電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

自宅裏の果樹園でサクランボの剪定作業をする〜FMラジオを聴きながら

2022年02月14日 06時01分51秒 | 週末農業・定年農業
幸いに晴天に恵まれて、朝から自宅裏の果樹園でサクランボの剪定作業に従事しました。ちょうどNHK-FMで「名演奏ライブラリー」の時間でしたので、ゲーザ・アンダのピアノ演奏を聴きながらの作業です。リストの「ラ・カンパネラ」、バルトークのピアノ協奏曲第2番、シューマンの「交響的練習曲」、モーツァルトのピアノ協奏曲第21番、ショパンの「華麗な大円舞曲」やいくつかのワルツという内容でした。冬にしては好天の日曜日、足元は真っ白で寒いですが、サクランボの全体的な枝ぶりを見ながら混み合った枝を切り落とします。このとき、成長枝と短果枝を見分けながら成長枝を残すようにしなければいけません。短果枝だけになってしまった枝は、数年後には枯れてしまうからです。




脚立を雪の上に立てていますが、ずぶずぶと沈み込んでいかないのは、雪が締まっているこの時期の特徴です。切り落とした枝が足元に散らばりますので、適当に拾ってまとめておきます。こうすると、春先に剪定枝をまとめて焼却処分するときに集めやすいからです。




まだまだ作業は序の口。昨年の大雪被害で半数近い樹が被害を受けましたので、園地がだいぶがらんとしています。晩秋に桃とサクランボ「紅秀峰」の苗木を何本か植えましたが、1本だけ雪の中から顔を出しているのは「紅秀峰」のほうです。たぶん10年後には収穫できるでしょうが、晩生種なので露地栽培では梅雨で大部分が実割れしてしまうだろう。花粉樹として役立てて、自家用に少し収穫できればとの心づもりです。園地がガランと空きすぎているのは寂しいし、草刈りの労力だけが大変ですので、枯れずにうまく育ってくれると良いのですが。




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