ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

石油ストーブ

2006年11月16日 09時47分46秒 | 田舎暮らし
毎朝劇寒の日々。
寒さのため朝の動きが極端に鈍る。
もう朝はストーブが手放せなくなった。
我が家には石油ストーブ1台、石油ファンヒーター3台ある。
この中で一番使い勝手がいいのが古い石油ストーブ。
電池も長いこと取り替えてないのでマッチで点火している。
そしてほっといたらぼうっと燃え上がるので、火力の調整をする必要がある。
ほっといたら何をしでかすかわからないできの悪い子供を持った気持ちだ。
でもこれがなかなか重宝する。
なによりお湯が沸くのがいい。
アナログ的に温度の調節ができるのがいい。
そしてこの温度の調節機能がほかの事にいろいろ使えていい。
もちろん石油のいやな匂いと換気という問題点はあるが、
換気については我が家のような古民家では大して問題にならない。
いつも隙間風で換気しているからだ。
それで匂いくらいは我慢してやろう。
石油ストーブでお湯を沸かしておくと、いつでも焼酎のお湯割を飲むことができる。
石油ストーブの火を見ながら石油ストーブの上で焼いたするめをかじって焼酎を飲む。
石油ストーブは現代の囲炉裏だ。
今、囲炉裏が田舎暮らしの必須アイテムだとするときっと未来の世界ではきっと石油ストーブが必須アイテムになるだろう。

これに比べて石油ファンヒーターはもうひとつだ。
まず動きが鈍い。
スィッチを入れてしばらくしてやっと反応がある。
そして忘れたころに「しゃあないな、じゃ火をつけてやるか。こんなしょうもない仕事あんまりやりたくないのだけど・・・」といやいやながらという感じで火がつく。
そして不満をこめた灯油のにおいをのせて、暖かい風がやってくる。
石油ファンヒーターではお湯を沸かすことができない。これが一番の欠点だ。
デジタルの温度調節もどうも融通が利かない。
確かにファンヒーターは石油ストーブに比べると優等生かもしれないけど、その性格は温かみにかける。
できのいい子を持った親の寂しさ・・・とでもいおうか。
見てても少しも楽しくないし、石油ストーブとちがって、あまりお友達になりたいとは思わない。

ともあれもうストーブの季節。
寒いと動く気になれないし、暖かくなると眠くなる。
ストーブの前に座り込んで、うつらうつら・・・。
でもまだ何とかおきている。
これがコタツとなるとそうはいかない。
コタツは危険だ。
コタツに入ると動きたくなるだけでなく、たちまち眠り込んでしまう。
コタツはきっと人の眠気を誘う有害物質を吐き出しているのだろう。
これはきっと電力会社と・・電器メーカーが・・・仕組んだ・・・陰謀・・に・・・ち・・が・・・い・・・な・・・・い・・・・・・・zzz
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4 コメント

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Unknown (のら)
2006-11-16 22:23:57
あれ?
ぐうたら百姓さんも…。
私も、古家横の離れにコタツを持ち込んだが最後…
ぐう…zzz。
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Unknown (ぐうたら百姓)
2006-11-17 04:50:43
そうなのです。
コタツはいけません。
危険です!
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おっくうに・・・ (櫻井知広)
2006-11-17 17:58:35
ぐうたら百姓さん、こんにちは!
冬になると、特に外に出るのがおっくるになって、行動範囲が狭くなりますよね。
朝なんてめっちゃつらいです。
また訪問させていただきます。
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Unknown (ぐうたら百姓)
2006-11-18 18:18:50
そう、田舎の寒さ、いつまでたっても慣れませんね。
返信する

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