電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

雑誌「サライ」付録の「オペラ名曲選」を聴く

2013年05月17日 06時03分40秒 | -オペラ・声楽
雑誌「サライ」平成25年4月号に、「オペラ名曲選」というCDが付録に付いていました。
この内容が、なかなか楽しませてくれます。

(1) ヴェルディ『椿姫』より「乾杯の歌」、レナータ・スコット
(2) プッチーニ『ラ・ボエーム』より「私の名はミミ」、ミレッラ・フレーニ
(3) プッチーニ『ジャンニ・スキッキ』より「私のお父さん」、ロス・アンヘレス
(4) プッチーニ『トスカ』より「歌に生き、恋に生き」、マリア・カラス
(5) モーツァルト『フィガロの結婚』より「もう飛ぶまいぞ、この蝶々」、トーマス・アレン
(6) ビゼー『カルメン』より「恋は野の鳥~ハバネラ」、ロス・アンヘレス
(7) オッフェンバック『ホフマン物語』より「舟歌」、シュヴァルツコップ
(8) プッチーニ『蝶々夫人』より「ある晴れた日に」、レナータ・スコット
(9) カタラーニ『ワリー』より「さようなら、故郷の家よ」、マリア・カラス
(10) プッチーニ『トゥーランドット』より「誰も寝てはならぬ」、ホセ・カレーラス
(11) ワーグナー『ニュルンベルクのマイスタージンガー』より「前奏曲」、カラヤン指揮ドレスデン国立管弦楽団
(12) ビゼー『真珠採り』より「耳に残るは君の歌声」、アラン・ヴァンゾ
(13) モーツァルト『魔笛』より「夜の女王」、エッダ・モーザー
(14) ヴェルディ『リゴレット』より「女心の歌」、アルフレート・クラウス
(15) ボロディン『イーゴリ公』より「だったん人の踊り」、ラファエル・クーベリック指揮ウィーン楽友協会合唱団
(16) ワーグナー『ワルキューレ』より「ワルキューレの騎行」、クラウス・テンシュテット指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

ヴェルディの「乾杯の歌」で華やかに始まり、プッチーニで切ない女性の心を聴き、モーツァルトの軽やかさや「カルメン」の妖艶さを楽しみます。カラヤンのワーグナーはうまいなあとあらためて感心し、ドレスデンとウィーンとベルリンのオーケストラを堪能する、という具合です。ヴェルディ、ワーグナー生誕200年記念をうたう割には2人の作品が各二曲ずつと少ないと思いますが、音楽専門誌ではない一般の雑誌の付録ですから、まあいいか。

録音はかなり古めのものが中心になっていますが、通勤の車中で楽しむには充分です。例によって、自宅では PC-audio で選曲の妙を味わっています。

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