めぐろのめばる

目黒川近辺で日本の四季を楽しみ、未来の日本を憂う。
かつての美しい日本と日本人がいかに素晴らしかったかを思う。

中目黒の桜並木

2015-03-28 16:56:18 | お花見

桜のシーズンもいよいよ本番です。
今日は週末の土曜とあって、しかも、明日はと天気が悪くなる予報です。
外に出てみると、少し曇りがちとは言え、まずまずの無風状態です。
昨日に引き続き、今朝は、中目黒まで足を伸ばしてみました。
朝食の前に、早い時間からバスに乗って出かけました。

バスに乗らなくても歩ける距離なのですが、今日は、大混雑が予想されます。

目黒川の上流にあるバス停で降りると、ゆっくりとカメラ片手に下って行きます。
いつもの赤い橋のところまで来ると、まだ早朝なのに、沢山の人がカメラを覗いています。
この場所は、昔からお気に入りで、赤く染められた橋と桜が華やかな春を演出し、
絶好の撮影ポイントです。
何とか人が移り込まない様に考えるのですが、今日は、どの方向からファインダーを覗いても
誰か写り込んでしまいます。
それでも10枚程心が動いた景色を写し撮ると、下流に向かって歩き始めます。

まだ朝の早い時間である事も有って、屋台も川の周辺のお店も、準備中です。

それでも、早くから数件の屋台が並んでいます。
桜色したワインが飛ぶように売れています。
ピンクのワインを片手に、ブラブラと歩く人々に幸せな時間を感じます。
最近では国際色も豊かになり、桜を愛でる人たちの中に、多くの海外の方が見られます。
様々な言語が飛び交っていますが、どの顔も同じで、桜の美しさにとても幸せそうです。

30分程下ると、そこは中目黒の駅の高架橋です。

ここまで来ると、少し歩きづらくなる程の人ごみです。
まだ、お昼前の時間であり、まだ、出勤中の人達も多いのに、この人ごみは驚きです。
夜になればどれ程の人々が訪れるかと思うと、とても暗くなって出かけようとは思いません。

中目黒駅からバスに乗って我が家に帰ってくると、すでに、河畔を歩く多くの花見客が

遠くから伺えます。
毎年の事ながら、中目黒周辺と変わらない程の人の流れになっていました。
朝食の前に、毎日写真をアップしている周辺の桜を撮りに行ってきました。
ほんの数日前までの光景と比べて、驚くほどの変化です。
桜も日々開花して変わっていますが、人々の数に驚きます。

明日は、午後からあまり天気が良くないと予報に有りました。

しかし、雨が降っている時、傘をさしながら濡れた桜を眺めていると、
不思議と話が弾み、花の美しさに気を取られている晴天の時と違った
しっとりとした風情が感じられるものです。


赤い橋を桜のトンネルが覆います


川に沿って華やかな提灯が並びます


川面を覆い尽くさんばかりの桜の花


明日にも満開