昼寝

夏の楽しみは昼寝。
シャワーを浴びて、昼寝をすると、
そよ風がヒグラシの鳴き声を乗せて吹き抜けていく。

まだ昼寝には肌寒いけど、
まだヒグラシもいないけど、
今までも昼寝はしているけど、
シャワーを浴びての昼寝はまた格別。
これから昼の寝の季節が始まる。

朝は春、昼は真夏。

朝は春、昼は真夏。
この温度差にはなかなかついていけない。
草はますます勢いを増して、植え替えしようと思っていた水仙がどこにあるかわからなくなった。
山羊の柵の中はつい数日前までは竹の子がいっぱいだったのに今ではまるで竹やぶのよう。
暴力的なまでの山羊の食欲に草が勝つ季節がやってきた。
あちこちで草刈機の音が聞こえる。
田植えも間近。
まもなく蛍の季節がやってくる。

里の花嫁

里は日暮れて夕焼け小焼け
あなたの村へ　お嫁にゆくの
若いと誰もが　心配するけれど
お金持ちだから　大丈夫なの
段々畑と　さよならするのよ
幼い弟　行くなと泣いた
男だったら　泣いたりせずに
鹿や猪　退治してね

集落まわるの　小さな軽トラで
生まれた家が　小さくなるわ
公民館で　見送る人たちに
別れつげたら　せいせいしたわ
４０ヘクタールの　大きな田んぼで
これからあなたと　稼いで行くの
里は夕焼け　明日も晴れる
二人の門出　祝っているわ

スイカ爆発

中国でスイカの爆発があいついでいるらしい。
果実の肥大を促進する薬剤を乱用したことが一因か、とのこと。
肥大を促進する薬剤を乱用・・・とはいかにも中国らしい。

中国ではスイカ爆発
日本では水素爆発

どちらも困ったもんだね。

東京に・・・

先週東京に行ってきた。
行きは元気よく、帰りはすっかり落ち込んで。
別にそんなに落ち込まなければならない理由があったわけでもなかったのだけど・・・
でも呑まずにはいられなかった。
そして呑みすぎた。

結局自分の居場所はここしかないんだよね・・
そしてこのようにネットを通じていいたいことを発信するのがいちばんいいんだよね。

雨が激しく降ってきた。

竹秋

二日間家を空けて、帰ってきたらびっくり！
タケノコがすっかり竹に、山羊の柵の中が竹林になっている。
竹の子の間はゆっくり成長するけど竹になったとたんぐんぐん大きくなる。
竹林の次第に色づいてきた。
まもなく卯の花が咲き、ホトトギスが鳴き出す。
夏はそこまで来ている。

田舎のネズミ

ある用事で東京に２泊で行ってきた。
そして先ほど帰ってきた。
そして自分がすっかり田舎のネズミになってしまってたのに気づいた。
正直、もうこりごり！って気分。
この前大阪に行ったときも感じたけど、東京ではさらに感じた。
渋谷のスクランブル、押し寄せる人の波。
どこに行っても人・人・人。
ホテルは街に中にあったので夜中まで騒がしかった。
どうしてこんな夜中に多くの人が騒いでいるのだろう？
この田舎に来たときのことを思い出した。
夜中猪のうなり声鹿の口笛のような無き声に眠れなかったときのことを。
でも動物の鳴き声と人の叫びと・・・どちらを選ぶかと言うとやっぱり動物のほう。

家に帰ってきて、すっかり腹をすかしいた山羊や鶏に餌をやってほっと一息した。
それから遅れていた種まきもした。
人を相手にするよりも動物や土を相手にするほうがずっと心が安らぐ。
もう都会はこりごりって感じだ。

ぎゃぁ～！

雨が降り続いている。
露のような雨が。
雨が降らないと困るけど
降り続くとさらに困る。
特にかなわないのがヤマヒル。
雨の日でも山羊の餌に草刈はしないわけにはいかない。
すると必ずヒルが服にくっついてくる。
１～２匹ならまあいつものことだけど、
昨日なんか５匹も！
ぎゃぁ～！と思わず叫びたくもなる。

