | スポーツの話題

日本対コートジボワールは2対1。
得点差以上に試合内容は悪かった。

今さら何を言ってもはじまらない。

最も重要な戦いに敗れたのだから。
でも、やはり、少しだけ言いたい。


試合を見ていたら、相手のコートジボワールがほとんどボールを支配していた。日本ボールになっても、敵陣へパスを送ると必ずといっていいほど相手に取られてしまう。パスがつながらない。だから、なかなかシュートまでいかない。それどころか、相手にカットされて逆襲を受け、あわや、という場面が何度もあった。よく前半を0点でおさえられたものである。そして本田が先制弾を決めたわけだけれど、あれもスローインのセットプレーからで、流れの中で奪った得点ではなかった。相手ゴールに攻め込む…というパターンが、昨日の日本にはほとんどなく、攻め込まれっぱなしであった。


後半途中から、泥沼…じゃない、ドログバという選手が入ってきたとたん、わずか2分間で2点を取られ、いとも簡単に逆転された。思い出すのは8年前のW杯ドイツ大会の初戦となったオーストラリア戦だ。あの時も、1点リードしていたのに、相手チームがメチャ背の高い「切り札」選手を投入したとたん、日本は立て続けに失点して逆転負けをしてしまったのだ。結局、その大会、日本は1勝もできずに予選敗退した。


それにしても昨日の試合は、ドログバが出ても出なかっても、両チームの力の差は歴然としていた。よく2対1ぐらいのスコアでおさまったものだと思う。もっと点を入れられていてもおかしくなかった。本田もシュートは決めたけれど、やはりパスのミスが目立ち、試合の流れを悪くしており、まだまだピリッとしない。マスコミはシュートを決めたからと言って本田を称賛し過ぎてはいけない。大事なのは流れなのだから。


…と、出てくるのは愚痴ばかり。「惜しかったなぁ、あのときあぁだったらなぁ…」というシーンはほとんどなく、負けて当たり前の試合だった。そこがナンとも悔しいのである。ぐすん。


せめてギリシャ戦では切り換えて勝ち星をあげてほしい(向こうもコロンビアに負けているので必死だから、勝つのは難しいけど…)。さらに3戦目のコロンビア戦に勝つのはもっと至難の業だが、そこまでコロンビアが2勝してすでに予選リーグ突破を決めていれば、最後の日本戦には控え選手を出したりしてちょっと甘くなるかもしれない…。そんなセコいことまで考えたりして、かすかな希望をつなぐ僕ですが、もちろん日本中のファンが、何とか残り2試合奮起して、奇跡を起こして欲しい…と願っているに違いありません。


勝負には何が起こるかわからない…。この言葉を今は信じたい。

 

 

 

 

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サッカーW杯 今週開幕!

2014年06月08日 | スポーツの話題


サッカーW杯ブラジル大会がいよいよ今週始まりますね。13日未明に開会式が行われ、そのあと午前5時からのブラジル対クロアチア戦が大会初戦となります。ブラジルではW杯反対デモや強盗の横行などでかなり治安が心配されていますが、1ヶ月間、無事に大会が運営されることを祈るばかりです。(注:日時は日本時間で表記しています)。


日本が最初に登場するのが15日の日曜日。ちょうど1週間後ですね。午前10時キックオフなので、多くの人々がテレビ観戦できる時間帯です。相手はアフリカのコートジボアール。楽しみです。


昨日、日本代表最後の強化試合で、同じくアフリカのザンビア(W杯には不出場)を相手に4対3で逆転勝ちしましたが、3点も取られたのはちょっとねぇ。ふつうサッカーで3点も取られたら負けでっせ~


最近の日本の失点の多いのにちょっと不安を覚えます。昨日の試合では2得点したものの、本田の動きがまだピリッとしないのが気がかりです。


アフリカの選手は球際で急に足が伸びてキックしたりするので、日本はザンビア戦でこれに戸惑ったようです。その点、コートジボアール戦の前に同じアフリカ勢と強化試合を行ったことで、その対応が見えてくればいいですが…。


その次の日本の試合はギリシャが相手で、20日(金)の午前7時から始まります。これはサラリーマンの人たちにとっていかにも悔しい時間帯ですね。たとえば7時半に出勤する人なら試合を30分だけ見て出て行かねばならず、8時前に家を出る人は前半だけしか見られません。サッカー狂の長男などは、この日は早く家を出て、7時から会社近くのどこかで試合を見ようかな~と言っています。


