人生の安定成長をうながし、夢を収穫し続ける ハーベスト時間術 価格:¥ 1,365(税込) 発売日:2009-04-27 |
評価 (3点/5点満点)
著者は、銀行OLから一転、当時最年少の25歳で社会保険労務士の国家試験に合格し自ら事務所を開設、「2000万円の年収を稼ぐ社会保険労務士」としてテレビや雑誌で数多く取り上げられている長沢有紀さん。
ハーベストとは、作物などを収穫する、刈り取るという意味があり、10年スパンで夢・目標に向かって少しずつ着実に成果を出す時間術を紹介しています。
「メールの受信トレイは空にする」「仕事は余裕をもった期限を相手に言っておき早く仕上げる」など時間術の定番と言えるものから、女性・母親の観点からのアドバイスもあり、これまでの時間術の本は難しい、効率を追い求め過ぎと思っている方も、すんなり入っていける1冊です。
【my pick-up】
◎詰めこめば時間は大きく育つ
時間は思った以上にたくさん入る「胃袋」のようだと考えている。
時間の胃袋は大きくなればなるほど、密度の濃い時間を過ごせるようになり、時間のゆとりができる。
◎長時間労働は悪いイメージ?
長時間労働をして、汗水たらして仕事をする経験が、長い将来、年を取ってからどれだけ大切な経験となることか。
上手くいかなくてももがく中で、どういうやり方をすれば良いのかなど、自分で必死に考えて編み出した自分流の方法こそが「効率化」だと私は考えています。
◎成功者の失敗談を聞こう
今から何かを目指す人が聞くべきなのは、成功への秘訣がたっぷり隠されている「失敗談」なのです。
失敗した話の中にこそ成功につながる大切なことがあるのです。失敗がなくて成功はありえないのです。