ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

最果てのたび2日目~酒

2014年02月11日 06時17分58秒 | 田舎暮らし
酒の話というと・・・日本酒。
でもここ薩摩では違う。
酒と言うと焼酎。
日本酒は呑まないらしい。
金鉱山の酒造・金山蔵が日本酒を作るまで何十年も鹿児島で日本酒を作ってなかったとか・・・
そういえば昨日の屋台村でもビールはあるけど日本酒はメニューに無かった。
焼酎も芋とか麦とか書いてなかったので多分皆芋だったのだろう。
飲み比べセットと言うのを頼んだら、3種ともみな芋。
どうも味が、確かに微妙に違ってはいても、みな同じように思えた。
きっと鹿児島では日本酒を一度も飲んだことが無い人も多いに違いない。
でもこれってなんか寂しい気がする。
日本酒の味を知らないで一生を終えるなんて、それって人生の大きな損失ではないだろうか?
日本酒の味の豊かさにくらべると、焼酎の味の幅は狭い。
それに隣の熊本は球磨焼酎だけでなくうまい日本酒もある。
それだけにとっても不思議な気がする。

ところで気になったのは結婚式の三々九度。
みんなここでも日本酒でなく焼酎を飲んでいるのだろうか?!
聞いたらどうやらそうらしい・・・
焼酎を9杯!
ストレートだときついだろう・・・
それとも巫女さんが聞くのだろうか、
お湯わりにします?それともロック?
もちろん芋?麦?蕎麦?なんて聞かない。
芋に決まっている!
それでも9杯!
それも肴なしで!!
そう、なんかそのう・・・
神社の式場と言うときっとなぁ~んにもない。
昆布、焼いてないスルメ、米、塩・・・
しゃあないなぁ・・・とばかり、さすがに米をかじる気にはならないので、塩をなめる気にもならないので、スルメの足をむしっては、がりがりがりがり・・・
うん食べれないこともないな。
それから昆布をくちゃくちゃくちゃくちゃ・・・
うん食べれないこともないかなぁ。

しかし・・・新郎新婦だけが呑むというのはいかがなものか?
ここはみんなで大いに盛り上がろう。
若い巫女さんのお酌で焼酎!
もう式のことはほったらかしで神主も巻き込んで、巫女さんもおおいにのって「いっき、いっき!」
そして暗くなるまで宴会が始まるのだった・・・
とこういう風に・・・なるわけないか!
コメント (2)
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