鈍想愚感

何にでも興味を持つ一介の市井人。40年間をサラリーマンとして過ごしてきた経験を元に身の回りの出来事を勝手気ままに切る

みなさんのお宅で使用している家電製品のほとんどで端子ジャックの接触不良が起きていると思われる。そんな場合の対策がこれです。

2024-08-08 | Weblog

 ことしの父の日に息子からミライスピーカーミニをプレゼントされ、接続してみたが、一向に音が出なくてどうしたものか、と思い悩みながらしばらくほっといたが、そうもいかないので、取扱説明書をよく見ると、問い合わせ先が書いたあった。それに電話すると、女性の担当者が出てきた。まずテレビの背面にあるイヤホンの穴にスピーカーに接続した端子のジャックを差し込むところを、我が家のテレにはイヤホンなるものがなくヘッドホンと書いてあるので、「それでいいか」と聞くと、「いい」ということだった。

 それで「全く音がしない」と尋ねると、「お宅のパソコンを外してテレビの代わりにつないで下さい」ということだったので、その通りにやってみたら、なんとミライスピーカーから音が出てきた。その旨を伝えると、「テレビの背面のヘッドホンの差込口に埃などが溜まっていて、接触が悪いと思われる。アマゾンネットなどで端子クリーナーなるものを販売しているので、それを購入して、テレビのヘッドフォンの差込口を清掃してみて下さい。それでも駄目なら、もう一度お電話下さい」ということだった。

 我が家のテレビは購入してもう14年経つもので、これまでヘッドフォンの差込口にジャックなど差し込んだことは1回もないので、この間相当に埃が溜まっているのは間違いないところだ。端子クリーナーと称するものを購入してもいいが、要はその中を掃除すればいい、ということだ、と思い当たり、裁縫箱の中にある太目の針を取り出し、先端に細い糸を巻き付け、ヘッドフォンの差込口に入れ、数回こねくり回す作業を繰り返した。糸を巻き付けたのは差込口に残ってしまっては元も子もなくなってしまいかねないからで、なにかにひっ掛かっても糸が取り出せるようにと思ってのことだった。

 そうした簡易な差込口の掃除を終えて、ミライスピーカーの端子のジャックを挿入し、スイッチをいれたところ、ミライスピーカから音が出てきた。テレビの音より滑らかな音が出て、これなら遠くにいても聞き取りやすい感じがした。ということで、息子のプレゼントに改めて感謝した次第である。

 「端子クリーナー」なるものがある、と聞いたのは初めてのことだが、考えてみれば、家電製品のほとんどはこうしたなんらかのジャックの差込口があり、多くが埃が溜まって接触が悪くなってしまい、十分に機能しなくなっているケースが多いことだろう。アマゾンなどネットで端子クリーナーなるものを検索すると、相当に売れているようだが、すぐに購入する前に鈍想愚感子が試みたように針の糸を巻いてクリーナーとすることも対策のひとつだ、と思われる。ぜひ一度、やってみることをお薦めします。

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