うっかりめざまし時計をセットするのを忘れ、目が覚めたのが3時半。大慌てでテレビの女子フィギュアをつけた。すでに第3グループまで終わっていた。案の定、キム・ヨナがダントツの最高得点を挙げていた。鈴木は4位で村上は10位、これから真央ちゃんが出る第4グループが始まろうというところ。テレビではキム・ヨナと鈴木の演技がハイライトシーンとして映し出されていたが、キム・ヨナは相変わらずミスのない演技で、風格すら漂っていた。
第4グループに出る6人の選手がリンクに出て練習を始めたが、真央ちゃんはトリプルアクセルを決めていた。本番ではこの成否が大きな鍵を握る。
そして第4グループの演技が始まった。トップに出てきた地元の15歳、リプニツカヤは前半はいい感じで来ていたが、後半のジャンプで転び3位となった。
次のイタリアのコストナーが会心の演技をしてキム・ヨナに次ぐ2位の得点。
その次に出てきた米のワグナーは美人である。美人点…というのがあればきっとそこは最高点を取るだろう(あるかいな)。細かなミスがあって結果は5位にとどまった。
あと3人となり、出てきたのはフランスの黒人選手。淡々と演じて大きなミスなく終えたが、8位。そして最後から2人目のロシアのソトニコワがリンクに出てきたので大喝采。団体戦と同じく、また真央ちゃんの前に地元のロシア選手が出てきた。この順番、ちょっと不運のような気もする。ソトニコワの演技に観客席は大いに沸き、彼女もまた期待に応えて完璧な演技を見せ、終わった時はものすごい歓声が続いた。花束が乱れ飛ぶ中で、真央ちゃんがリンクに現れた。団体戦の時と同じような状況で、何だか悪い予感がする。
ソトニコワは自己ベストを上回り、2位につけた。また大歓声。そして真央ちゃんの演技が始まったのだ。「がんばって!」胸が切なくなる。
しかし…。トリプルアクセルでまた転倒し、しかもコンビネーションジャンプが成功しなかった。解説者は普段の練習で確実に出来ていたものが出来なかった…と言っていた。そして16位という信じられない結果に終わってしまった。明日のフリーは残しているが、挽回は不可能な順位である。このうえは、順位に関係なく、明日のフリーでベストを尽くしてもらうことを願うばかりだ。
あぁ残念。こんな真央ちゃんはこれまで見たことがない。自己記録から20点近く低い得点で、キム・ヨナとも20点近い大差がついた。こんなことになるなんて…
日本中から、ため息が聞こえてきそうだ。
まだ4時半過ぎだし、ニュースも見たくないし、もう一眠りします。
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