防護服の青い線

昨日やっと一部の住民に一時帰宅が認められた。
そのさい、自己責任で帰宅する旨の書類にサインしろといわれたと言う。
強制的に避難させて置いて、やっと一時帰宅を認めたら今度は「自己責任」。
こんな事態になっても相変わらず役人は保身のことしか考えてないようだ。

ところであの防護服の青い線・・・
あれっていったい？
とっても不思議に思っていたところ、あれはどうやら縫い目をカバーするためのテープらしい。
でもどうして青？
赤や黄色や花柄や、もっといろんなパターンがあってもいいのに・・・
あるいは目立たないように白にするとか・・・
なんてことをついつい考えてしまうのだけど、まあそんなことはどうでもいい。

ところであの服はデュポン製らしい。
どうして国産でないのだろうか？
原発の修理に使われたのもフランスからの援助のロボット。
ロボットが得意なはずの日本でどうして原発用のロボットが無いのか。

「安全だからそんなものは必要ない」
「そんなものを用意しておくと危険だと思われる」
きっとこれが役人の論理なのだろう
危険なのはこんな役人の頭のほうだ。

東くだり

久しぶりの土砂降り。
畑の野菜も土もきっと大喜びだろう。
こんな土砂降りだと仕事もできないので、家の中での～んびりしている。
もっとものんびりしてるのはいつものことだけど、気分的には全然違う。
こんな雨だと、あれもしなきゃ、これもしなきゃなんて思い悩む必要も無い。
たまには雨もいいものだ。

ところで、話は全然違うけど、週末東くだりすることになった。
もちろん観光ではなく、用事ができたので。
東京にはよく行ったけど遊びで行くことはまず無い、ほとんど仕事や用事。
それで見物なんてあまりしたことが無いししたいとも思わなかった。
もともと東京の始まりはあの徳川家康が豊臣をだまして作った町。
明治維新になって、天皇が「ちょっと見物に行って来ますわ・・・」
といって見物に行って、そのまま見物が続いているだけの町
京都の人は今でも京都が「都」だと思っている。
「ちょっと長ごうおすな、まだ天皇はん帰ってきてくれはりませんのやろか・・・」
京都の長い歴史から見たらそれはほんのちょっと前の出来事。
「まあそのうち帰ってきてくれますやろ」

・・・なんてことはどうでもいいのだけど、江戸から４００年、震災や戦災で滅茶苦茶になったとはいえ、それなりに名所旧跡はあるだろう。
もっと江戸や明治の旧跡を見とけばよかったなぁと今になって思う。
それに美術館もたくさんあるので行っとけばよかったなぁ・・・
行ったところと言えば、浅草、葛飾柴又、東京タワー、上野動物園・・・なんてちょっと情けない。
葛飾柴又のあの雰囲気はよかったけどね。
今度も２泊するけど回れそうに無いけど、時間があったら上野寛永寺にでも行ってみようかと思う。徳川の墓所を見てみたい。

広島県ジーンバンクの見学会

６月５日(日）～６日(月）広島県ジーンバンクの見学会があります。
ジーンバンクの船越さんのお話と周辺の採種農園の見学会です。
船越さんの話、以前有機農業研究会で聞いたことありますけど、とっても頑固な種採り人って感じの人でした。
そしてとっても種採りの参考になりました。特に難しいアブラナ科の種取りの話、きっと参考になりますよ。
自家採種している人、自家採種したいと思っている人必見です。

申し込みは、なんと明日まで！
（もっと早く案内しようと思っていましたが、ついつい忘れてました。でも多分その後でも申し込みはいけると思うのだけど・・・と勝手に思っています。）