一次リーグ最後の試合は強豪コロンビアとの対戦です。これが25日(水)の朝5時からで、これなら出勤する人も、早起きして試合終了まで見られる人が多そうですね。僕らのように「毎日が日曜日おじさん」はあまり時間の制約がないので、ありがたいです。現役で働いている時は、オリンピックとW杯だけはずっと見ていたい…仕事を退職したら存分に見られる…早くその時が来て欲しい…と思い続けていました。いま、それが実現しているわけですが、家族や地域に囲まれて生きている以上、いろんなことがあり、想像していたほどヒマではありませんが、今回のW杯は、思いっきり沢山の試合を見たいと思っています。


さて、日本は初出場から5度連続W杯に出場しているということで、これはすごい記録なのだそうです。ちなみに、1930年の第1回大会から20大会連続出場中のブラジルが史上1位。1950年の初出場から6大会連続で出場したイングランドが史上2位で、日本はそれに次ぐ史上第3位の記録とのこと。あのイタリアですら初出場から4度連続出場でいったん途切れていますから、日本も大したものです。今や日本はW杯の常連国…みたいな雰囲気になっています。テレビなどでは、やれベスト4とか優勝とか、威勢のいい言葉が飛び交っていますが、ま、現実は厳しいですよね。予選リーグ突破も簡単にいかないだろうし、とにかく初戦のコートジボアール戦が全てと言っていいくらいです。負けたらまたフランス大会やドイツ大会のように1勝もできず予選リーグ敗退…の線が濃くなります。初出場から5度連続出場の栄誉にふさわしい「実力」をそろそろ示してほしいですね。予選リーグの突破だけは何としても果たしてもらわなければ。


また、日本の試合に限らず、他の国々の戦いぶりも楽しみです。特に自分がこれまで旅行に行っていろいろな思い出が残る国。…イタリア、オランダ、スペイン、イギリス、フランス、スイス、オーストラリア、アメリカ、そしてアルゼンチンなどが試合に出てくると、きっと応援したくなるでしょうね。


ただ、W杯といえば、怖い思い出もあります。8年前(2006年)、ドイツで行われたW杯ですが、深夜や明け方のテレビ中継に夢中になりすぎて、それが間接的な原因になったのか、6月22日、不整脈から来る「一過性脳虚血発作」というのを発症してしまいました。仕事中に急に右半身が麻痺し、ろれつも回らなくなって、同僚に病院へ運んでもらうというありさま。脳梗塞の子か孫みたいな症状なのですが、一過性だったので後遺症が残らず済みました。でもビビりましたねぇ、あの時は。病院内を車椅子で運ばれたのも、初めての経験でしたし…。病院に運ばれた翌朝に日本対ブラジル戦が行われたのも覚えています。あれからもう8年経ちました。今回は興奮しすぎないようにしなければね~


さて余談ですが、次の次のW杯、つまり今から8年後の2022年のW杯はカタールで開催される予定ですが、ムチャクチャ暑いのでプレーに支障が出ることと、招致活動で買収をした疑惑が持ち上がり、開催国を決め直そうという動きが出ているようです。どうなるかわかりませんが、開催国の再投票となれば同じアジアの日本が有力だと言われています。韓国も名乗りを上げていますが、前回の日韓共同開催は元々日本単独開催のはずだったのが、韓国が政治力と企業力にモノを言わせて強引に割り込んできたものなので、今回、カタール開催が変更されたとしても、決して韓国の思惑通りにならないよう願っています。船の沈没で多くの犠牲者を出した韓国は、今、そんなことをやってる場合ではないでしょうしね。


と、あれこれ言いながら、まあ、それより何より、もっと大きなモンダイは、8年後も自分が元気で生きているのか…? ということですわいな。

 

 

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涙…そして笑顔

2014年02月22日 | スポーツの話題

浅田真央ちゃんがショートプログラムで16位に沈んだとき、ほとんどの人は次も失敗したらどうしよう…と、恐る恐る…ドキドキハラハラ…しながらテレビでのフリーの演技を見守っておられたことだろうと思います。僕ならさしずめ両手で顔を覆い、指の隙間からそろ~っとテレビをのぞいていたでしょうね。でも僕は生中継を見ませんでした。前日のショートの失敗もあり、フリーでまた同じように辛いシーンを見るかも知れない。それに夜中の1時~2時に起きているというのは、僕の生活習慣上で最もニガ手で、しかも最近体調が不良気味で、それやこれやで見るのを諦めて、寝ていました(いいところを見られず残念!)。


