電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

最後の雪中キャベツを掘り出し、サクランボの剪定を開始する

2022年02月13日 06時00分06秒 | 週末農業・定年農業
二日続いた晴天で、自宅裏の野菜畑も果樹園も、一面の雪が融けた後に放射冷却の寒さで締まって、大人が乗ってもあまり沈まない状態になっています。こうなると、脚立を立てても雪に沈まず、地面の上から見るとおよそ40〜50cmほど高さを稼ぐことができます。当地はサクランボの大産地ですので、今の時期はあちこちで剪定作業が行われているようです。

我が家でも午前中に最後に残った雪中キャベツを掘り出し、その後は昨年の大雪被害でも生き残った自宅裏のサクランボの若木を剪定を始めました。







雪の中で寒さに耐えたキャベツは凍結するのを防ぐために細胞液の糖度を上げるのだそうで、格別に美味しいと感じます。今年は多めに植えようと妻と話しているところで、今年の農作業の目標の一つです。また、サクランボの剪定は美味しいサクランボを収穫するためには必須の作業で、栄養成長を抑制し、生殖成長を誘導するために行います。要するに、葉っぱだけがワサワサと繁ることのないように、葉芽がついた枝の本数と位置をコントロールし、花芽が混み合いすぎないように枝の本数と位置を調整するというもの。高いところに登りますので年寄り向きの作業ではありませんが、下は雪ですので万が一脚立から落下しても大怪我にはなりにくいでしょう。剪定ノコギリと剪定ハサミ、それに切断部の癒合促進のために「トップジン・ペースト」のチューブを持って、全体の樹形を見ながら登り降りします。お天気が良ければ愉しい作業ですが、足元はやっぱり寒いです。長靴の中は冬用靴下の重ね履きなのですが、足が冷たくなって数時間で断念(^o^)/
今日・明日もまずまずのお天気のようですので、なんとか剪定作業を進めたいところです。農作業用ラジオと、「魔法瓶」に熱いコーヒーでも持っていこうかな。


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