電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

花弁がしおれない「菜の花パスタ」を作るには

2021年05月20日 06時00分32秒 | 料理住居衣服
春からずいぶん食べた「つぼみ菜」がトウが立ち花が咲いて、菜の花のように見えます。これを使って「菜の花パスタ」にしようと何度かトライしましたが、どうしても花弁がしおれてしまいます。せっかくの黄色い花弁をそのまま活かして「菜の花パスタ」ができないものか。









こんなふうに、ペペロンチーノを菜の花で飾ることを考えたのに、茹でてしまえば黄色い花びらは全く見えません。茎立ちのほろ苦さは美味しく感じられるのですが、見た目はアスパラガスの緑色だけがやけに目立ちます。うーむ、これでは「菜の花パスタ」とは言えないだろう。



要するに、裏の畑から摘んできたばかりの新鮮な素材なのですから、茎の部分は軽くゆでる必要があるけれど、花が咲いているところは柔らかいのでそのままナマでも良いのではなかろうか。そういえば、和食でお刺し身等に菜の花を添えている場合があるが、あれも火を通してはいないだろう。では、別の日にもう一度チャレンジ!





というわけで、パスタをゆでている間に、花が咲いている首の部分を上に出し、茎のところだけを軽く茹でる「入浴スタイル」で準備しておき、普通にパスタを作った後に菜の花を飾る形で試してみました。




うん、なんとかうまくいきました! できれば、パスタの山の中から花の部分が首を出すようにして、パスタ山の頂上には別の彩りを考えると、パスタの熱で茎がやわらかくなって良いのかもしれません。また、菜の花はこれではちょいと多すぎました。あまり多くなくさらりと添える程度のほうが食感がゴワゴワしなくて良いのかも。

とにかく、懸案の「菜の花パスタ」は、「入浴スタイルで茎の部分だけをゆでる」ことで解決できました。採れたての柔らかさを活かしたもので、味も良好、見た目も季節感があって Good です。


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