そして最近習慣となった3時過ぎに目を覚まし、枕元のスマホで速報を見たら、「浅田、フリー自己最高点に涙」とあった。「やったぁ~」。起きてリビングに行き、テレビをつけたら最終組の6人が練習をしているところだった。本来なら真央ちゃんもこの場にいるはずなのになぁ…と思いながら6人の演技を見た。地元ソトニコワは一部ミスらしきものもあったが高得点を出してトップに躍り出た。最後のキム・ヨナはいつものごとくミスのない落ち着いた演技で締めくくったが、金メダルはソトニコワが獲得した。


…で、フリーの得点をみれば、ソトニコワが1位、キム・ヨナが2位、浅田真央が3位ということだった。なんで…? 浅田はトリプルアクセルを決め、しかも五輪の女子史上初の6種類のトリプルジャンプを跳ぶ快挙を成し遂げたということだったのに。なのにねぇ、なぜ3位なのか…疑問が残る。


ソトニコワは一度だけだがミスをし、キム・ヨナにはスピード感がなかった。もし浅田が最終組でこの演技をしていれば、2人よりいい得点になっていた可能性がある…というのが大方の専門家の意見であった。フィギュアに限らないが、採点競技は本当に複雑で難しく、いろんな憶測が飛びますね。


でも、日本中のファンの人たちから、ショートプログラムを失敗した後も、「真央ちゃん、メダルよりも笑顔を持って帰ってきてほしい」という声があがっていました。それが真央ちゃんファンの偽りのない心境だったのでしょう。選手を応援する時は、選手が成功した時より、むしろ失意に沈んだ時にこそ、より大きな声援や励ましを送るのが本当のファンというものでしょうね。(その点、生中継を見ずに寝てしまった僕はファン失格ですわ。トホホ)


フリーを終えて、真央ちゃんはファンの人たちの願いどおり「涙…そして笑顔」という結果を出してくれました。真央ちゃんの心からの笑顔を見ることができてひと安心です。最後の五輪の舞台で自分の最高の演技を披露した真央ちゃんには、心から「よかったね~」と言ってあげたいですね。


今回のソチ五輪は、僕たちにとっては、上村愛子さんの「涙…そして笑顔」から始まって、真央ちゃんの「涙…そして笑顔」で終わった大会…とも言えるかも知れません。あ、すみません。終わっていませんね。まだ競技は残っていました。
失礼しました!

 

 

 

 

 

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信じられない結果

2014年02月20日 | スポーツの話題

うっかりめざまし時計をセットするのを忘れ、目が覚めたのが3時半。大慌てでテレビの女子フィギュアをつけた。すでに第3グループまで終わっていた。案の定、キム・ヨナがダントツの最高得点を挙げていた。鈴木は4位で村上は10位、これから真央ちゃんが出る第4グループが始まろうというところ。テレビではキム・ヨナと鈴木の演技がハイライトシーンとして映し出されていたが、キム・ヨナは相変わらずミスのない演技で、風格すら漂っていた。


第4グループに出る6人の選手がリンクに出て練習を始めたが、真央ちゃんはトリプルアクセルを決めていた。本番ではこの成否が大きな鍵を握る。


そして第4グループの演技が始まった。トップに出てきた地元の15歳、リプニツカヤは前半はいい感じで来ていたが、後半のジャンプで転び3位となった。


次のイタリアのコストナーが会心の演技をしてキム・ヨナに次ぐ2位の得点。


その次に出てきた米のワグナーは美人である。美人点…というのがあればきっとそこは最高点を取るだろう(あるかいな)。細かなミスがあって結果は5位にとどまった。


あと3人となり、出てきたのはフランスの黒人選手。淡々と演じて大きなミスなく終えたが、8位。そして最後から2人目のロシアのソトニコワがリンクに出てきたので大喝采。団体戦と同じく、また真央ちゃんの前に地元のロシア選手が出てきた。この順番、ちょっと不運のような気もする。ソトニコワの演技に観客席は大いに沸き、彼女もまた期待に応えて完璧な演技を見せ、終わった時はものすごい歓声が続いた。花束が乱れ飛ぶ中で、真央ちゃんがリンクに現れた。団体戦の時と同じような状況で、何だか悪い予感がする。 


