鈍想愚感

何にでも興味を持つ一介の市井人。40年間をサラリーマンとして過ごしてきた経験を元に身の回りの出来事を勝手気ままに切る

川崎の新しい魅力「ラゾーナ川崎」

2006-11-05 | Weblog
 9月末にオープンしたJR川崎駅に隣接する「ラゾーナ川崎」へ行った。駅の改札を出ると大勢の人が左へ折れて、そのまま「ラゾーナ川崎」へ流れていく、2階がつながっていて、イベント広場へ出る。その周りには円形状のコロセウムを思わせる形でショッピングセンターが開け、正面奥には吹き抜け型のショッピングモールがある。東芝川崎工場の跡地を再開発したもので、いままでの川崎のイメージを一新する一大商業施設の登場で、従来の川崎市の表玄関であった地下街、丸井などから確実に商圏を奪い取ることだろう。
 2階のとっつきにはいま流行りの「バナナ・リパブリック」と「ユナイテッド・アローズ」が並んであり、正面には「ソニープラザ」と「ZARA」があり、ファッション好みには次から次へと品定めをすることになる。キーテナントとしては全国的にテェーン展開している大型百貨店、スーパーは入居せず、さしづめビッグカメラがその役を担った格好。それを補足するかのようにユニクロ、GAP、ロフトが比較的大きなスペースで入居している。
 パンフレットによると、全体のコンセプトは旅と食と音楽にあるようだが、赤ちゃん本舗やナムコヒーローズに大きなスペースを割いていることから子供向けの商品、エンターテインメントに重きを置いているように見える。最上階には109シンマズ川崎とコナミスポーツクラブ川崎を配し、余暇を楽しむ設計、となっている。
 3大重点の食には東西の有名レスタランをテンントに招いたほか、1階には百貨店顔負けのフードコーナーを完備し、いずれのレストランもランチタイムには行列をなす盛況ぶりだった。どこも満員だったので、「WIRED CAFE」との名の米国式レスタランに入ったが、サンプルとはややイメージの異なる内容で、観光地の御祝儀とあいなった。
 奥入瀬のホテルで買ったペルーの民芸品を飾る額とフィリピン産の貝殻をあしらったチッシュカバーとゴミ箱、それにユニクロでかみさんのウェアを2枚買って、帰途についた。
 「ラゾーナ」とはスペイン語で人々、地域のつながりを意味すとかで、年間1800万人の動員をめざしたい、とのことだが、ららぽ-と豊洲に負けず劣らずのショッピング施設とみた。地元だけに応援したい。
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