イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

「老人と海」読了

2008年08月10日 | Weblog
ヘミングウェイ1/福田恒存訳「老人と海」読了
ヘミングウェイシリーズの最後はやっぱり「老人と海」だろう。

この本は珍しく解説が16ページにも渡って書かれている。訳者が書いたものだが、それによるとヘミングゥエイの小説の手法は「ハードボイルド・リアリズム」といわれているらしい。ヨーロッパ文学のように(と言っても僕はほとんど読んだことはないが。)精神的な内面を描くというよりも事象を淡々と描く、そこが「ハードボイルド・固ゆで玉子」と言われるゆえんなのだと解釈したが、アジア人からの解釈でいくとやっぱり固ゆでより美味しいキムチになってしまうのだ。
僕の持論だが美味しいキムチには味がないと思っている。へんな味がついていないからいくらでも食べられるのだ。

小説は誰でも知っている内容で、サンチャゴ老人が大カジキと格闘して残念ながらサメに食われてしまうという話だが、解説のとおりそれを淡々と描いている。老人の心の変化というものも最小限の表現にとどめられている。最小限だからこそ余計に老人の不屈の精神が描き出されているように思う。
この3冊で「不屈」という言葉のすばらしさを実感したのだ。
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田ノ浦沖釣行

2008年08月10日 | Weblog
場所:田ノ浦沖~浜の宮沖
条件:長潮 6:56干潮
釣果:キス 30匹 イシモチ1匹

今日は先週に引き続いて日曜日が休み。
漁船が出ていないと思ったのでキス釣りに出発。
先週と同じ場所でスタート。

1本目の竿を入れて2本目の仕掛けを作っている最中にアタリが出た。
今日も調子がいい。
それからは1本目の魚を巻き上げている最中に2本目がアタるといういい意味で自転車操業状態になってきた。
魚がどんどんたまってゆく。

しかし、うまい話はそう長くは続かず、1時間ほどでアタリが途絶えた。
今日は長潮のせいか、潮がほとんど動かない。
あとはいろいろなところを転々としたがエサトリさえもなくこれだけ釣れば十分だと思い8時で納竿とした。

今日は奥さんが実家に里帰りしているので昼から天ぷらでビールを一杯。
発泡酒ではなくビールなのだ。
夕方5時までぐっすり睡眠。
贅沢な1日だったのだ。
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