ソトニコワは自己ベストを上回り、2位につけた。また大歓声。そして真央ちゃんの演技が始まったのだ。「がんばって!」胸が切なくなる。


しかし…。トリプルアクセルでまた転倒し、しかもコンビネーションジャンプが成功しなかった。解説者は普段の練習で確実に出来ていたものが出来なかった…と言っていた。そして16位という信じられない結果に終わってしまった。明日のフリーは残しているが、挽回は不可能な順位である。このうえは、順位に関係なく、明日のフリーでベストを尽くしてもらうことを願うばかりだ。


あぁ残念。こんな真央ちゃんはこれまで見たことがない。自己記録から20点近く低い得点で、キム・ヨナとも20点近い大差がついた。こんなことになるなんて…


日本中から、ため息が聞こえてきそうだ。


まだ4時半過ぎだし、ニュースも見たくないし、もう一眠りします。

 

 

 

 

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真央ちゃん、がんばってね~

2014年02月19日 | スポーツの話題

つい先ほど…(午後8時半ごろ)。


スノーボードの竹内智香さん。


「これはもう金メダルか!」と思った決勝で、あぁ、転倒…。


残念ながら銀メダルに終った。でも、今大会、女子初のメダルだ。


大会前、このブログでも書いたけれど、米有力紙の予想で、竹内さんは銅メダル候補に上がっていた。もともと実力者なんですよね~。惜しかったです。もう少しで金メダルだったのに~(今回は、「あと一歩」というのが多いですね)。


さて、今夜…というか明日未明にかけて、女子フィギュアのショートプログラムに浅田真央ちゃんが出てくる。今大会、一番ドキドキする種目です。キム・ヨナやロシアの15歳との激しい勝負になりそうです。


今から寝て、1時半ごろに起きて、そのフィギュアを見よう。


いよいよソチ五輪も、フィナーレに近づいてきた。

 

 

 

 

 

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カーリングにハマってます

2014年02月17日 | スポーツの話題

カーリングという競技の存在を知ってから今まで、これを見るとついつい肩に力が入り、一生懸命になってしまう。今回のソチ五輪も、数ある種目の中で、このカーリングに完全にハマってしまっている僕である。


きょう、午後2時からの日本対中国戦を見た。日本が負けると予選落ちという瀬戸際である。しかも中国には公式戦で一度も勝ったことがないだけに、見通しは明るいとはいえなかった。さて、中国に勝てるのか…? 絶対に勝ってほしいけどね


試合は前半から日本がリードしながら進んだ。いい感じであるが、緊張する場面ばかりが続く。見ながら、ハァハァと息が荒くなったりした。


日本がリードしながらも、大詰めの第9エンドに入り、このあたりから、中国が巻き返す流れになってきた。う~ん、雲行きが怪しくなったなぁと思っていたら、時間は4時半になっていた。今日は月曜日で、モミィを5時からのECCに連れて行く日だ。4時半過ぎには家を出て行かなければならない。あぁ…。


2時間半もの間、ずっと見続けてきたのに、最大のヤマ場となった第9エンドの一番いいところで、家を出て行かなければならないとは…。カーリングというのは思う以上に時間のかかるものなのだ。う~ん、残念! 後ろ髪を引かれる思いで、モミィを連れて家を出たのである。


…ECCへ着いて、子供たちのレッスンが始まるのをソファに座って待っていると、妻からメールが届いた。見ると「中国に勝ったよ~」だった。わぁっ!


「よっしゃっ」そう小さく叫んでちょこっとガッツポーズをしたら、「え?…何かあったんですか?」と、ECCの受付の女性がクスっと笑いながら僕に尋ねた。あはは~


日本はこれで4勝4敗。このあと午前0時から始まる予選リーグ最終戦のスウェーデン戦で、決勝に進出できるかどうかが決まる。優勝候補を相手に、日本にとって大一番である。これが大体午前2時半ごろまで行われるはずだ。そしてそのあと、長野五輪以来の金メダルが期待されるジャンプ団体の中継もある。


今夜は午前0時から未明の4時半ごろまで、寝られないのではないか…?


