ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

どうにもならないもの

2010年08月14日 19時38分48秒 | 田舎暮らし
晴れ続きの後は雨模様の日が続いている。
もうちょっと上手く晴と雨を割り振りしてくれたらいいのに・・・
御しがたいのはサイの目と、加茂の水と荒法師~ではなくてここでは、鹿と天気と酒の量。

天気が一番苦手なものはもしかしたら百姓ではなく気象予報士ではないだろうか?
明日の天気くらい気をつけていたら誰だって予測がつく。知りたいのは雨が続くか晴が続くか・・・、1週間の天気なのに、これが気象予報士の一番苦手なところ。賽の目と同じでこの占い、じゃなかった予報、だけはどうにも当たらない。
でも当たらなくても金はもらえるのだから気楽な職業だ。

それから鹿。ちかごろますます調子に乗って朝から家族で現れる。
生まれたばかりの小鹿と一緒に、4~5匹目の前で草を食べている。
もうちょっと人を恐れてほしいのだけど、すっかり鹿からなめられている。
最近は猟師も面倒になったのか、なかなか鹿退治には来ない。
というわけで昼間も電気柵の電気は入れっぱなしにしている。

それで~というわけでもないのだけど~ますます酒の量が増す。
それも最近は焼酎はお湯割ではなくストレートかロック。
飲み始めはいつも思う。今日はいっぱいだけにしとくか・・・
そしていっぱい飲むと、
やっぱりねぇ、このままというのも寂しいね。
というわけでもういっぱい。
すると次第に調子がのって来て、そうここはやっぱりかけつけ3杯。
うんうん夏はやっぱり焼酎だね。と、きもちが大きくなって、ごくごくごく。
そうだねぇ・・・これくらいにしとくかなぁ・・・
でも、なんか、そのう・・・
このままで終わるというのもなんだし・・・
じゃぁ最後にちょっとだけ・・・
とほんとにちょっとだけついで、ごくっ。
と、今度はほんとにちょっとだけ飲むと次第に心がいじけてくる。
そうなんだよね・・どうせちょっとだけ人間なのだから・・・
いいんだ、別に・・・
とまたちょっとだけ注ぐ。
次第に軽くなってくる焼酎の紙パックを持つとますます心はいじける。
いいんだ、別に・・・
ごくっ。

コメント
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