イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

水軒沖釣行

2022年10月30日 | 2022釣り
場所:水軒沖
条件:中潮3:00干潮 10:03満潮
釣果:ボウズ

今週も2日連続の釣行を試みた。
軽く小船で近場をウロウロだ。かなり寒くなってきて港に向かうのも寒いが、洗濯物の乾きも悪くなってくる。ズボンはポリエステル100%なのでかろうじて乾いているが、トレーナーは予備があるもののシャツがない。仕方なくシャツなしで出発したがこれでは寒すぎる。次の休みにはワークマンに行かねばならない。

まずはジギングからスタート。なかなかアタリがないのはいつものことだ。と、何か小さなアタリがあった。つれてきたのは小さなエソだ。外道は外道だが、それでもメタルジグなんかで釣れてしまうとなんだかうれしい。



しかし、その後トラブル発生。沖に向かっていく船にラインを取られてしまった。キャストしてから少し時間が経っていたのでメタルジグはかなり沈んでいるからやり過ごせるだろうと思っていたら、ラインは浮いていたのか、そのまま引きちぎられてしまった。
貴重なジグを失ってしまった。まあ100円だが・・。

その後、拾ったメタルジグに変更。これにもエソが食いついた。これも外道だがなんだかうれしい。



午前8時半には叔父さんの家に行きたいのでエギングをするために大島の陰に移動。ここは日がまったく当たらないのでものすごく寒い。



今日も風が強いのでここでもライントラブルが発生。PEラインがガイドに絡みエギだけが飛んで行ってしまった。貴重なエギを失ってしまった。まあ、これも100円なのであるが・・。

そういったことで今日はこれで終了。

港に戻り、昨日の続きでデッキの掃除をして帰途についた。

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加太沖釣行

2022年10月29日 | 2022釣り
場所:加太沖
条件:中潮 9:00満潮
潮流:5:52転流 9:58上り3.1ノット最強
釣果:真鯛6匹 ハマチ2匹

冷却系の修理が完了したので今日は加太に向かえる。もっと長くかかるかと思ったが意外と早く治ってしまった。さすがはタカシさんだ。これで修理代をう~んとまけてくれたら本当に神様なのだが・・。

数日前から海の予報を検索しているとかなり風が強そうな予報が続いている。前日の最新の予報では風速は5メートルを超えている。どうだかな~、行けるかな~というギリギリの風速だ。海保のリアルタイムの風速も同じような風速を示している。
まあ、風が強ければ帰ってくればよいだけなのでとりあえず港まで行ってみることにした。港は北風にはめっぽう強いので無風状態だ。渡船屋の船頭に聞いてもここら辺りはなんともないで、とのことだったので出港を決断。
気温はどんどん低くなってきて、今日からトレーナーを着ての釣行だ。もうすぐカッパの上下を着こまないと寒さに耐えられなくなるだろう。

たしかに、一文字の切れ目を抜けても海は真っ平だ。エンジンも快調に回っている。
もう、引き返すという選択肢はなくなった。
が、やはり予報は正しく、田倉崎を越えるとやはり風と波が強い。



やれないことはないが苦戦しそうだ。しかし、こんな日でも船はたくさん出ている。
今日の潮流を考えると真鯛の潮だ。カワハギも釣れ始めているらしいがこの風ではまともに底を取れそうになく、ゴカイを買っても無駄にしてしまう恐れがあるので今日は真鯛一本狙いで行くことにしている。
船団は四国ポイントとテッパンポイントの2ヶ所にできているが迷わずテッパンポイントへ向かった。しかし、ここはほぼすべて帝国軍の艦船に占められている。う~ん、ちょっと怖いなと思ったが真鯛を釣るにはここだろうと仕掛けを降ろし始める。そしてアタリはすぐに出た。とりあえずは小さいけれどもハマチが上がってきた。
風は強いが潮は素直に流れているので底はきちんと取れる。アタリは順調に続き、真鯛も上がってくる。今日も鈴鹿市のゴミ袋が好調である。
しかし、帝国軍のプレッシャーがきつい。なるべく離れたところで釣りをしているつもりだが、船はかなり速い速度で流れていて、彼らも潮下と潮上を行ったり来たりしているのですぐに後ろに着かれる。そうなると僕もアタリが出ている海域でも移動せざるをえない。そんなことを繰り返していると、1艘の船が急接近してきた。



異常なほどの接近の仕方だ。これは明らかに威嚇行動だ。仕方なく移動だ。その前にいつもの通り、銃弾を浴びせる代わりにカメラを構えて写真を撮ったら相手はそれにかなり怒ったようで向こうもスマホを構え始めた。これは面白いと僕は手を振ってポーズを取ってあげた。多分今頃、相当頭に血が昇っているんだろうなと思うとざまあみろと言う気持ちだ。ほかの船に紛れ込んでしまうともう僕の船を探し出すことはできまい。しかし、同じとき、同じ場所に僕と同じような和船が浮かんでいたのだが、どうして僕だけがロックオンされるのだろうか。よほどからまれやすいオーラを出しているのかもしれないと思うと自分が情けなくなる。しかし、客を乗せたままでこんなに接近して、他人の船に悪態をついている船頭のことを傭兵たち(釣り客のこと)はどう思っているのだろうか。ああ、またやってらと思っているのだろうか。僕なら、こいつは釣れる場所に連れて行くのではなく、素人の船を蹴散らすために船を移動させているのだと思ってしまうだろう。そんな船頭の船に乗らなくてもほかにいっぱい釣り船はあると思うのだが・・。