ただでさえ体調がすぐれないのに、いよいよ身体を壊しそうだ

 

 


 

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羽生ヒヤヒヤ…でも金メダル!

2014年02月15日 | スポーツの話題

ぱちぱちぱちぱち。    


午前2時過ぎに起きてフィギュア男子を見た甲斐がありました。羽生が日本男子として初の金メダルに輝くまでの2時間を、じっくり味わえたことは、何より幸せなことでした~。


いま、午前4時15分。テレビではフラワーセレモニーが行われている最中で、羽生が表彰台の真ん中に立っています。

  
見ていた人は多かったと思いますが、それにしても、一時はどうなることかとヒヤヒヤしましたよね。


  …………………………………………………………………………


羽生がいきなり4回転ジャンプで転んだ時は思わず目を伏せた。さらにそのあと、まさかの2度目の転倒。今度は目を開けていられなかった。嗚呼!


4分半の演技が終わった後、羽生は肩で息をしてしばらく立てなかった。「金は無理だな」その姿を見ながら、正直、そう思った。


得点が出て、その時点では羽生は1位に立ったが、次に世界王者のパトリック・チャンが出てくる。ショートプログラムでの差は簡単にひっくり返されそうだ。テレビの前で、力が抜けた。銀メダルも立派だが、やはり前回のバンクーバーで一つも獲れず、今大会もまだゼロという金メダルのほうが断然いい。喉から手が出るほど、欲しい。でも、パトリック・チャンは強いからなぁ


と半分以上諦めの境地になって、チャンの演技を見た。


しかし、さっそうと出てきたチャンも、ジャンプで数回、手をついたりよろけたりした。が、羽生のようにひっくり返る、というほどでもなかったように思えた。でもチャンは演技を終えたあと、笑顔はあったけれど、会心の笑みというものでもなかった。これはさあ、どうなんだろう? ひょっとして


チャンの演技について「こまかいミスが多かったですね」と解説が言うのを聴きながら、固唾を呑んで得点が出るのを待った。「たぶん羽生を超えないかなと思うんですけど」と解説は言てくれていたけれど本当にそうなのか? 画面にモニターを覗いているような羽生の顔がアップで映った。「行けるかな?」というような、ちょっと笑顔を浮かべた顔だった。


そして得点が出た! チャンは羽生に及ばず2位だった。やった~!


残る2人の選手は、ともにショートプログラムの得点から見ても羽生を抜けないだろう。「羽生、金メダル当選確実」とテレビの字幕に出してくれ~


「1人終わるごとに金メダルへのカウントダウンになっています」とアナウンサー。ドイツの選手が終り、あと1人。最後のアメリカの選手が演技を始める前から、テレビでは羽生が祝福されている光景がチラッと映ったりした。そしてその演技も終り、羽生の優勝が確定したのである。


トリノ五輪の女子フィギュアで金メダルを獲った荒川静香さんも、彼女のあとに出てきた最有力選手が大きなミスをして、運良く金が転がり込んできたのだ。本当に勝負は、最後の最後までわからない。諦めてはダメなんだ。


期待していた町田は5位だった。そしてこれが最後となる高橋は6位だった。高橋の演技を終えた後のさわやかな笑顔は、とても素敵だった。羽生の金メダルにも劣らない存在感を示してくれた高橋大ちゃんに、心からお疲れさま~と言いたいです。


時計は午前5時をまわりました。 おやすみなさい


 

 


 

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羽生、世界一へGO!

2014年02月14日 | スポーツの話題

いやぁ、素晴らしかったですね~、先ほど終わったフィギュア・ショートプログラム。羽生選手は、なんと100点を超えました。史上最高得点だそうです。世界王者のパトリック・チャンも真っ青(チャンはジャンプ着地でぐらつき2位)。


ディズニーに登場する王子様のような美しい表情と、これ以上ないというほどスリムで手足の長い19歳の超美形が次々とジャンプを決め、流れるように舞う。男子でありながら妖精のように見える羽生。こんな日本男子がいたんだなぁ…と改めて思う。ロシアのプルシェンコは直前に腰を痛めて棄権。フリーに向けてのライバルはパトリック・チャンだけとなった。明日のフリーがいよいよ楽しみだ。一つでいいから日本にも金メダルが欲しい。その最も近い距離に、いま、羽生がいる。本人は「まだ満足していない」と言っていた。フリーではさらに伸びる可能性も高い。ワクワク。


