行徳生活日記

「行徳雑学館」作者の日記。

2022年5月21日(土)の日記

2022年05月21日 | 日記

午前中は強い雨雲の通過で土砂降りになる。午後はまだ不安定なようだが雨は上がったので、映画を見に行くことにする。

妙典のイオンへ。

イオンシネマ市川妙典。ほんとに久しぶりという感じ。

見た映画は「シン・ウルトラマン」。

すでに1週間前の公開で、Yahooのトップページに表示されるニュースで評価記事も見ることができた。昨日の日経夕刊でも批評が載っていた。ウルトラマンが好きな人、マニアックなこだわりがある人には面白いだろうけど、そうでない人向けとしては厳しいことが書いてあったりする。

自分はというと、かつての「ウルトラマン」やその前作品の「ウルトラQ」へのオマージュ満載であることに引き込まれてしまった。1本の映画として見たときの展開などがどうこういうことは全く気にならなかった。

この日記で過去にも書いたことがあったと思うが、テレビシリーズ「ウルトラマン」の本放送(1966年(昭和41年)~1967年(昭和42年))は、自分はほとんど見ていない。小学校へ上がる前の年(1年制の幼稚園へ通っていた年)だが、母親の実家、というか母親側のおじいさんとおばあさんの家に日曜日に遊びに行ったとき、晩ご飯の時間の午後7時に「ウルトラQ」を見せられた。エピソードは「バルンガ」(そういうサブタイトルだと知ったのも、もっとあと)。あまりに怖くて日曜日の夜7時にそのチャンネルを見られなくなってしまった。後番組の「ウルトラマン」をようやく見たのは最終回の1回前だった。

だけど、見ても怖くなくなると好きになり、再放送は何度も見た。昭和の40年代、50年代のテレビ(民放局)の夕方5時台は、子供向け30分番組の再放送の時間だった。昭和の50年代になると、制作の舞台裏の話などを載せたムックが発売になり、そういうものも買って読んだ。やがてネットの時代になり、特撮関係で興味が湧いたコンテンツを見るようにもなった。

やはり、自分もマニアックな傾向が強いから、オマージュ満載に反応してしまう。

それと、より以上にマニアックな要素も入っていた。自分はここ2,3年の間にネットニュースの記事で初めて知った話だが、本放送当時の少年誌に載ったというゾフィーのこと。ゾフィーは最終回でゼットンに倒されたウルトラマンを故郷へ召還するために訪れる使者。ところが、本放送の時代は家庭用など一般に使える録画機はなく、出版社に流れた情報が混乱したようで、ゼットンを操る宇宙人「ゾーフィ」などと書かれていたという。自分が読んだネットニュースは見つからなかったが、検索するとこういうコンテンツがあった。「シン・ウルトラマン」にもゾフィーは登場するが、このゾーフィがちょっと、どころがどっさりと入っていたりする。

ちなみに、「ウルトラマン」本放送のときは自分は小学1年。買ってもらって読んでいた雑誌は小学館の学年誌の「小学一年生」だけだったので、他の少年誌にそんなことが載っていたなど全く知らなかった。

それともうひとつ、特撮やアニメの設定を科学的に考察し、ユーモアたっぷりに書いた「空想科学読本」があるが、それを元ネタにした話もあった。ゼットンの1兆度の火球とか。

まだ、もうひとつ。この映画でウルトラマンの本名が明らかになった。テレビシリーズの第1話では宇宙人の名前を聞かれたハヤタが「名前なんてないさ」と答えるが、呼び名がないのも何だということで「ウルトラマン」という呼び名を提案して、その名前になったという展開。最終回でゾフィーは自分から「ゾフィー」と名乗るが、ウルトラマンに対しては「ウルトラマン」としか呼ばない。

「帰ってきたウルトラマン」は本放送から10年程度経って、ウルトラマンジャックという名前が付けられたが、初代ウルトラマンはずっと「ウルトラマン」のままだった。ということはずっと本名不明だったわけで、今回、やっと名前が付いたことになる。でも今後、「ウルトラマン○○」という呼び方になるかは分からない。単に「ウルトラマン」でずっと来たのだから、そのままのほうがいいと自分も思えるが。

とにかく見ながらついニヤニヤしてしまうことが一杯だった。いずれソフト化されるだろうけど、たぶん買うと思う。

 

午後6時40分に終わる回だったので、行徳へ戻ってから外で飲んで帰ることにする。

行徳駅前四丁目にある居酒屋まるのひとへ行く。去年の4月以来。

最初は生ビール。

お通し。

ブリ刺し

玉ねぎスライス

ビールの次は角ハイボール

次は串焼きを注文。レバー砂肝ハツ

ししとう串

肉付きナンコツ

あとはチューハイ類にしてレモンサワー

最後に緑茶ハイ

つまみの締めはじゃがバター

お代は4,300円ちょっと。