ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

山羊の国

2010年11月19日 08時30分14秒 | 田舎暮らし
山羊を飼いはじめたころ、この町では誰も他に飼っている人はいなかった。
でも今では数軒飼っている。
ここだけでなく最近山羊を飼う人とがずいぶん増えたようだ。
昔は田舎に行くとどこにでもいた山羊、もっともっと増えてあちこちに「山羊の国」ができたらいいなと思う。

ところで山羊のサミットやオフ会のとき、挨拶があって会が始まるけど、
これだけでは何か物足りないというか、なにかかけているというか・・・そんな感じがする。
そうやっぱり最初はみんな直立不動で山羊の国の国旗を掲揚して、国歌を歌うべきではないだろうか?

国旗はミドリの地に白の山羊のマーク。

国歌は

 山羊の世は 千代に八千代に
 さざれ石に 草が芽生えて
 豊かな森に なるまでに

これは山羊がいつまでも元気で長生きしてね、という実にのどかな歌。
あまりにのどか過ぎて歌っている人も思わずあくびをして居眠りしてしまうという。
ところがこの歌を不思議なことに「好戦的だ」とか「戦争を賛美している」とか言う人がいる。
そして山羊の国の憲法9条を守れ!、という

 (山羊憲法9条)山羊国民は平和を誠実に希求し、山羊権の発動たる喧嘩と、頭突きによる威嚇又は頭突きの行使は、喧嘩を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

好戦的だというのは一見攻撃的な雄山羊と山羊の武器の角を見てそう思ったのだろうけど、
実は山羊ほど平和的な動物はいない。
それは山羊の角を見たらわかる。
山羊の角は後側に曲がっている。
攻撃のためではなく自衛のためなのだ。
それどころか除角して永久に武装放棄した山羊さえもいるくらいだ。
それで山羊を「好戦的だ」とか「戦争を賛美している」とかいうのはあたらないだろう。
ただ山羊の国歌はやる気をなくすというのであまり評判はよくない。
それで第2国歌も考えている。

 ミドリに白く 山羊の姿染めて
 ああ美しや 山羊の国の旗は

う~ん、山羊の国住民はあまり作曲の才能はなさそうだ。
まあそれはいずれ考えることとして、これから山羊サミットではまず山羊の国旗掲揚と国歌斉唱をお勧めしたい。
コメント
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