ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

陶芸

2016年11月24日 18時19分14秒 | 陶芸
今日も寒い!
それにちらほら雨。
雨にも寒さにも負けず、今日も陶芸をした。
小皿4つ、たたらで作った。
作陶には大きく分けると3つのやり方がある。
てびねりとたたらと電動ろくろ。

てびねりは手回しろくろを使う。
小さなものは玉造り。
よく肥えた土を玉状、あるいは円錐状にして手回しろくろに乗せる。
そして中と周りを押し付け、次第に茶碗やぐい飲みなどの形にしていく。
それからひもづくり。
これは縄文の昔からある作り方で、土をひも状にして少しずつ積み上げていく。
壺や甕などの大きなものを作るのに向いている。
ちなみにこのぐうたら百姓、まだひも作りをしたことがない。
壺を作るときはひもでなく短冊状の土を重ねて作る。
もっともまだ壺あまり作ったことない。
まだまだ大物を作る腕はなく、もっぱらぐい飲みなどの小品ばかりだ。
手び練りは基本中の基本なのだけど、とっても難しい。
上手な人と下手な人の差がはっきり出る。
それに作るのにとっても効率が悪い。
このぐうたら百姓の腕だったら一日にほんの数個しか作れない。
でも・・・たまに・・・とっても味がある作品ができる。
そう、きっと、ほんとうに、いい作品はてび練りだろうな。

たたらはローラーで土をならして、それを組み立てる。
組み立て方はいろいろ。
もっとも簡単なのはローラーで伸ばした土を円筒形の型に巻き付ける。
型の大きさによってぐい吞みやマグカップや花瓶などいろんなものができる。
さらに型紙を使うことによって、いろんなものが同じものが量産できる。
てび練りよりもずっと効率がいい。
ということでこのぐうたら百姓、もっぱら今たたら作りをしている。
半日で5個、一日まじめにやったら10個以上はできるだろう。
それも同じものが。
しかも手作りと違ってあまり失敗はない。

電動ろくろを使うのはプロ!
とっても難しい!!
しかし、これを使いこなせたら、一日に数百個は作れる。
てび練りやたたらとはまったく生産性が違う。
しかし、形の整ったものしか作れない。
そこがとっても不満。
形のととのったもの好きなら100均の陶磁器を眺めてたらいいじゃない・・・と言いたくなる。
こちらは、このぐうたら百姓は、これからもゆがんだ作品を作るからね!
コメント
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