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鼻づまり対策として、カルボシステイン錠がある程度は効果が上がっているようです。服用後1時間位で効いているのが感じられますが、どうも5〜6時間くらいで効果が弱まるようです。日中はなんとか鼻呼吸できているのに、夜は口呼吸になってしまい、途中で目がさめてしまう傾向がありますし、翌日の朝食が鼻づまり状態で食事にのぞまなければいけないことが多いです。これはカルボシステイン錠を食後に服用していることから、夕食と朝食の間が12時間と長く血中濃度が充分に保たれないためではないか、と考えました。こんど耳鼻科の通院の際に、先生にきいてみましょう。実際問題として、夕食と朝食の間の時間を短くすることにも限界がありますし、夕食直後ではなく1時間後、あるいは寝る前ではダメなのか。このあたり、どうも「薬物動態」と関連があるらしい。
長文失礼します。
まず、カルボシステイン錠が、夜間効いていないのは薬物動態学的に明らかです。
(半減期の5倍で薬物が消失するとして半減期1.6時間なのでt1/2×5=8。先発品のデータより)
①カルボシステイン錠の服用時間を夕食後から夕食後2時間や寝る前にずらす。
#食事の影響
・添付文書
1日3回と記載ある(食後、食前、空腹時などの指定無し)ため、おそらく影響はない。
もしくはデータなしと推測できる。
・インタビューフォーム
食事の影響は、該当資料なし(実験してない)とある。
・食事の影響を受ける薬というのはどういうものか?
脂溶性の高い薬剤(食物中の脂質が多いと血中濃度が上昇)、
胆汁分泌を必要とする薬剤(空腹時では吸収悪い)、
消化管血流量の変化に影響を受けやすい薬剤(食事で消化管血流量が増え吸収が早くなる)、
胃内容排泄速度に影響される薬剤(食後投与すると吸収がゆっくりになる)、
食事により物理化学的に影響を受ける薬剤(相互作用などで吸収低下)、
食事の有無により副作用の発現に影響する薬剤
カルボシステイン錠は、これらのいずれにも該当しない。
ちなみに、食事といっても低脂質な食事であれば影響はないでしょう。
#問題ないとして、では実際どうするか?
8時間と言っても、薬が8時間効いているのではなく徐々に減って8時間後にはすっかりなくなる、ということです。
うまく時間配分したとして、夜間早朝の症状が改善するかは、やってみないとわからないかも・・・。
でもする価値はあると思います。
よって服薬時間をずらすことは妥当、服薬時間は患者さんの生活リズムから決める。(改善しない可能性もある。∵半減期が短すぎる)
②他の薬に変えてみる。
#同効薬に変更して効く(症状が改善)か。
同効薬でも、効くかどうかは不明です。でも効くと思います、たぶん。
#同効薬(アンブロキソール)の薬物動態を見る
アンブロキソール15mg 1回1錠1日3回
半減期t1/2 5時間、最高血中濃度到達時間 tmax 2.3時間(先発品)
t1/2 ×4~5=20~25時間
→1日3回服用で、おそらく24時間効いていると思われる。
ちなみにこの薬剤には徐放錠があり
アンブロキソール徐放45mg 1回1錠1日1回
半減期10~11時間、tmax 6~8時間(先発品)
どちらも、同等とされています。(1日1回で済む、ただし昨今の流通事情は不明)
ということで、医師からこのような相談を受けたら
①>②の提案をしたいと思います。
以上
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ネット上でアドバイスすると、職業上の制約を受ける可能性がありますので、あくまでも専門的知識に基づく雑談の範囲と受け止めておきますね(^o^)/
しかし、脂溶性の場合や胆汁が出ている間に飲むべきケースなど、いろいろな条件があっての「食後」指定なのですね。さまざまな薬がありますので、それぞれ素人判断で勝手に変更するべきでないというのがよくわかりました。私の場合も、耳鼻科の先生と薬局の薬剤師に相談をして対処したいと思います。
ゴールデンウィークももうすぐ終わりですが、休めましたでしょうか。当方、毎日大型連休のようなものですので、野菜苗の植え付けに追われています(^o^)/
私の独り言です。
鼻詰まりは不快ですが、考えるのは楽しいです。