ケチがついたのでポイントを大きく離れて誰もいない海域で仕切り直しをした。釣れるときは釣れるもので、ここでも1匹釣り上げることができた。この時点で午前9時半。そろそろ潮流は最速時間を迎える。もといたポイントもアタリがなくなったのか、船団は解散してしまっていた。僕もそろそろ終わり時だと考え、午前10時前に終了。

港に戻ってデッキの掃除と変色してきたシールドの復元作業をやってみた。4年前の台風で割れてしまったアクリル板のシールドを、もっと強度のあるポリカーボネート板に変更したのだが、この素材は車のヘッドライトと同じく、紫外線に弱くて黄色く変色してくる。UVカットの処置もしていないので早くも曇りが目立ってきた。なんとかしなければと思っていると、ユーチューブの動画でダイソーにヘッドライトクリーナーというものが売られていると紹介されていた。この値段だとダメもとで試すことができると早速買ってみた。



効果の方はどうだろうかというと、完全ではないが確かに視界はよくなっている。



一応、紫外線吸収剤も入っているらしいのでこのまま様子を見てみようと思う。
しかし、100均というのは、釣り具も売っていればこんなカー用品まで売っている。恐るべしは100均だ。

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水軒沖~紀ノ川河口釣行

2022年10月23日 | 2022釣り
場所:水軒沖~紀ノ川河口
条件:中潮 4:47満潮
釣果:ボウズ

今日は元々加太に行こうと思っていたが冷却系の修理が終わっていないので昨日とほぼ同じメニューで釣りに出てみた。無理に行かなくてもというのもあるが、2日連続で釣りに行くという実績を積みたいのである。

タチウオはもう終わりだと考えているのでまずは沖の一文字の前でジギングをしてコチのポイントに向かいたいと考えている。

昨日よりは少し遅めの出港。東の空はうっすらと明るくなっている。が、北の方に目を向けると不気味なほど真っ暗だ。雨の予報などなかったが・・・。



3週間前にヤナギを釣り上げたポイントに碇を下してジギングを始める。



これが、2日目だとかなり腕が痛い。この釣りは老体には厳しい釣りだ。すぐにしんどくなってきて紀ノ川河口へ移動。
青岸の灯台を回ったころからポツポツと雨が降り始めた。大したことはなかろうと思っていたら、昨日のポイントに着いてルアーを投げ始めた頃には雨脚が強くなりすぐに本降りになってきた。雨具など持っていないのでどうしたものかと思っていると、目の前に橋があるではないかと思い立ち、雨宿りのために移動。



同じことを考えている人間もいるようで、どこからともなく1艘の船がやってきていた。



雨はわずかな時間で止み、再び釣りを開始。しかし、世の中そんなに甘くもなく、まったくアタリもないので再び沖へ。

エソだけでもと思い、昨日釣れた場所に移動。しばらくやってみたがやはりアタリはない。また朝一に入った場所に舞い戻ってみたがここでもアタリはなく午前8時半に終了。

少しずつ雲が切れ、天使の梯子が降りてきたが僕には祝福はなかった・・・。



釣りをしている時間も短かったが、ブログも最近では最小クラスの文字数で終わってしまった・・・。

あまりにも短いのでもう少し。
僕は左利きなので左手に竿を持って釣りをする。僕が使うルアーロッドは使っているうちに必ずリールシートのスクリューが緩んでくる。
これはきっと安い竿を使っているからに違いないと思っていたのだが、よく観察してみると、親指の根元の手のひらのあたりが当たっていてその摩擦で緩んでしまうようだというのがわかった。左手で持っているのでネジが緩む方向に力が加わっていたのだ。



これが右利きの人だと、ネジが締まる方向に力が加わるからまったく問題なく使えるのだ。
こういう不便に対して釣り具メーカーは何か対策を考えてくれないものだろうか・・。


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紀ノ川河口~水軒沖釣行

2022年10月22日 | 2022釣り
場所:紀ノ川河口~水軒沖釣
条件:中潮 4:10満潮
釣果:エソ 1匹

今日は小船の出番だ、船底塗装をしてから2週間も経ってしまった、最近はいつもこうだ。難儀なものだ。

今日の予定は最初から最後までルアーで通す作戦だ。3週前のヤナギの引きをもう一度と、先週情報が流れていたマゴチを釣ろうと考えている。

空が明るくなってから船を出せばよいと思っていたけれども曇りの日であるのと少し早く出かけすぎたこととそもそも夜明けが遅くなってきているので真っ暗な中出港することになってしまった。



これなら先にタチウオの様子を見ることたできるのではないかとまずは紀ノ川河口を目指した。



ワインドをセットしてみるもまったくアタリはない。これで今シーズンの僕のタチウオ釣りは完全に終了だ。走り出しは今年はどれほど数が出てどれほどのサイズが釣れるのだろうかと期待をしたけれどもすぐにその期待はしぼんでしまった。大量に買った専用の鉤もあれ以来全然使うこともなかったのだ。20本も買わずに5本だけ買っておけばよかった・・。

