この農園にもアジサイが咲いてきた。
アジサイは大好きな花。
しっとりと雨に濡れたアジサイ。
とってもいいと思わない?
そして逆にピエール・ロチの「お菊さん」も読んでほしい。
お菊さんは西洋人にとっては単なる売春婦、現地妻。
でも当時の日本人はそう思っていなかった。
普通に結婚、真面目に結婚なんだよ。
この西洋人の傲慢さ!
読んでてお菊さん立場になって、とっても辛かった!
ねえねえ、長崎で生まれ育った人間。
西洋人は長崎の女を単なる娼婦、売春としか思ってなかったの?
「お菊さん」を読んでください!
とってもつらかった。
最後まで読むことができなかった。
我が家のお墓のすぐ近くにシーボルトの妻と娘の墓がある。
シーボルトの娘「おいね」は日本最初の女医。
不幸なことに父親に似たとっても美人だった。
顔は白く、目は青く・・・そのためいじめられて半生を送った。
紫陽花を見るとついついこんなことを思ってしまう。
自分の中では今でも紫陽花は「紫陽花」でなく「オタクサ」なんだよ。