すぐやる化 習慣術 価格:¥ 1,260(税込) 発売日:2011-01-20 |
評価 (2点/5点満点)
「できる人」研究家の夏川賀央さんが、今までになかった全く新しい発想や、全くなかった新しいやり方のできる人になる、「すぐやる化」の仕組みづくりを紹介します。
具体的には、すぐに感じて行動に移す習慣づくり、言わば深く考えないようにするクセをつくることで、本書では7つの〝スイッチ〟が用意されています。
①素直に実行する、②思いついたことを具体化する、③条件や可能性を無視する、④広げて考える、⑤失敗しても反省しない、⑥余裕をもった選択肢をつくる、⑦自分を信じる
現在の私たちは全体的に、考え過ぎてしまう傾向があると思います。何かをしたいと思ったときに、即座に行動を起こしたほうが良いと分かっているのに、なぜか行動に移せない。その障害となっているものを、本書を読んで見つけてみましょう。その障害は意外と、容易に取り外せるものばかりです。
【my pick-up】
◎直観を疑う必要はない
じつは最初の直観で、おおむね人は正しい選択をする。実際、多くの人が「これかな」と最初に出す答えは、「案外的を射ているものだ」という説があります。つまり、「最初の直観は、つねに正しい答えを提示している」ということ。
そもそも「直観」というのは、私たちの脳にあるデータが指し示す、「いちばん妥当性のある解答」なのです。
◎自分に対して責任をとる
自分が動かなければ、社会習慣が、世間体が、会社が、いずれにしろ他の誰かがあなたの行動を決定してくれます。その行動に、あなたは責任を持たなくてもいいのです。
イヤだけど、責任は他者にあるから、不満を言っていればそれで済む。そんな状態に、知らず知らずに満足してしまっているのです。