ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

アースライブ

2010年08月02日 14時07分22秒 | 田舎暮らし
アースライブに行ってきた。
場所は「ひょうご環境体験館」
そこは近くの科学技術公園都市「テクノポリス」のはずれ。
車で10分さらに歩いて10分。
駐車場なしというすごく便利な(?)ところ。
できてから2年たつけど初めて行った。
ここは見学者も少なく、きっとここの職員の仕事といえば「仕事している振りをすること」だけなのだろうな・・・。
今度のライブも民間人からの話があって初めて行ったことらしい。
「事業仕分け」のニュースにかなりあわてたのかな?
というわけでどんなホールかみたかったし何より「無料!」にひかれた。
「無料!」ときくと行かないと損、見たいな気にさせられる。

「世界最大の放射光施設」~と但し書きを入れないと誰もわかってくれない~スプリング8の前の駐車場に車を停めて、ときどき車が来る道路を横ぎり、晩は多分真っ暗な山道をテクテクと登りやっとたどり着く。
中はドームが2つ。ホールと展示場。
ホールは150人収容。これくらいの施設はこの近辺にはなくイベントなどにちょうど良く、9・11の三日月コンサートにちょど良い規模だ。中も木の香りがしてとても良い。
ところがそこは役人の習性。
民間人の税金で作った施設は民間人には使わせない!
確かに使わせない方が管理も楽だろうし自分たちも楽できる。
売り上げなんかどうでもよく問題さえおきなければいい。
それには使わせないに限る!!

でもそうも行ってられなくなったらしい。
民間人からの働きかけにより、やっと無料コンサートに踏み切ったらしい。
ただし今回だけ。次回からの予定はなし。

演奏者は上郡や赤穂など地元の人で
(1)小西 智~口笛と電子ピアノのアンサンブル
(2)てりずむ~民族楽器中心のセッションバンド
(3)ドルチェ~リコーダーのアンサンブル

口笛は世界選手権に出たという実力の持ち主で、とてもいいものだった。
ただ全部を通してベストで演奏するのは難しいらしく苦しい場面もあった。
まあそれは生演奏の宿命、それはそれでいいものだ。伴奏の電子ピアノ、コンサートで聴くのははじめてだったかもしれない。音の増幅をピアノよりも大きくすることができて、ピアノの代用品として出なく独自の楽器として十分にその存在感を示した。

てりずむはインドやオーストラリアや南米のいろんな楽器を使った楽しい演奏。なにより人に聞かせるよりも自分たちで楽しんでいるのが良い。これなら何度聞いても良い。ただし無料なら。



ドルチェは女性だけのリコーダーグループ。このような構成もはじめて聞いた。
リーダーのソプラノリコーダーの人の演奏が際立っていた。低音部が弱くもどかしかった。

全体として十分に楽しめたけど司会、運営、照明はなれてないせいかすべてダメだった。



演奏の合間の休憩時間に展示場をチラッと見た。なかには昆虫などの展示があったけど別にわざわざ見に行くほどのものでもない。
ここで時々体験教室などが開かれているらしいけどこの手の施設は他でもできるので、まったくムダというほかない。
そもそも天下り役人に仕事をさせようという発想が間違っているのだ。
仕事をさせなければ良い。そしたらわざわざこんな余計な施設を作らなくてもすむ。

廃校になった学校に天下り役人や仕事のできない役人を集める。
そして給料だけ時給で最低賃金だけ払って教室の椅子に一日座らせて何もさせない。
教室の掃除・窓拭き便所掃除、それが唯一の仕事。
これが一番安上がりで済む。
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