次はジギングだ。本当は地の一文字の沖の一文字の切れ目まで行きたいのだが、このあとまた紀ノ川河口に戻るので新々波止との切れ目に碇を下した。



それが悪かったのか、ここでも本命のアタリはない。唯一掛かったのはエソだけだ。



まあ、何でもよい。ルアーで魚が釣れるのはうれしい。

午前8時半には港に戻りたいと考えているのでそれを機に再び紀ノ川河口へ。



船底がきれいになっているのでこんな変則的な移動も苦にならないのである。
聞いていたポイントは毎年キスが釣れる場所と同じだ。きっと奴らはキスを食べて大きくなっているに違いない。そして聞いていたルアーはいわゆるスピンテールという種類のワームだ。
情報をくれた人はその日、3匹釣ったらしいが僕にとってはそんなに甘いものではない。全然アタリがない。
次の手段としてクローワームを取り出した。テキサスリグだ。そしてこれにアタリがあった。間違いなく魚が食いついていた。途中まで寄せることができたがその後はバレてしまった。
ワームにはオフセットフックを使っていたのだがこれのおかげでフッキングができていなかったのだ。もっと思い切り合わせを入れるべきだった。オフセットフックを使ったのなんておそらく30年近くぶりだったので油断をしてしまった。
これはいけるのではないかとがんばってみたがやっぱり釣れないものは釣れない。
予定通りの時間で終了。

港に戻って大きいほうの船の確認。3日前、タカシさんに定例の部品交換であるインペラと燃料フィルターとエンジンブロックの亜鉛の交換をお願いしていたら、冷却系もあかんでという連絡があり、ウオーターポンプを取り外して点検しなければならないという。そして今日、先日、豪快に切り取った植木の枝を切り取ったものを叔父さんに借りた軽トラで運んでいる最中に再び連絡があって、ラジエーターの通称「ハチの巣」も詰まっているという。とりあえず自分の目で見ておくようにとの指示だったのでエンジン場を覗いてみると大きく部品が外されていた。





確かにハチの巣はかなり詰まってしまっていた。



オーバーヒートする前によく見つけてくれたものだ。80歳を超えても神の手は健在だ。いつも思うが、この歳でたくさんの人に頼りにされながら仕事を続けているというのは尊敬でしかない。もう、望むべくもないが、この人のように生きることができればといつも思うのである。僕のような、たかが趣味で乗っている人間の船の点検をしてもらうにはもったいない人なのである。

修理の完成は部品待ちだということで、当分大きいほうの船には乗ることができない。まあ、次に乗れたとしても丸々1週間後になってしまうのでゆっくり待ちたいと思う。

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加太沖釣行と船底塗装

2022年10月16日 | 2022釣り
加太沖釣行と船底塗装

場所:加太沖
条件:中潮 3:37干潮 10:42満潮
潮流:7:22転流 11:35 上り3.0ノット最強
釣果:真鯛2匹 イサキ1匹 ハマチ5匹(内、2匹放流)

今回も昨日の話から・・・。
2週連続で船底塗装をやった。いつものとおり、ちからさんにお願いをして午前7時に上架予定で行動開始。午前4時50分に家を出てスーパーでお茶を買ってから和歌浦漁港へ。
バイクを置いて港へ移動。いつもなら暗い時間に移動をするのだが、昨日は早朝では潮が低すぎて船台に乗せられないので遅めのスタートなのだ。まあ、あんまり早い時間からお願いするのも申し訳ないというのもある。
船を和歌浦漁港に向けたころにはすっかり辺りが明るくなってきていた。



和歌浦漁港に到着したのは午前6時50分頃。すでにちからさんは出動してきてくれていて船台を降ろす作業をしてくれている。ついでにタコ釣り名人のおじさんにも声をかけてくれたようで、前乗りをしてくれるという。これで安心だ。
時間通りに上架も完了。
小船もそうであったが大きいほうもかなりフジツボが付着している。特にスクリューや舵板周りにはびっしりとフジツボが着いている。



いつもより力は必要だが、手順通りに作業を続けてゆく。ちょっとした手違いは隣に上架している船が同じく船底の塗装を始めたので仕上げの水洗いが遅くなってしまったことくらいだ。
すでに作業を終えているように見えるほど船底がきれいに赤くなっていたのですべての作業はきのうのうちに終わっているのだろうと思って隣のことを気にせずに派手に水をかけていたら、やってきたおじさんが、「あれ~、これから塗ろうと思てたのに濡れてしもてるやないか!」と言っている。謝ってはみたものの、叱られるかと思ったが何事もなく終わった。これはきっと、ちからさんの「顔」のおかげだろう。もう、5年近くここで作業をしているのでなんとなく誰の知り合いかということが認識されているのだろうと思う。
隣の船の作業が終わるのを待って作業を続行。塗る作業以外は何もしない予定なのでなんとかお昼過ぎに終了。



