電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

渡辺和・幸松肇『黒沼俊夫と日本の弦楽四重奏団』を入手する

2020年11月28日 06時01分39秒 | -室内楽
以前、巌本真理弦楽四重奏団が「山形定期演奏会」と称して定期的に演奏会を開催していたことが不思議で、「なぜ山形で?」と不思議に思っている、という趣旨の記事(*1)を書いたところ、渡辺和氏から『黒沼俊夫と日本の弦楽四重奏団』という書籍の存在を知らされました。この本をぜひ読んでみたいと探しましたが、当地の図書館にも山形県立図書館にもなく、古書でも当時はずいぶん高価で、諦めておりました。



ところが、探していれば見つかるもので、偶然にも某ネット古書店で売られているのを発見、すかさず注文して、過日ようやく入手することができました。思えば12年ぶりの出来事でした。

とりあえず拾い読みしたところですが、巌本真理弦楽四重奏団のチェリスト黒沼俊夫氏の伝記がたいへん興味深いものです。弦楽四重奏と山形の関わりについて、初めて眼を開かれました。後日、記事にできればいいなあ。

(*1):巌本真理弦楽四重奏団と山形〜「電網郊外散歩道」2008年3月
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