電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

ちょっとした万年筆ブーム

2012年01月26日 06時04分19秒 | 手帳文具書斎
亡父が使っていた万年筆を、使わないからと老母からもらい受けました。パイロットとプラチナの細字です。そういえば、ずいぶん昔に、パーカーのブルーブラックのインクとともに、プレゼントしたことを思い出しました。プラチナのほうは妻が使うことにして、私の手元にはパイロットが一本増えてしまいました。実はこの万年筆は、以前に私が購入して使っていたもので、書き味が良いからと亡父にあげたものでしたので、いわば出戻りです。とくに<SF>という極細タイプを選んだのは、当時使っていた能率手帳に記入することを想定したためでした。昔は、手帳には鉛筆またはシャープペンシルで仮に記入しておき、スケジュールが確定したら万年筆で上書きするなどの習慣がありました。今は、いきなりボールペンで記入し、変更があればホワイトコレクターや修正テープなどで白く塗りつぶす、というスタイルが主流になっていますが、合理性から言えば昔のほうがまさっているように思います。まあ、人間はつい安直なほうに流れるものでして(^o^)/
今、ふだん使っているのは、パイロットの中字<M>を黒インクで、もう一本、ウォーターマンの中字<M>と、実は太字といってよいペリカンの中字<M>とを、パーカーのブルーブラック・インクで使っています。急に万年筆が増えて、文具好きのハートに火がつきました(^o^)/

コメント (2)