そして翌日、午前7時に降ろす予定でお願いしていたが潮位が低すぎる。30分待って作業をスタート。
観光客らしき二人連れが進水作業を興味深そうに見ている。



僕のことも漁師のひとりと思っているのだろうか。それならそれで光栄なことだ。

進水も無事に済み、和歌浦漁港から加太に向けて出発。



塗りたての船は快調に加太を目指す。



この時が一番気持ちがいい。おまけに今日は気温が高くも低くもなくそれもここちい。

さて、今日はどんな釣りで挑もうかと考えていたら、港に来ていた菊新丸さんから真鯛が好調だという情報をもらった。ちょうどこれからは上り潮に入る。テッパンポイントが熱くなりそうだ。

加太に到着してみると、田倉崎の前とテッパンポイントの南に船団ができている。しかし今日も船が多い。やっぱり土日の釣りは嫌なものだ。



僕はテッパンポイントの南に入り釣りを開始。
釣り竿を持ちながら船縁に落とされた鳥の糞をブラシで擦っているといきなりアタリ。小さくてツバスと言えるかもしれないがハマチが上がってきた。釣れるときはこんなものだ。

その後もアタリは続く。魚探の反応もまずまずだ。なかなか鉤には乗らないのがくやしいが時折鉤に乗ってくれる。菊新丸さんは、魚は上ずっているということだったが、まったくその通りでほとんどの魚は上3本のうちのどれかに食いついてくる。ビニールは鈴鹿市のピンクがよかった。

同じ場所を行ったりしながらハマチと真鯛を釣り上げる。その間にイサキが釣れたのだが、これは大きい。推定40センチ近い。これはかなりの値打ちものだ。もう1匹来ないものかと思ったが残念ながらその後はハマチばかり。
毎回のことで、お昼までには戻りたいと思っているので午前10時半に終了。2時間ほどの釣果としてはまずますだろう。もっと早く出ていればまだまだ釣れていたと思うが、今日は小手調べ程度だからまあ、こんなものだろう。

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紀ノ川河口~加太沖釣行

2022年10月09日 | 2022釣り
場所:紀ノ川河口~加太沖釣行
条件:大潮 5:30満潮
潮流:6:06 上り1.9ノット最強 9:15転流
釣果:タチウオ1匹 真鯛1匹 ハマチ1匹 イサキ1匹

今週は三連休。日本は外国に比べて祝日が多いというが本当で、9月にも三連休が2回あり、今月もまた3連休だ。今までは祝日などはまったく無関係であったのだが、こんな歳になって実感している。しかし、まとまった休日などまったく無駄だ。同じ3日休むなら飛び石で休ませてほしい。それなら仕事場で体力を回復させて連続で釣りに行ける。

ということで、三連休なら初日と3日目に釣りに行けるかと思っていたが初日は北風が強いという予報が出ていた。それならばと昨日は小船の船底塗装をしていた。
大潮なので上架には条件が悪いが休日は無駄にしたくない。
満潮は午前4時47分なので、まあ、午前8時くらいに港に着けばちょうどよいだろうと思っていたら潮はすでにかなり引いてしまっている。急いでウインチをセットして引き上げにかかるが勾配がなだらかなところに当たってしまい後部が海底につかえてしまうトラブルを起こしてしまった。こんな時はジャッキの出番だ。



しかし、この機械は人間の発明したものの中では火薬と紙と羅針盤の次に位置づけられるほど役立つ機械ではないのだろうかと思うほど役に立つ。
一度船底を持ち上げてからコロをかまして水際まで引き上げ。今年の夏はかなり暑く、そのせいかフジツボがかなり付着していたものの、その後はいつものとおり順調に塗装を終了。



天気のほうも北風が吹いてたまに日が差したときは一気に暑くなるが比較的涼しくて楽であった。その分、期待していたほど体重は減らず、これはこれで残念なのである。



潮が満ちてくるのを待つため、一度家に帰って大きいほうの船のオイル交換の準備をして港に舞い戻る。



今回はエレメントの交換もするのだが、前回の失敗の教訓をもとに買ってあったレンチは絶大な威力を発揮した。



前回完全に壊れてしまったレンチは力が入らず、柄のところにパイプを差し込んでエレメントを緩めたりしていたのだが、今回はいとも簡単に取り外すことができた。
摩擦力だけで緩めることができるこの道具はジャッキの次の5番目に位置づけることができるほどの人類の発明品なのかもしれない。
そして、道具は良いものを持たなければならないというのを実感した瞬間であった。

エレメントの交換がすんなり終わったのでオイル交換は30分もかからずに終了。ちょうどその頃には小船の船体も半分くらい海水に浸かり進水が終了。


そして今日。
お昼頃には雨が降ってくるというのでそれまでは釣りができそうだ。
気温はかなり低くなり、素手でバイクのハンドルを握っているとちょっとしびれる感じがする。早くも手袋が必要になりそうだ。

まずは紀ノ川河口でタチウオ狙い。これも出遅れ、出港するころにはすでに東の空が明るくなってしまっていた。



仕掛けを流すも小さなタチウオ1匹だけ。アタリの数もこの魚を含めて2回だけであった。例年ならあと1週間は釣れるものだが今年は今日で終わらねばならなさそうだ。
アタリも期待できないのですぐに切り上げて加太に向かう。
加太での釣りは当然ながら潮の流れが重要なのだが釣りに行ける日が決まってしまっているので潮流を見るのもなにもない。潮がどうであろうと関係ない。
今日も朝はアジ釣りだとサビキ仕掛けでスタートしたが、その後に潮流表を開いてみるというのだから始末が悪い。それに加えて三連休のうち天気を見てみると今日が唯一釣りに出ることができる日であるからなのかかなりの数の船が出ている。



