イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

船底塗装

2012年10月26日 | Weblog
今日はすこぶる天気がよかったけれども昨夜の帰宅時間が遅かったうえに船のエンジンの調子が悪くて出港を断念。
飛行機雲も空にくっきり直線を引いている。



ずっと先送りにしていた小さな船の方の船底塗装に挑んだ。
港の端っこのスロープに揚げるのだが、こんなことの経験はなく、小さな船とはいえ一人で陸に揚げるのは不可能だ。しかし、そこは他力本願、渡船屋のおじさんやその辺で遊んでいる老人方に、「お願い、助けて!」光線のまなざしを向けるとみんな近寄って来てくれる。
渡船屋のおじさんなどは自分の車を動員して引き上げてくれた。なんとも感謝だ。

その奥さんである、渡船屋のおばちゃんは、「まあ、一服しなはれ。」とお茶まで差し入れをしてくれる。なんとも感謝だ。



2年間ほったらかしだったからフジツボがぎっしり付いている。か弱い僕の掌はあっという間にベロリと皮がめくれてしまった。



一服している間に、この前緊急修理をお願いしたタカシさんに電話を入れて、「船の警告灯が光っちゃって困っているのですが。」と事情を話すとすぐにやって来てくれた。
冷却水と、海水の排水を見てもらったが、「とくに問題はないのと違うか?鳴ってても大丈夫。」というお答えが出たが、「いやいや、鳴ってるとものすごく不安なですが・・・」と食い下がり、「じゃあ、海水の冷却系を見てみよか。」となって、一通り見てもらったら、小さなパイプが集まった部品が塩まみれで穴が詰まってしまっていることが判明。
持って帰って掃除をしてくれることになった。これが原因かどうかは分からないが、なんとか警告灯が鳴らないようになってくれと祈るばかりだ。

小船の方は午後3時ごろに塗装を完了。満ち潮を待って再度、進水。

これを書いている午後6時15分現在、腰は激痛、握力は限りなく“0”に近づいている。
明日はもっとひどくなっているだろう。

素人がやるものではないのは確かだ。
コメント (3)
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