酒に肴は必要か?
必要ない!
と言いたいところだけど、何も食べないで呑むとやっぱり夜中胃の調子が良くない。
それでなるべく何か食べるようにしている。
でも面倒なのでたいてい納豆か豆腐か竹輪。
豆腐や竹輪はいいのだけど問題なのは納豆。
納豆は嫌いじゃないけどそんなに好きでもない。
ぬるぬる系は好きだけど、いつまでたってもあのべたべたには馴染めない。
まずパックを開ける。
すると納豆の上にシートが乗ってある。
それを恐る恐るとると、やっぱり納豆のべたべたがくっついてくる。
でも何とか取り除いて次は子袋に入ったたれ。
これが問題で袋を開けると中のたれがあらぬ方向に飛んでいく。
まともに全部納豆の中に入った記憶はほとんどない。
いつもいつも「損した!」と思う。
次に箸で納豆をかき混ぜる。
「いったいなんですぐに食べられない食品を売るのか!」
これって欠陥商品じゃない?
と、ぶつぶつ言いたくなる。
ともあれ適当にかき混ぜて口の中に入れると、やっぱりべたべたもついてくる。
唇にもくっつくのでティッシュやおしぼりは欠かせない。
いったい何だろう、この欠陥食品は?!
でも手軽に食べられるし、安いのでやっぱり肴に欠かせない。
同じ金をかけるなら、やっぱり酒の方に金をかけたいもの。
というわけで不満たらたら、今日も納豆を肴に呑んでいる。