ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

小鶴くろ

2010年12月26日 18時14分45秒 | 酒の話
晩酌の定番は焼酎。
焼酎は酔うための酒。
本当は純米酒が好きなのだけど、酔うにはやっぱり焼酎の安酒がいい。
同じ金を出すならより多く酔ったほうがいいと考えるのはきわめて当然のことではないだろうか?
といっても甲類焼酎や甲乙混和の焼酎はさすがに抵抗がある。
そこまでは堕ちたくはないと思う。
そこで呑むのは本格焼酎の中でも一番安い酒。
もっぱら「博多の華」の米焼酎を呑んでいる。
店によっては1000円以内で買えるのでこれはありがたいし、味も悪くは無い。
でもたまには他の酒も呑んでみたいと思う。
というわけで「博多の華」を横目に見つつ、他の安酒を探していたら、1180円の値札のところに、「子鶴くろ」という芋焼酎があった。
芋焼酎はあまり好きではないけど、1180円という金額が好きなので買うことにした。
そしてレジーに行って清算しようとしたら1780円請求された。
これは実に汚いやり方で文句のひとつも言って突っ返すしたいところだけど、
クリスマスと正月を迎えるのでたまには高い酒も飲んでもいいかな、ととっさに思ってそのまま買うことにした。
もっとも、単に気が弱かっただけなのかも知れない。
ともあれ気をとりなおして家に帰って呑んでみたら、「まずかったら絶対許さんからね!」と思いながら呑んでみたら、これが実に美味い。
確かに芋焼酎特有の匂いと甘みはあるけどそれが抑えられていて、あの「薩摩白波」よりもずっと熟成されているという味だった。
いつもは焼酎はお湯割で呑むけど美味い焼酎はストレートに限る。
この酒もストレートがいい。
たまにはこんな酒を飲むのもいい。
1780円の価値はあると思った。
もっとも焼酎通の人にはこの酒も単なる安酒なのかもしれない。
たしかにもっと美味い焼酎はたくさんあるだろう。
でもこちらは日本酒と違って、あまり焼酎には自信が無い。
なんせ焼酎は安酒ばかり呑んでいるから。
でもたまに高級な酒を呑むと高級な日本酒を呑むのと同じくらい感激する。
それでたまにはいい焼酎を呑むのもいいものだ。

ところで焼酎のブログですごいなぁと思っているのがあるので紹介します。
「舌の記憶・・・焼酎・・・その素晴らしき世界」
http://blog.goo.ne.jp/wasuisezu

コメント
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