電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

絵葉書と筆記具

2012年08月30日 06時02分50秒 | 手帳文具書斎
旅先で、絵葉書を書いて出すことがあります。常に携帯するシステム手帳には、50円と80円の切手を入れていますので、いつでもポストに入れることができますが、さて、絵葉書に適した筆記具というのは、本当は何が良いのか、実際に試してみることにしました。

試しに使った絵葉書は、某観光地の写真によるもので、写真印刷用のつるっとした紙を用いています。鉛筆やシャープペンシルはダメだろうというのはすぐに判断できますが、ボールペンや万年筆などはどうか。



その結果、案外良かったのが万年筆でした。パイロットのカスタムに同社の黒インクを用いたものを筆頭に、インクフローの良いタイプが良好なようです。「プレラ」青軸(中字)に「朝顔」インクを入れたものなども、インクの乾きは時間がかかりますが、良好な結果です。これに対して、ウォーターマンにパーカーのブルーブラックを用いた例では、インク交換後しばらく使っていなかったためかインクフローが渋く、書き味はあまりスムーズではありませんでした。(これは、もう少し書いてみないとはっきりしたことはわかりません。)
あとは、予想通り Jetstream ボールペンが良かった。私の字では、太めのほうがサマになるようで、PowerTank ボールペンの太字などもよさそうです。

強調したいメッセージなどは、サインペンのようなものが適しているようで、筆ペンで横書きというのは、書きにくくてしょうがありません。このあたりは実際に試してみてはじめてわかるもので、良い実験でした。

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