大体が周りの船の様子を見てポイントを決めているのでこれだけたくさんの船が分散しているとどこで釣れているのかというのがわからない。
適当なところで仕掛けを降ろしてみるがアタリはない。そんなときに潮流表を見てみると、ちょうど最強時刻を過ぎた頃だからこれはアジを狙うよりも真鯛を狙ったほうが良いのではないかと思い高仕掛けに変更したのだが、これがピッタリはまった。すぐにアタリがあり真鯛が上がってきた。これに調子づいて、それならテッパンポイントだろうと北上をしてみる。この作戦もピッタリはまりメジロクラスのハマチが上がってきた。3.5号のハリスでよく上がったと思うが、他の船とはまったく違う場所を流していたのでゆっくりとやり取りできたのがよかったようだ。
その後、魚探に大きな反応があったと思ったらアタリがあり、鬼アジかと思ったら上がってきたのはイサキだった。それもかなりの大きな型だ。
美味しい魚が釣れた。

そろそろ潮が止まる時間なのでこれで終わろうと、最後に鬼アジがいないかと四国沖ポイントに移動し仕掛けをサビキに変更。すぐにアタリはあったが小さなチャリコだ。その時間がちょうど午前9時、これで今日は終了。
港に戻り叔父さんの家に向かうべく水軒川の堤防を走っている頃にはポツポツと雨が降ってきた。ちょうど良いタイミングで引き上げてきたようだ。



釣行回数をもっと増やそうと思うと連日釣りに出なくては思うもののかなり疲労が溜まるのかと躊躇していたが、あちこち筋肉痛で辛いものがあるのも確かとはいえ、今回の船底塗料作業と翌日の釣りを連続でやったことでひとつの目途がついた。連続で大きいほうと小さいほうを乗り分けて釣りができそうだ。
外部環境の変化で自分の人生を左右されたくはない。もう少し抗ってみたいのである。

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紀ノ川河口~水軒沖釣行

2022年10月01日 | 2022釣り
場所:紀ノ川河口~水軒沖釣行
条件:中潮 3:13干潮 9:58満潮
釣果:タチウオ1匹 ヤナギ1匹 サゴシ1匹

土日しか休みがなくてもっと長い時間釣りをしたいものだがどうもそんな気にもならず、今日も朝一だけの釣りにしておこうと計画を立てた。もっとも、船は2隻とも船底をきれいにしなければまともに走れないというのも近場だけにする理由ではあるのだが・・。

10月に入り、朝はかなり寒くなってきた。シャツ1枚ではバイクで走ることができても船の上では寒さを感じる。今日からヤッケを来て出港。



日が昇ってくるとすぐに暑くなってくるのだが空は高く、ウロコ雲が秋を感じさせてくれる。



今日の予定はとりあえず保険でタチウオを狙い、禁断の仕掛けからルアーのキャスティングとリレーするというものだ。ルアーを投げてみようと考えたのは、渡船屋の釣果にメジロクラスのハマチが釣れていたのと、「わかやま〇しぇ」で今日の特売品のドレッシングを買うための時間調整のためである。



朝、港に到着すると、タチウオ名人のユウイッチャンさんがちょうど出港するところであった。この人がこの時間に釣りに出るということはきっとタチウオが釣れているのだろうと思い状況を聞いてみると、「あかな~・・」という悲しい答え。おじさん釣れなくても行くのかいな・・。
まあ、ここまで来て予定を変えられることもなく、タチウオがダメでも今日は三段重ねの戦術がある。後に行くほど釣れる確証はどんどん小さくなるのだが・・。

いつものとおり、港内から仕掛けを流し始めると、いきなりアタリが出た。ユウイッチャンさんの情報とは裏腹にいい感じじゃないかと思ったが、せっかくの1匹目を目の前でバラしてしまった。これでケチがついたか、ユウイッチャンさんの情報通りまったくアタリがなくなった。やっとアタリが出たのは辺りがあかるくなってからだ。それも小さい。
その後もアタリはなく、ここまで明るくなっては釣れないだろうと禁断の仕掛けに切り替え、キャスティングをしようと考えているポイントまで流してみることにする。
毎年、この頃、サゴシが釣れていたので期待をしていたが、そんなには甘くはなかった。

細いタチウオだけじゃ嫌だなと思いながらセリアで買ったメタルジグを投げ続けるがやっぱりアタリがない。100均のルアーを使っているからか、ルアーのサイズがマッチしていないのか、そもそも魚がいないのか、そんなことがさっぱりわからない。なんちゃってルアーマンの悲しさだ。

