イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

加太沖釣行

2012年11月16日 | Weblog
場所:加太沖
条件:中潮 8:04満潮
潮流:8:45上り3.3ノット最強 12:37転流
釣果:真鯛43センチ以下2匹 ハマチ49センチ1匹

今日は潮もいい、天気もいい。
間違いなく加太への釣行だ。
朝は若干遅くて出港は午前6時半。政治評論家の三宅久之氏が亡くなったり、衆議院が解散するとかのビッグニュースに見入っていたら家を出るのが遅くなってしまった。
珍客がいろいろあったらしく、舳先には柿の身の食べかす、艫には何かのフン?のようなものが転がっていた。
秋だ・・・
 

田倉崎沖へ到着して見ると、あまり船が出ていない。鉄板ポイントには帝国軍らしき船が出ていたので、人工漁礁付近からスタートしようとスパンカーの準備などをしていたら、どこから沸いてきたか帝国軍、自由惑星同盟入り乱れてあっという間に船団に囲まれてしまった。



上り潮に乗って帝国領内へ侵攻していく。午前8時ごろ、最初のアタリ。
一発で食いついた。新作ロッドで初の釣果だ。感度は抜群で真鯛に違和感なく食いつかせることができるようだ。(単に活性が高かっただけかもしれないが・・・)
ちょっと敵領内に入りすぎたので少し後退。次は仕掛けを下ろしている途中にハマチがヒット。新作ロッドはハマチ1匹ぐらいならなんなく上がってくる。パワーも十分だ。
魚探には相当な数の魚影が映っているが、だんだん帝国軍戦艦の攻撃が激しくなってきた。カスゴを1匹追加したところで若干潮の流れがゆるくなってきたように感じたので、夢よもう一度ということでタチウオ狙いに針路を変更。
友が島を越えて紀淡海峡に入ったが、あまりの潮流の速さにすぐに退散してしまった。
「イワシのエサがないな~。」と奥さんに話をしたら、「鮎やったらあるで。」・・・。僕のおじさんが釣ってきたもらいのもの鮎で小さなものばかり別の袋に入れて冷凍したものを出してきてくれた。
なんと高級なエサだろう。これで1匹も釣れないとは残念だ。
日が高く昇りすぎているのか、ケミホタルを忘れてきたからか、はたまたイワシじゃないとダメなのか・・・。
大体、腕は2本しかないのだから3本もロッドを持ってくること自体が間違っているのかもしれない。ここはひとつ、アホの野田首相を見習って、「一発で倒す。」の精神でいかなければならないのだろうな。

 

再び真鯛狙いの戦列に復帰をしたものの、集中力が途切れてしまって転流時刻を待たずに午前11時に終了。

エンジンの冷却系は修復されたが、今度は水の流れが良くなりすぎて排気管が持たなくなってしまったようだ。以前から少しずつ海水が漏れていた場所からダダ漏れになってきた。排気に近いところからは蒸気が出ている・・・。これには驚いた。
前回の釣行後にコーキング剤を塗りこんで見たが、まったく改善の傾向が見られない。もっとひどくなっている。
加太まで来ちゃったから帰るのももったいないので、あれこれ考えて船に載っているもので応急処置だ。
塩ビパイプにつながっているところの下に小物を釣ったときの撮影用の盤重を敷き、冷却水と排気の合流点には紙ウエスを細引きでくくりつけてなんとかしのいだ。



なんとか来年まで持ってくれと願っていたが、もう僕の手には負えない。
家に帰ってすぐにタカシさんのところへ修理のお願いに行ってきた。またまた修理代が・・・。苦悩の時はまだまだ続くのだ・・・。

その後、県立博物館に「高野山麓祈りのかたち展」を見学に行ってきた。




しかし、和歌山県は貧乏なわりには重厚な建物を作ったものだ。
コメント
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