行徳生活日記

「行徳雑学館」作者の日記。

2010年1月27日(水)の日記

2010年01月27日 | 日記

午前中は病院へ行く。50年近く生きていると、いろいろなところにガタが来るので、定期健診や人間ドック以外にも定期的に診てもらいに行かなくてはならない。

1日休みを取っても大丈夫なので午後は映画を見に有楽町へ行く。

その前に昼飯は地下鉄丸ノ内線銀座駅の上のコンコースにあるカレーのからなべ屋

野菜ミックスカレーを食べる。

有楽町マリオンでアバターを見る。3D映画だということと、未知の星を徹底して作り込んだ映像が凄いらしいというので、今日の休みに見に行こうと思っていた。

有楽町マリオンにあるTOHOシネマズ日劇のシアター1で上映。900座席規模のおそらく国内最大級のシアター。

シネコンが普及するまでは映画を見るときは有楽町マリオンの映画館でよく見た。この1番大きなシアターで見たのはそれほど多くなかったと思うが。

昨夜、ネット予約したときは空いているぐらいと思ったが、今日行って見ると一番前のほうの列を除いてぎっしりと入っていた。今日が水曜日でレディースディということもあるだろうけど、昨日から今日にかけて「『アバター』が歴代世界興行収入第一位」になったというニュースが流れたので、「それなら見に行ってみよう」と押しかけた人が多かったのではないかと思う。

映画の内容は、倫理に反して暴走する上役に部下が反旗を翻すという話。「スタートレック叛乱」を連想した。

だけど、衛星パンドラの世界を作り上げた映像は実際すばらしいし、展開もスピーディで予告編合わせて3時間の上映時間なのに退屈しなかった。

 

有楽町マリオンというと、今朝のニュースでこのビルに入っている西武百貨店が年内で閉鎖というのがあった。今年の12月25日をもって閉鎖とのこと。

マリオンが出来たのが自分が社会人になった1984年で、それからもう丸25年過ぎている。かつてはよく行ったが、1990年代中ごろに女性ファッションだけの専門大店になってからはほとんど足を踏み入れたことがなかった。女性ファッションだけでもやっていけないぐらい百貨店業界がきびしいということだろう。

映画を見終わったあとはぶらぶらと歩いて八重洲地下街へ。12月に八重洲地下街でネクタイなどを買ったときにもらったくじ引き券で、クリスマスセールのくじ引きをしたら1月末まで有効の買物・飲食1,000円券が当たった。もったいないから使うことにする。

それで行ったのがキリンシティ。12月に1,000円券が当たったときにランチを食べに入っていて、夜の時間に行って見たいと思ったのだった。午後5時過ぎに入ったが、その時間でけっこうな入りだった。

最初はブラウマイスターを注文。それほど大きくないグラスで出てきた。今日、飲んだのはどれもこのグラスで出てきた。

最初のつまみはハイ辛チョリソCITYポテトたたきごぼうの高菜明太

ブラウマイスターはもう一杯。そのあとはハートランド、そして黒生。

食べるほうは次はイベリコ豚のグリル

最後はハーフ&ハーフとちぢみホウレン草のバターソテー

有楽町西武が年内閉鎖のニュースで、マリオンが出来た当時のことを思い出した。マリオンの映画館で初めて見た映画が1984年版の「ゴジラ」。見たあと晩飯に中央通り銀座一丁目にあったアサヒビールのビアホールへ入ったのだった。なんか、今日も似たような行動になっている。

もっとも1984年「ゴジラ」は満足できたのは特撮の技術的な部分だけ。前作から8年ぐらいブランクがあって、そのあいだのアメリカ映画の「スターウォーズ」や「未知との遭遇」が目を見張るような特撮映像で一世を風靡したから、再開した「ゴジラ」が日本の特撮映画としてどこまで意地を見せてくれるかに大きな関心があった。そして実際、1984年当時としては頑張っていて満足できた。

だけど、特撮が絡む場面でも有楽町マリオン脇で新幹線がゴジラに襲われる場面では、場内から失笑が起こった。自分もへなへなとなっていた。警察と自衛隊の車両がいる以外には人っ子一人おらず、他の電車もみんな止まっている銀座有楽町界隈で、新幹線だけが東京駅を発車してくるなどということがあまりに不自然だったから。そうしてストーリーは盛り上がらず退屈。主演女優が「入場料返せ!」レベルの超ヘタクソな新人とか、特撮の技術面以外は散々な映画だった。

飲み食いが終わったら、中央通りに出て高島屋の前を通り、日本橋から東西線に乗って帰る。

平日に休みを取れると、なかなかいい骨休めになる。

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