イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

「正法眼蔵の世界」読了

2013年08月06日 | Weblog
石井恭二 「正法眼蔵の世界」読了

「正法眼蔵」は曹洞宗の開祖であり永平寺を作った道元の著作だ。本物は当然読むことができないであろうと思うのでその解説書ならと思って買ってみたが、やっぱり何を書いているのかがまったくわからない。
読めない漢字が山ほど出ててきて辞書を引きながら読んでいたが、それでもやっぱりわからない。
こういう本は机にきとんと座って、教科書として読むべきものなのだろう。まあ、それでもやっぱり理解はできないのだと思うが・・・。
しかし、坊さんというのはこんな難解なものを読んでいるのだと思うと尊敬に値する人々なのだとあらためて思った。坊主丸儲けなんて今後一切言わないでおこう。

そんななかでも僕なりにわずかながら解釈してみたところでは、
時間というのはその瞬間瞬間がスライスされたような状態で積み重なっているだけで、前後の関係があるようで実は独立をしているのです。だから過去をくよくよしたり未来を悲観してはいけません。もちろん、前後は因果でつながっていないので自分を変えることもたやすいことになるのです。そして、欲望や煩悩を持つのが人間本来の姿であるのだから、それをありのまま受け入れて生きなさい。そしてそんな悩みの尽きない人々を見守っていくために僧たちは人知れず山にこもって修行をしているのです。
人の一生は死で終わるのではないのです。入ってきて出て行く・・・。もうひとつ大きな世界がある。生は一時の在りようであるだけなのです。だからそれにこだわる必要はないのです。しかし、常に意識していなければ悟りは得られません。(メメント・モリということだろうか。)

と、こんな感じだろうか・・・。それとも全然違った解釈をしてしまっているのだろうか。
それさえもわからない1冊であった。

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水軒沖釣行

2013年08月06日 | Weblog
場所:水軒沖
条件:大潮5.32満潮
釣果:マルソウダ3匹 マルアジ4匹

前回の休みは早朝の雨で釣行ができず、その前はまったくお茶を濁したような釣りだったので今日は真剣に行ってみようじゃないか。と前日は棚卸しが長引きおまけにJRがやっぱり遅れてくれたので帰宅が午前0時になったのにもかかわらず午前3時に起床したらちょうどその時間にすごい雨が降ってきた。
普通なら、ああ今日は釣りに行かなくても済むのだと安心してもう一度寝てしまうところだが、何を釣るあてもないわりには真剣に行ってみようと思っていたので目覚ましを午前5時にセットしなおしてもう一度布団に入った。
雨はすぐに上がったようで午前5時半には普通の夏の朝に戻っていた。この時間からではスズキはダメなので前回まだま釣れるのではないかと淡い確信をいだいたチョクリで攻めてみた。オイルを塗って竿をかたずけてしまっていたが再登場である。

あんなテトラの際で釣れるのならそれほど沖に出なくても大丈夫だろう。この1週間あまりで船底とスクリューのフジツボはかなり成長したようで、船の速度は通常の30%減というところまで落ちてしまっているので水深30メートルくらいまでが関の山だ。今日はちょうどその辺りに大量のバッチ網の漁船が出ている。
ひょっとしたらそれをエサにしているアジが回遊しているかもしれない。



一応、仮説はぴったり当たり、すぐにアタリがあった。
仮説は正しかったものの、型は小さいし数も1匹ずつしか当たってこない。
暑いのを我慢すればまだまだ釣れる感じだがこれだけ散発的は面白みがない。
とりあえずカツオで嵩を稼いだので午前8時に終了。

次回は僕のもうひとつの仮説、8月1日からお盆までは双子島でスズキが釣れる。というのを確かめるため、ルアーを携えて出撃だ。
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