イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

水軒沖~加太沖釣行

2019年08月22日 | 2019釣り
場所:水軒沖~加太沖
条件:小潮4:07干潮 10:12満潮
潮流:5:14下り2.2ノット最強 8:32転流
釣果:タチウオ12匹 サワラ 1匹 ツバス 3匹 カスゴ 2匹 (ふたりで)

今日は森に暮らすひまじんさんに声をかけての釣行だ。例年なら今頃は近場のタチウオは釣れても小さいし、加太へいく習慣もなかったのでなかなかいいと言える釣りものがないけれども今年はタチウオが大きい。それにフェイスブックのメンバーたちは加太で真鯛の釣果を上げている。それを組み合わせるとなんとか形になるのではないかと思い声をかけてみた。ひまじんさんは初夏のころ、目の治療をされていたので例年のチョクリ釣りにも声をかけていなかったのだ。今ではアユ釣りに行ったり大分で登山をされたりと完全に復活をされているようなので船に乗ってもらってももう大丈夫だと思ったのだ。

まずは紀ノ川河口でのタチウオ。午前4時半に出港し、ポイントに到着したのは5時前。少し東の空が明るくなってきたのでそろそろアタリがあるかと思ってもなかなかアタリがない。あれ~。ここは絶対テッパンのはずなのにいきなり今日のプランが破綻するんじゃないかと心配になってきた。お客人に乗っていただいた時にアタリがないとそれなりにプレッシャーになるのだ。しかし、それも杞憂に終わった。南海フェリーが入港したあとくらいだから午前5時10分頃だっただろうか、ひまじんさんから「アタリがあったよ。」という声がかかった。おお、確かにタチウオがついている。そのあとは連続してアタリ。中には指4本くらいのものもある。よしよし、今のところはプラン通りだ。



午前5時半には終了して次の釣りへ。一昨日の釣りでツバスが釣れたので加太へ向かう途中の別荘前でこれを狙う。



煮付けにして食べてみるとちょっとだが脂があって意外と美味かったのだ。北港釣り公園の前て魚が跳ねたのが見えたのだが、ここだときっと型が小さいと思い。我慢をして先を急いだ。住金(今は日本製鉄か・・。「住友」の文字が消えちゃってるじゃないか・・)の入り口辺りで仕掛けを下す。プランだとここですぐにアタリがあって、3匹くらいをさっさと釣って加太へ真鯛というところだったがアタリがない。うわ~、またプランが破綻するのか~。と思っていたら、ひまじんさんからアタリがありましたよ~。との声。なんだか大きいとおっしゃるけれども、まあ、ツバスだから大したことないんじゃないのと眺めていたが、やっぱり大きそうだ。魚の影が水面下に現れると確かに大きい。サワラじゃないか!80センチくらいはありそうだ。あらまあ、こんなところにこんな魚が泳いでいるんだと僕も驚いた。しかも鼻先に鉤が掛かっていたものだからハリスも飛ばされずに済んだ。小物用の仕掛けだからナイロン8号。掛かりどころが悪かったら簡単に飛ばされていただろう。ひまじんさん、今日はかなりついている。そして、僕はもう満足だ。

もう、ツバスはいいから加太で真鯛だ。予報では午前9時頃から南の風が強くなってくるようだ。それまでにここから脱出しないと帰りはしぶきを浴びながらの帰投になってしまう。
潮はまだ下っているはずだが、テッパンポイント付近に船が何艘か集まっている。ここでも釣れるかと早速仕掛けを下すと僕にアタリ。けっこう大きい。しかし、バ~っと走られて3.5号のリーダーが切れてしまった。青物かサゴシだろう。
その後、ひまじんさんにツバス。僕にもツバス。そしてふたり一度にカスゴ。これで今日、目的とした魚はすべて釣れたことになる。サワラは大きすぎるおまけだ。

風が強くなる前に早めに帰港。

家に帰って給油をしてから雑賀崎の周回道路を走ってみる。風が強く吹いてそれに乗ってトビが優雅に空を舞っている。彼らは多分、食料を探すために舞っているのではなく、舞うのが楽しいから飛んでいるのだと確信できるような優雅な飛び方だ。



僕も今日は釣果があったので空を見上げる余裕があったのだ。


コメント (2)
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