最後に出てきた高橋と町田は、高橋が4回転ジャンプで両足をついてしまったけれど、まずまずの滑りで4位につけたが、僕が「もしかして金メダルは羽生よりこの選手?」…とひそかに思っていた町田が、ジャンプでコケたりはしなくて、どこが悪かったのかよくわからなかったけど、解説者に「全体に精彩を欠きましたね」と言われる演技で11位に沈んだ。どうしたのだろう。プレッシャーだろうか? しかし3位にまだ3点差ということで、フリーで頑張ればメダルの可能性は残っているということで、羽生、高橋、町田のメダル独占も、(チャンが沈んだら…の話だが)夢ではない。それを期待したい。


生活のリズムが乱れるので、もう普通の日課に戻ろう…と思ったところだけれど、やはり最も日本の金メダルが期待されるこの男子フィギュアは見逃すことは出来ない。昨夜、スーパーへ行って「夜食」のお造りを買ってきて(夜なので、半額だった)、それをつまんでビールを飲みながらのテレビ観戦だった。午前4時半頃に中継は終り、今は5時を過ぎた。ビールの飲みすぎで不整脈が出ないように気をつけなければ(僕はスポーツ観戦にのめりこむタイプなので、かつて不整脈が原因で軽い脳梗塞になったのも、サッカーW杯ドイツ大会の時だった)。


ではおやすみなさい(もう朝でっせ~)。
明日の結果を楽しみに。


ちなみに日本の3選手は、明日の未明、町田が午前3時前、高橋と羽生は3時半前後に登場予定だそうです。


それにしても、スノボーで銀・銅の平野クン・平岡クンといい、羽生クンといい、みんな十代である。「♪美しい~十代 あぁ~十代~♪」という約50年前の三田明のヒット曲を口ずさんでしまいます(やっぱり、古いわ)。

 

 

 

 

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絶対王者も絶対音感も…

2014年02月13日 | スポーツの話題

昨夜は頃合な時間に女子カーリングの日本対ロシア戦が生中継されていたので、それを見た。試合は最後の1投まで予断を許さない展開だったが、日本が勝った。それにしてもカーリングという競技は、解説がなければいったい何がどうなっているのか僕にはわからない競技である。それでも、その解説を聴きながらじっと見ていると、緊張で体が固くなってくる。不思議な競技だ。


カーリングで日本が勝って、あぁよかったと、チャンネルを替えると、複合個人ノーマルヒルが今まさにゴールしようとするところであった。アナウンサーが絶叫している。りゃりゃりゃ~? と思いながら見ていると、日本の渡部が2位の位置にいる。「最後のターンです」とさらに声を高めるアナウンサーの声とともに、1位の選手がゴールし、すぐに渡部が2位でゴールした。銀メダルだ。たまたまその瞬間を生中継で見たのは幸運だった。カーリングが延長戦にもつれこんでいたら、「渡部、銀!」を知らないまま寝ていただろうなぁ。


銀メダルといえば、スノーボードのハーフパイプの平野歩夢クンは15歳2ヵ月で、今大会の全参加選手約1700人の中でも最年少とのことだ。むろん日本にとっても、冬季五輪史上最年少のメダリストとなった。


で、これまでの日本の冬季五輪最年少メダリストは、長野五輪のスピードスケート・ショートトラック男子500mで金メダルを獲った西谷岳文選手だった。前にも書いたが、西谷選手は当時大阪府・松原市にある阪南大学に在学中で、大会後、松原市長を表敬訪問したことがある。その時、松原市役所の広報担当だった僕は市長室で西谷選手と会い、インタビューのあと、金メダルを持たせてもらうという幸運にも恵まれた。あの金メダルの感触! 忘れられないなぁ


とにかくまぁ19歳の西谷選手がこれまで最年少メダリストだったのだから、平野クンの15歳というのは並外れている。まだ中学3年生である。すご~い。


ところで、この種目で大本命だったアメリカのホワイト選手はミスが目立ち4位になってしまったが、大会3連覇をめざして優勝間違いなしの「絶対王者」と呼ばれていた選手である。


ソチ五輪では「絶対王者」が敗れるし、わが国では「絶対音感」が実はウソだったりするし…。やっぱり世の中には「絶対」はない…ということか。

 

 

 

 

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