めぐろのめばる

目黒川近辺で日本の四季を楽しみ、未来の日本を憂う。
かつての美しい日本と日本人がいかに素晴らしかったかを思う。

ホワイトデーとバレンタインデーは業者の策略

2015-03-14 16:25:52 | プレゼント

今日は、やって来ましたホワイトデーです。
昔はなじみが無かったのですが、最近ではしっかりと定着して
先月のバレンタインデーに引き続き、巷はプレゼントとして
様々な商品が並んでいます。

何時、誰が決めたのか、バレンタインデーの時は、女性が

男性にプレゼントを贈り、ホワイトデーには、男性が何かを
見つけて女性に贈る様な雰囲気が日本に定着しつつあります。
そもそも、クリスマスも、ハロウィンもバレンタインデーも
私達日本人には全く祝う意味が無かったはずです。
それが、いつの間にか、本家の欧米諸国よりも派手に
大げさになっています。

確かに、これらの行事は、経済効果を考えれば、

素晴らしい戦略で、日本経済が潤うと言う点においては
とても素晴らしいと思います。
もちろん、日頃縁の無いオジサンでも、若い女性に義理でも
チョコレートをもらえると嬉しいものですが、それにどう応えるか
男の器を試されている様で、頂いた事が悩み種となる場合も
有るのです。

しかし、当の女性たちは、全くそんなことに関知することなく

プレゼントをあげようがあげまいが、オジサンの査定は
変わらないのです。
私も、だんだん年を重ねるにつれて、そんなプレゼントも
次第に少なくなり、今では、身内のものからか余程親しい人
更には仕事仲間の義理チョコ程度となっています。

しかしながら、やはり、もらえるかもらえないかは違うもので、

期待していないものの、義理でも手にすると、嬉しいものです。
先日、やはり気になっていた事も有って、頂いた人たちに
お礼の気持ちを込めて、春のお菓子を買い求めました。

妻には、最近古くなった小物財布を新しい春色のものにと思い

都内のお店に行きました。
女性専門のその店は、以前妻と入った事はあるのですが、
男が一人はいると恥ずかしいものです。
店員さんは用途に関して興味深深の表情です。

幾つか見比べて、少し若い人向きとは思いましたが

明るい色合いの品物を手に入れました。
ピンクの可愛い巾着袋に可愛いリボンをし、更には
ピンクの紙袋に入れられると、さすがに、持ち歩くのは
誰も見ていないと言うものの、恥ずかしいものです。

今日まで、部屋の片隅にかくしておいて、先ほど

フェイスブックに書き込みをしている妻の前にそっと置くと
一瞬固まり、満面の笑みで振り返りました。

日頃から節約を心がける妻は、こんなもの要らないのに、と

言いましたが、身体は嬉しさで揺れていました。
バレンタインデーもホワイトデーも私は興味ないのですが、
身近な人が喜んでくれる姿は嬉しいものです。
日頃、業者の策略と思いつつも、笑顔をみると
残念ながら、その策略にまんまと乗ってしまいます。