電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

2008年の備忘録ノートの決算

2009年01月02日 08時05分39秒 | 手帳文具書斎
以前は大学ノートを使い、後にA4判の大判ノートを使っていた備忘録(*)、最近はB6判のらせん綴じ式キャンパスノートと小型化して、すっかりブログのネタ帳と化しておりますが、昨(平成20)年は合計で5冊を使いました。一昨年はたしか3冊でしたので、昨年はずいぶん使ったほうでしょう。
特に、佐伯泰英『居眠り磐音江戸双紙』シリーズの記事など、分量の多い記事が、特に後半に頻度が多かったためでしょうか。備忘録ノートを小型化することにより、記事のネタも拾いやすくなったことはたしかです。

ちなみに、昨年の読書記録は、パソコンの備忘録メモによれば、

$ awk -f book.awk memo2008.txt
2008/01/03 宮城谷昌光『風は山河より』第1巻を読了 ~
2008/01/06 宮城谷昌光『風は山河より』第2巻を読了 ~

2008/12/25 藤沢周平『小説の周辺』読了 ~
2008/12/31 木田厚端『肺の生活習慣病(COPD)』読了 ~
101 冊

となりました。
2006年は76冊、2007年は64冊でしたので、2008年はずいぶんたくさん読んだことになります。これは、明らかに単身赴任の影響でしょう。
印象的な本もずいぶんありました。チャンドラーを読み始めたのもこの一年のことですし、佐伯泰英の『居眠り磐音江戸双紙』シリーズという長編エンターテインメントを知ったのも良かった。諸田玲子『お鳥見女房』シリーズも味があります。C.W.ニコル『勇魚』、北康利『蘭学者川本幸民』、伊坂幸太郎『死神の精度』などもたいへん印象的でした。ノンフィクションでは、光岡知足『腸内細菌の話』や木田厚瑞『肺の生活習慣病(COPD)』が良かった。そして、やっぱり藤沢周平はいいなぁ!
自分が本を読む時間がそれだけあったということは、裏を返せば家族と過ごす時間が確実に減った、ということでもあります。自慢すべきことではなくて、実は自戒すべきことなのかも(^o^;)>poripori

(*):紙が先か筆記具が先か~「電網郊外散歩道」
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