鈍想愚感

何にでも興味を持つ一介の市井人。40年間をサラリーマンとして過ごしてきた経験を元に身の回りの出来事を勝手気ままに切る

夫婦そろってフーフー、卵恐い

2006-11-29 | Weblog
 健康を実感したばかりなのに下痢でダウンしてしまった。しかも夫婦そろって、昼間から枕を並べてフーフーとうなっているのだから、神様も皮肉なことをしてくれる。事の発端はハーベスト伊東への帰りに丁度、お昼時になったので、どこかでランチをとろう、ということで、2人で最近駅前にできたばかりのラーメン店に入った。一見カフェを思わせるモダンな作りの店内で、ふと見渡すと、隅に食券の自動販売機がある。お店の名前をつけたラーメンが1200円とちょっと高いかな、と思ったが、ものは試しと2枚購入した。出てきたラーメンにはチャーシュー、海苔、茹で卵と豪華絢爛で、味も良かった。ただ、卵が温泉卵のような半熟卵で一瞬いやな感じがした。
 で、翌朝、まずかみさんが下痢と嘔吐でダウンした。いろいろあって疲れたのだろう、と思って、その日は会社に出たら、昼過ぎからお腹がムカムカしだした。帰って、簡単な食事をして、寝ると夜中から強烈な下痢が始まった。1時間に1回は下痢で起こされ、寝てても寝た気がしない。熱を計ると37度4分と微熱で、タオルで頭を冷やす。当然、会社は休む旨、メールを入れる。少しは回復したかみさんも横でお休み、夫婦そろってのダウンなんて初めてのことだ。
 となると、あのラーメン店の卵があやしい。医学書を引くと、鶏のサルモネラ菌
が卵に混入していたのだろうか。卵のしては黒ずんでいて、日にちが経っているような感じがした。口の中へ入れてから、おかしいと思ってももう手遅れである。お客の回転のいい店を選んで行くしかないのかもしれない。
 まんじゅう恐いならぬ卵恐いである。かみさんが食中毒になるのは初めてのことである。それにしても1日早く反応が出る、というのはそれだけ胃腸の吸収がいい、ということである。鈍想愚感子はこの1月にも新橋演舞場の幕間に食べた弁当であたって、食中毒になっており、軽いものならしょっちゅう起こしている。
 夕方になって、会社から携帯に電話が入ってきた。聞けば、連絡を入れた秘書の女性も具合いが悪くて休んでいて、メールを入れたもののその内容が全く伝わっていなかったのだ。それでも仕事に全く支障がなかったみたいなのは幸いであったが、そんなこともある。
 ハーベストへ行った帰りにトラブルになるのは4年くらい前にハーベスト明神平へ行った帰りに脱水症で高熱を発して以来のことで、温泉に行くと抵抗力がなくなるようなことでもあるのかもしれない。ご用心、ご用心である。
コメント
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