周囲には魚がまったくいないのではなく、ボラかもしれないが時おり水面に小さな輪を作っている。午前7時過ぎに「わかやま〇しぇ」に到着すればちょっと早いが今日の特売品にありつけるだろうと思い、そろそろ帰ろうかと思ったときに不意にアタリがあった。アタリというよりもいきなり竿先をひったくられたという感じだ。
ドラグはどんどん滑ってラインが出てゆく。これはきっとメジロクラスだろうと思うとリーダーを切られてしまうかもしれないので出てゆく糸を止められない。しかし、目の前はテトラ帯だ。あまり糸を出し続けることはできない。幸い、少し魚の勢いが止まりラインを巻き取ってゆく。魚は意外とおとなしくその後はなんとかこちらに近寄せることができた。船の舳先に移動し、左右に動き回る魚をいなし、ようやく姿を確認することができた。結構なサイズのヤナギだ。慎重に引き寄せ無事タモ入れに成功。体高もありかなり大きい。魚を取り込むまでは必死だったのだが、いざ釣り上げてみるとこれをどうやって持って帰るかが問題になってくる。
クーラーには入りそうもない・・。



しかし、それでなくても足の早い魚だ。無理や押し込んで家に持って帰るとU字型に曲がってしまっている。毎度のことだが、この魚をまっすぐに矯正すると必ず身割れをおこす。
残念だが仕方がない。菊新丸さんにそんな話をすると確かにその通りで、この魚はこんな状態になると商品価値がなくなってしまうそうだ。かえって曲がったまま捌くほうが良いそうであるが、そんな腕前はないので身割れ覚悟で矯正して捌きにかかるのだ。



かといって大きいクーラーボックスを買う余裕もなく持ち運びする手段もないのでたまに釣れる大物はこんな感じで扱うしかない。

アタリがあったら切り上げるわけにはいかない。再びキャストを繰り返すと小さなエソが掛かってきた。



少し魚が動き始めたのかもしれないと思ったら三度目のアタリがあった。今度はそれほど大きくはない(といっても軽く50センチは超えているのだが。)。しかし、叔父さんの家に持っていける分はできた。
そろそろお店にも行ける時間になったので午前7時に終了。

叔父さんの家に寄ると、落花生がそろそろ採れるでというので畑に入らせてもらうと今年は豊作だ。株を3ヶ所掘っただけでかなりの量を収穫することができた。



明日のトイレが心配だが止まらなくなる。



ヤナギは定番の炙りと「わかやま〇しぇ」でもらってきたユーリンチーのタレを使って鶏肉じゃないユーリンチーにしてもらった。これは結構いける。どんな魚にも合いそうだ。
これをタダでもらえるのだからこのお店は貧乏人の救世主なのである。




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加太沖釣行

2022年09月24日 | 2022釣り
場所:加太沖
条件:大潮 5:08満潮
潮流:5:53 上り1.4ノット最強 8:44転流
釣果:マアジ 8匹 クチ1匹

釣果記録の前に昨日の燻製作りから。
昨日の雨の日、予定通り仕込んでおいたタチウオを燻したのだが、その主役となる燻製箱が雨除けに作ったはずのカバーから雨水がしたたり落ちてもっと濡れてしまっていた。
箱の内側も少し濡れてしまったが素材の乾燥はすでにかなり進んでいるので延期するわけにはいかない。



上蓋は何度かの雨に当たってすでに歪みが出ているが、濡れている前蓋はボルトで止めているのでなんとか気密性を保っていそうなので燻す作業を強行した。
いつもの通り七輪で豆炭をいこして箱を乗せると箱の湿気が一気に出てきて素材が蒸し焼き状態になってしまった。
前回、煙があまり出なかったので改良した部分はきちんと機能してたくさんの煙が出てくれるのだが、最初の湿気のせいか、あまり色は付かなった。まあ、味のほうはいつもの通り、手前みそだがなかなかの出来だ。



次の雨に備えるためカバーの改造をしてこの日の作業をすべて終了


そして雨が上がった翌日、まだ台風15号は温帯低気圧に変わったとはいえ日本近海を移動している。しかし、夕べの家の付近の風はまったくの無風状態で、これなら船を出せるのではないかという感じであった。一応、釣りに行く準備をして、朝起きてみるとやっぱり風はない。これで決定。そのまま港に向かった。港に到着しても風はなく、渡船屋も普通に営業している。
さらに確信は高まり、急いで台風用のもやいを解いて出港。
港を出たすぐのところで定番の写真を撮ろうとすると、今まで見たことがない青い光線が見えた。



朝の光線というと、青い光は拡散してしまってオレンジ色だけが残るのだが、この部分的な青い光は一体なんなのだろう。ここだけ青い光が拡散しないというメカニズムは一体なんなのだろうか・・。

めったに見ない光を見たからだろうか、田倉崎を越えたあたりから風が強くなってきた。



やっぱり台風直後に出てきたのが悪かったか・・。これがチヌ釣りだと台風のあとは絶好のチャンスなのだが加太の釣りでは強い風はアダになる。そういえば、紀ノ川からの濁りもすごかった。これの影響もアダになりそうだ。



あまりにも風が強いので田倉崎から離れないようにして釣りを開始。



同じように思っている人たちなのだろうか、4、5隻の船が浮かんでいる。しかし、この船もすぐにどこかに行ってしまった。ほかに釣れる場所の情報をつかんでいる可能性があるとみて辺りを眺めると、ここから近い場所では菊新丸さんに教えてもらったところに小さな船団ができている。
ちょっと風と波が心配だがボウズで帰るわけにもいかないので思い切って移動を決めた。