詳細を転載します・・・（「ひょうご在来種保存会通信」より転載します）

がんばらないぞ！

この１０数年、あるいは２０数年かな（？）使ってない言葉がある。
それは「がんばれ！」という言葉。
この言葉大嫌いでずっと意識的に使ってこなかった。
これを今度の東日本大震災に当てはめてみるともっとはっきり見えてくる。
「がんばろう、東日本！」と「がんばれ、東日本！」
言ってる人間にはそんな意識は無いかもしれないけど、いわれる人間の気持ちになるとずいぶん違う。
「がんばれ！」とは自分はなにもしないで人にやらせる言葉、人を突き放した言葉。
「がんばろう！」は一緒にやろうよ、と言う意味がこめられているのでまだいい。

というわけで、この１０数年、あるいは２０数年かな（？）「がんばれ！」と言う言葉は使っていない。
人に対してだけでなく、自分に対しても。

今までも自分自身を振り返るとつくづく思う、７割人間なんだな、と。
もっとできるのになぁ～・・・と思いながらも、今まで７割程度の仕事で満足してきた。
人の期待には充分にはこたえてこなかった。
きっとみんな不満だったろう。
７割できたからいいじゃない・・・、ではなく３割できなかったことに。
そういう意味では今まで人の期待を裏切って生きてきた。
でも・・・それでも・・・自分で自分をもどかしく思いつつも、やっぱりそれでよかったんだと思う。
自然を相手に野菜作りをしていると思う。
歩留まり１００％で野菜を作ることがどれほど大変かと言うことを。
虫に病気にやられないために農薬を、大きな野菜を作るために化学肥料を使わないと大方の人たちの要望にはこたえられないだろう。
でも虫だって生きている。
３割くらいは虫に、鳥にあげてもいいじゃない？
もちろん７割達成するためには努力は必要だ。
何にもしなかったら鹿に、猪にやられてほぼ全滅状態になってしまう。
そのためには電気柵やネットを張る、そしてそのメンテナンスをする。
それでもやられたら・・・まあいいじゃない、とあきらめる。
そんな生き方が一番向いている。

自分で自分を７割人間だと思う。
人の期待を裏切っても７割で満足しようと思う。

がんばらないぞ！
・・・でこれからも生きていこうと思う。

テン

明け方天井や床下から大きな音がする。
どうやらテンがいるらしい。
そのうえ子供のテンの鳴き声もする。
例年今の時期テンに悩まされる。
もしかしたらテンはここをかってに実家と思っているのかもしれない。
そしてお産に帰ってくるのかも。
まったく迷惑な話だ。

かしわ餅

かしわ餅は柏の葉で包むとばかり思っていた。
ところが柏の葉を使わないところもあるらしい。
所によってはサルトリイバラという葉で包む。
サルトリイバラ？
これはどうやらサンキラといってたものと同じらしい。
しかも不思議なことに東日本は柏が西日本はサンキラが多いという。
でも・・・九州出身だけど子供のころからかしわ餅は柏の葉で包んでいたよ。
柏の葉はたくさんとることができるけどサンキラの葉は探さないととれない。
それで次第に西日本でも柏の葉を使うようになったのだろう。
しかしそれにしてもサンキラの代用に柏を使うにしてはぜんぜん葉が似ていない。
柏は粗い、サンキラはなめらかでしっとりしている。
包むのは粗い柏よりもしっとりとしたサンキラの葉のほうがずっといい。
でもそれならサンキラで包んだ餅はかしわ餅ではなくサンキラ餅あるいはサルトリイバラ餅と言うべきではないだろうか？
かしわ餅をシバ餅と言うところもあるらしいけど・・・
まあどうでもいい話なのだけど。

花粉症

五月の連休のころには終る花粉症。
でも今頃になって・・・あれっ、これ花粉症？
風邪か花粉症か？
でもこれあきらかに花粉症の症状。
今年は多いと聞いてたのでずっとマスクをしてたのだけど、もう終わりだとちょと油断したかもしれない。