ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

米のこと

2020年10月19日 17時51分30秒 | 田舎暮らし
時代劇で田舎できまって争いになるのは年貢と水争い。
米を作っていると水利権がやたらうるさい。
これは江戸時代だけではない。
「年貢」とは死語かと思ってたけど、
この田舎に来て税金を「年貢」というお年寄りの人がいるのに、とってもびっくりした。
「年貢を納めなくなってよくなってとっても助かってます!」
「年貢を納めなくてすみませんねぇ~~~!」
そうかぁ~年貢かぁ~~!

田舎暮らしをしたときはもっぱら野菜作り。
米を作る気はさらさらなかった。
水利権が何ともうるさそう!
それに米をはじめから作るには何百万もかかる!
耕運機や田植え機や稲刈り機や脱穀機や・・・
(中古機を集めたって100万じゃ到底足りないよ。
それだったら100万円分の米を買ったらいい。
きっと一生暮らせるだろう)
というわけで、そんなに金掛けても回収できるわけもない。
それに何とも何ともうるさい水利権。
川の水を汲みあげるのも自由にできない。
毎年あちこちの集落の代表者が集まって、田植えの順番が決まる。
かってに汲むと非難ごうごう!
こんなのかなわない!
それでもっぱら野菜専門。
米は周りの生産者から買ったらいい。
すると米ぬかやくず米ももらえる。
それに米作りなんて大して面白くもなさそう。
今ではしょせん、サラリーマンの副業。
田んぼがあるし・・・工作機械があるし・・・
それで仕方なくやってる人が大半。
「機械が壊れたら米作り止めようかなぁ~~~」なんて思ってる人ばかり。
その点野菜は違うよ。
今年はこの畑に何を植えようかなぁ~~~なんて、毎年毎年考える。
我が家は単作農家ではなく、いろんな野菜を無農薬・無化学肥料で作っている。
それだけに苦労も多いけど楽しみも多いよ。

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