そしてそれが当たりだった。仕掛けを降ろして間もなくアタリがあった。まずまずの型のマアジだ。
そしてすぐに次のアタリ。最初の悪い予感に反して今日はひょっとしてウホウホなのじゃないかと思ってみたが、そんなに甘くはない。その後はポツポツとしかアタリが来ない。魚の活性が低いのか、喰ってくるのは一番下の鉤でしかも誘いをかけるとアタリが来ない。魚は相当ひっそりとしているようだ。

なかなか風は治まらず潮流が緩くなってくると北風に押されて上り潮にも関わらず船は南に流れてゆく。
ほかの船は潮を追いかけ北上を始めたが僕はここまで。船足が遅くなり燃料も食いまくっている。これ以上遠くに行くのは経済的に問題だ。
夕食のおかずにするには十分なので午前8時に終了。

帰りの道中も紀ノ川からの雨水に押されて船速が落ち、加えて、塩分濃度が薄いのか、心なしか浮力も落ちて船の喫水が上がっているような気がする。



だから水の抵抗が増している。エンジンの回転数と速度を見比べてみると、3割近く速度が落ちている。
港に戻って燃料の残をちぇっくすると、ゲージはポリタン1本半分くらい減っている。今日の道程なら1本くらいのもののはずだ。
来月半ばには上架をお願いしているが、それまではちょっと遠征を控えたほうがよいのかもしれない・・。

今日の釣りの課題はもうひとつある。サビキの鉤の更新だ。今使っている鉤は、よく釣れるが錆びやすいのと大物が掛かるとすぐに曲がってしまう。曲がりに強くしかも錆にも強い鉤はないものかと釣具屋を物色し、大アジ用と書かれた鉤を買ってきた。テスト用に従来の鉤と新しい鉤を交互に取り付けた仕掛けを作ってみた。



結果はというと、明らかに従来の鉤のほうに軍配が上がった。新しい鉤は軸が太いのでサビキの動きが悪いのかもしれない。せっかく買ったが、また新しい鉤を探すか、錆びと曲がりやすさを我慢して従来の鉤を使い続けるか、もう少し実験を重ねて決めてみたいと思う。

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紀ノ川河口釣行

2022年09月17日 | 2022釣り
場所:紀ノ川河口
条件:小潮 4:21干潮 11:08満潮
釣果:タチウオ 14匹

先々週も台風が接近していたが、今日も台風14号が接近中だ。しかも今度は大きいようだ。かつ、九州に上陸して中国地方から近畿地方に抜ける予報だ。昨日からやきもきしながら進路情報を眺めている。夕べの予報では針路はかなり南下してきていたがこのブログを書いている段階では少し北に戻ってきた。だが、規模が大きいだけにやはり心配だ。



南海フェリーも今朝は入港して出港していったが、明日は早々と欠航が決まっているらしい。



本格的な影響が出始めるのは早くても今日の午後からのはずなので朝は行けるだろうと今日もタチウオ釣りにでかけた。毎回タチウオで食べ飽きそうだが、今日の目的は燻製の材料確保だ。10匹釣れれば燻製の材料になる。

台風の影響を心配してか、渡船屋は休業している。車が1台止まっていて、よく見るとタチウオ名人のユウイッチャンさんだ。おお、今日もきっと釣れるぞと思ったら、逆に、釣れてるか?と聞かれてしまった。話を聞いてみると、今年は全然行ってなくて今日が2回目だという。「8月の2週目くらいから釣れ始めてたで。」というと、「そうか~。全然知らんかったわ。」ということだっだ。
出港は午前4時45分。



少しずつ夜明けが遅くなってきた。ついでに船の足も遅くなってきた。今日は小船で出たのだがまったく滑走しなくなってしまっている。今年の夏は暑かったけれども、水温も高かったのかフジツボの成長も著しいようだ。

うねりが気になるので仕掛けは港内奥深いところから流し始めた。すでにうねりが出ていたら港内だけで釣ろうと思っていた。
雲も多く、明るくなるのが遅いからなのかアタリはまったくない。やっとアタリが出たのは青岸の灯台を越えたところだった。
台風が来ているからか、今日はタチウオを狙っている船は少ない。といってもやはり自由に仕掛けを流す余裕はない。土日はやっぱり嫌いだ。それが原因ではないだろうが、アタリは相変わらず少なく、一度に食いつく魚の数も少ない。型も小さいので、アタリがあったのかどうかわからない感じだ。特に、満ち潮の流れに乗っているときは経験のない人ではおそらく魚が掛かっているかどうかを判別できないだろうと思う。
辺りがすっかり明るくなってアタリがなくなったが、なんとか燻製にするだけの数は釣れたようだ。

海の様子を見がてら禁断の仕掛けを流すため新々波止の南側に出てみたが少しのうねりがあるくらいでまだ台風の気配は感じられない。

   

雑賀崎の漁船は大挙して避難してきているが、なんとか無事に過ぎ去ってもらいたいものだ。



港に戻り、僕も迎撃準備。



やることはいつもと変わらないが、スパンカーを縛る紐を増やし、隣の船とのロープもひとつ増やしておいた。デッキの上で飛ばされそうなものもスカッパーの中に入れておいた。
あとは神のみぞ知るというところだ。

