マニャーナの法則 明日できることを今日やるな 価格:¥ 1,365(税込) 発売日:2007-04-05 |
評価 (3点/5点満点)
著者はイギリスのビジネスコーチであるマーク・フォースターさん。
「マニャーナ」とはスペイン語で「明日」という意味で、この法則で述べられている時間管理術とは以下のとおりです。
①仕事をその発生と同じ日に手がけるのは極力避ける
②「クローズ・リスト」(仕事にリミットを設けて効率を上げる手法。「チェック・リスト」がその典型)を使う
この2つを組み合わせて、仕事を「明日やる」ことにする。この法則の根底にあるのは、「明日まで待てないほど、緊急な仕事はない」という考え方です。
実践方法1: 翌日にまとめてバッチ処理
実践方法2: 手間のかかる「タスク」は細分化
実践方法1の「翌日にまとめてバッチ処理」は例えば、メールは着信日の翌日にまとめて処理します。これは人気ブログ「シゴタノ!」(http://cyblog.jp/)の佐々木正悟さんの近著『残業ゼロの1日1箱仕事術』でも紹介された方法です。
仕事の内容だけではなく、それにかけた時間の長短もきちんと評価の対象とすべきです。
【my pick-up】
◎仕事を他人にまかせる
絶対に避けたいのは、仕事をしばらく放っておいた後で、「これ緊急だぞ」と言ってまかせること。これでは部下が力を発揮できるはずがありません。