家でも台風の迎撃準備。燻製箱は敷地の中の半外の場所に置いているのだが、父親が作った建付けの悪い作りなので風向きによっては雨が吹き込んでくる。合板で作っているのであまり雨が当たると剥がれてきそうなのでトタン板でカバーを作った。
港からの帰りに近所のホームセンターに寄って買ったのだが、もともと長さ90センチの物を買おうと思っていたら、180センチのものが処分価格で出ていたので思わず買ったのはいいけれども、バイクで運ぶにはどうも大きすぎる。どうしたものかと思っても持って帰らないわけにはいかないので、半分視界がない状態で家まで運ぶことになった。どうやって運んだかは文章では表しづらい。



魚をさばいて即席でカバーを作成。効果のほうはどうだろうか。効果がわからないくらいに雨風が大したことがなければいいのだがと願っている。

 
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紀ノ川河口~加太沖釣行

2022年09月11日 | 2022釣り
場所:紀ノ川河口~加太沖
条件:大潮 6:24満潮
潮流:4:06転流 7:03 上り1.5ノット最強 9:58転流
釣果:タチウオ11匹 ハマチ1匹 ツバス1匹 アジ1匹


昨日は中秋の名月だった。だから今朝の月も中秋の名月なのだ。ちょうど雲が切れていたので満月がきれいに見える。空は相当明るく、周りの星はまったく見えず、木星だけが月の上に見えている。



土日休日になって2週目の釣行。とにかくどこに行っても人が多くてうんざりする。ドラッグストアでもスーパーマーケットでもレジには行列ができていて、港の駐車場には渡船屋の客の車があふれ、紀ノ川河口にもタチウオを狙う船がひしめいている。



自由に仕掛けを流せないのは釣果に直接影響するのでこれは困ったものだ。休日数では前の会社に比べて10日ほど多いのだが、その有効性ははるかに比べ物にならない。釣行回数も減りそうだ。さすがに二日連続で釣りに行くというのはかなり体力的につらいものがある。まあ、この部分については今までがちょっと行き過ぎていた感もあるので少し調整局面に入ってもよいのだろうとも思う。しかし、総合的に考えるとやはり休日は平日に限る。
親会社に出向していた12、3年前、同じように土日祝休日の期間があったが、あの時は船も1隻でしかも買い換える前だったので行動範囲が限られていたからそれでちょうどよかった。今とはまったく環境が異なっていたのだ。

船の速度はかなり遅くなってきたが、今日は久しぶりに加太に行こうと思っている。まずは保険のつもりで紀ノ川河口でタチウオを釣ってから加太にマアジ中心狙いという計画を立てた。
先に書いたように、あの狭い海域におそらく20隻くらいの船が集まっていたのではないだろうか。思うところに仕掛けをながせない。船をUターンさせようにもその隙間がないのだ。しかし、今年は魚が多い。幸いなことにどこでもアタる。出足は悪かったがアタリ始めるとどんどんアタってくる。相当強い引きなのだが魚が大きいのではなく常に複数の魚が掛かってくるからだ。ということで今日も型が小さい。ちょっとましな型の魚だけを取り込んで10匹ほどになったので加太に向かう。本気で釣れば今日も20匹は軽く超えそうな勢いだった。


向かうポイントは燃料の消費のことを考えて四国ポイント周辺のみにしておこうと考えている。ここから少し離れたところには去年菊新丸に教えてもらったイサキも釣れるというポイントがあるのでそこに向かうことにした。



さっそくサビキ仕掛けを降ろすといきなりアタリが出た。それほど大きくはないがマアジだった。これは今日はもう、ウホウホなのじゃないかと思ったがそんなに甘くはない。その後はアタリがなく過ごしていると大きなアタリが出た。ドラグが滑って糸がどんどん出てゆく。これは間違いなくバラすパターンだ。使っている鉤は大きい魚が掛かるとことごとく曲がってきた鉤だ。もったいないので使い切るまで使おうと思っているので曲がっても仕方がないとあきらめている。おまけにハリスは3.5号、鉤が曲がらなくてもハリスが切れる恐れも十分ある。そういったリスクを感じながら50メートまで引き出された道糸を回収する。2本の鉤が掛かっていたのが幸いしたのか、うまく取り込むことができた。
サイズは60センチほどだろうか。まずまずの型だ。

再び沈黙の時が過ぎ、また大きなアタリ。今度も道糸がどんどん出てゆく。しかし、ほとんどリールを巻くことなく今度は幹糸から切れてしまった。残念。
けっこう大きな魚がいるようなので5号のサビキに変更。しかし、これがアダになったか、時合が過ぎたかまったくアタリがなくなった。

その頃になると暑さが増してきた。一昨日、一昨昨日はもう秋だなという感じの気温だったが、昨日からまた暑さが増してきた。立秋を過ぎても暑さが続くことを「秋暑」というらしいが、まったくその通りだ。汗が噴き出してきて目に染みる。これはたまらない。午前9時ごろまでは釣りをしようと思っていたが、午前8時を終了の基準時間に設定しなおした。

残り1時間足らずは高仕掛けに切り替え。このポイントは北に流されてゆくとテッパンポイントにたどり着く。そのまま流されてアタリがなければ則終了と思っていると、そんなときにかぎってアタリがある。上がってきたのはツバスだ。アタリがあればやめるわけにはいかない。もう少し続けることにする。
確かにアタリはあるが鉤には乗らない。ここらあたりが潮時と午前8時40分に終了。


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